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晴耕雨読のブログ一覧

2015年09月30日 イイね!

Septemberが終わろうとしている... 読書の秋。

Septemberが終わろうとしている... 読書の秋。
Septemberが終わろうとしている… 


9月は記憶に残る出来事があったりした。
明日からOctoberが始まる…




2時間の「駆けぬける歓び」…
 このところ横浜に行ったりしていたので、ドライブをすることが出来なかった。それもやっと一段落したので、運転したいという欲求を満たす為に好きなドライブコースを駆けぬけて来た。

 大きな川や海を見るのは気持ちが良い… そして、そこから「フォース」をもらい、アグレッシブな姿勢を持ち続けたい…

遠賀川




幾度となく来た北九州空港から見える海







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読書の秋...


「ローマで語る」塩野七生、アントニオ・シモーネ著 
    集英社文庫


 イタリア在住の作家「塩野七生」さんとそのご子息との対話集。話題は専ら「映画」で、映画好きな方にはたいへん興味深く読めるかと思う。筆者も2 時間ほどで読み終え、この本を通して映画の世界を暫し堪能した。
 因みに、塩野七生さんは、「ローマ人の物語」、「十字軍物語」のような大作を書かれた好きな作家のひとり。

簡単な紹介…(本帯より)
 歴史と文化に造詣の深い塩野七生とその息子アントニオ・シモーネが、世界中の映画を語り尽くす!戦争下における人間の尊厳を描く『戦火のかなた』、作家の毒と狂気に満ちた『カポーティ』、知力を駆使して悪を欺く『スティング』など、芸術作品から娯楽映画まで、世代とジャンルを超えて心に刺さる名作60作品以上を徹底分析。“最初で最後の共演”と明言する、稀世の親子対話集。

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「小林秀雄」さんの世界… それは思考、思索の拠りどころ。

 新潮社から出版されている「小林秀雄全作品」(全14巻、別巻Ⅰ Ⅱ)がある。小林秀雄さんが書かれたものが年代順に収まっている。1922年から1981年までに書かれたものでこの作品集はたいへん貴重なものだと思う。

 以前ブログで「小林秀雄 学生との対話」と言う本を紹介したが、筆者の小林秀雄さんとの対話は、小林秀雄さんの本を読むこと。
 これまでのところ、第10巻までは読み終えたが、現在は第11巻を読んでいるが、中々進まないのである。何故か…
このところは小説が面白すぎて、小林秀雄作品まで精力が回っていかないのが正直なところ。小林秀雄さんの本は夕食後就寝までの間に読む日課としてやっているが、最近では(色々な理由が考えられるが)、夕食後入浴をすると睡魔に勝てなくなってしまったことが原因。が、しかしである。「小林秀雄全作品」は読破しようと思っている。

 それでは何故「小林秀雄」なのかと問われれば、それはかなりの難問だが、敢えて言うとすると、筆者の『思索及び思考の拠りどころ』という以外に答えが見つからない… (答えが格好良すぎるかもしれないが… )。

 小林秀雄さんがその生涯をかけて書かれた著作は、その範囲も多岐にわたっていて、読めば読むほど「小林秀雄」さんの文学、文化、歴史等に関する造詣及び思索の深さ、教養溢れる文章が、筆者の「思索・思考」の奥深くに染み入るかのような刺激を与えてくれる。小林秀雄さんは既に故人になられているので、小林秀雄さんとの対話は、その著作を読むことによってすることが出来ると思っている。
 これは理屈ではない世界に入っている話かもしれない。
Posted at 2015/09/30 09:19:13 | トラックバック(0) | 本、映画 | 日記
2015年09月28日 イイね!

再び横浜へ... ひとりごと。

再び横浜へ... ひとりごと。

再び横浜へ… 

 再び横浜へ… 前回は家族と共にクルマでの往復となったが、今回は一人新幹線で。

 新幹線での4時間30分前後の時間は使い勝手のある時間。今回は「Kindle」ではなく「文庫本」を持っていった。お気に入りのブックカバーに本を包み込む。考えただけで胸がわくわくする。筆者だけの至福の時間の始まりだ。


 行きの新幹線では、ある本の上巻を読み終えた。この本を選択して良かった思う爽やかな気持ちに心が和んだ。車中で駅弁を食べるのも新幹線の楽しみの一つだ。


「新横浜駅」で下車したが、この駅には思い出がある。東京 ⇄ 新大阪間の新幹線が開通し、当時ここには何一つなかった場所に新幹線が止まる「新横浜駅」ができた。周辺は畑と緑しかない中、ぽつんと新横浜駅だけがある。少年だった筆者は、3 ~ 4人の友達と連れだって自転車に乗ってここまできたことを覚えている(かなりの距離あるが)。まるで映画『スタンド・バイミー』のシーンを彷彿とする感じだ。


昭和40年の新横浜駅とその周辺(写真はインターネットより)

 

 それが今ではたくさんの人が賑わう「新横浜駅」。その光景が眩しい… 横浜から遠く離れた地方都市に住んで分かる感触だ。すっかり地方の感覚が染みついたことに満足する一方、日に日に遠くにいってしまう記憶に少し感傷的になってしまう気持ちがある…

現在の新横浜駅周辺の風景… 







 大切な用事を無事終え、帰りは横浜でしか買えない「崎陽軒のシウマイ弁当」を買い込んで乗車。好きなシウマイ弁当を「食べてなくなってしまうのが惜しい」かのように食べ始めた。ちょうど車窓には「富士山」が見えていた… 


 お腹を満たした後は、読みかけの本の下巻を読み始めた… 面白い内容…

あっという間に降車駅に近づき、そっと本の最終ページを閉じた。仄かな感動を感じながら、迎えに来てくれたMercedes-Benz C200に乗った。

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読み終えた本とは…

「桜田門外ノ変 上下」吉村 昭著 新潮文庫

 拙稿ブログを読んで頂いている方ならばもうお分かりのように、この作家の作品をすべて読もうと思っており、その途中にある。吉村昭氏は、戦争という歴史的事実を、当時の関係者との直接のインタビュー、膨大な資料等を綿密に検討、検証と経て「記録」するという新しいジャンルを打ち立てた作家である。所謂「記録文学小説」という世界だ。他方、吉村昭氏は「歴史時代小説」の分野でも多くの著作を発表されている。読んでみると、その歴史的事象が出来るだけ分かり易く、しかも丁寧に描かれている。

 この作品のテーマはどなたでもご存じの題材であるが、筆者はこの小説を読み終えて初めて「桜田門外ノ変」の歴史的意味を理解したように思える。当然ながら、この時代に生きた様々な人々が登場し、この小説を通じて、筆者の中でその歴史的事実が一つになっていくような思いを抱いた。


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ひとりごと…

 新幹線車内の通路を2歳ぐらいのお嬢ちゃんが父親と手をつなぎながら、「えぃ... えぃ…」と可愛い声を発しながら歩いていた。「子供は可愛いな… 娘もあんな感じだったかな… 」と思いながらその光景を眺めていた。

 最近「悲報」に接する機会が多いような気がする。病気、事故その他の理由で旅立たれた方々には、いつもご冥福をお祈りしているのだが…


下記写真は「人生」という途轍もない大きさを示している象徴に見えてしまう… 
(写真は久住高原)





 こうしている間にも、新しい命が生まれている… 他方、尊い命が天に召されている…

これこそ「輪廻」ということなのだろうか。こういうことを考える機会が増えたことは、年齢を重ねたせいなのだろうか分からない。

 ただ言えることは「人生は一度であり、有限」という言葉に拘りを持っている自分自身がそこにいる… 

Posted at 2015/09/28 01:01:58 | トラックバック(0) | 思い出 | 日記
2015年09月25日 イイね!

童謡詩人「金子みすゞ」さんのこと… 角島… お薦めの一冊

童謡詩人「金子みすゞ」さんのこと… 角島… お薦めの一冊
童謡詩人「金子みすゞ」さんのこと… 

 童謡詩人「金子みすゞ」さんのことは漠然とは知ってはいたが、調べてみると、その生き方と金子みすゞさんが書かれた「詩」に深く興味を持つようになった。

 「金子みすゞ記念館」は山口県長門市仙崎にある。館内には既に10人程の方々が来ており、順路に従って説明をじっくり読みながら進んで行った。「金子みすゞ」さんの生き方が詳しく書かれていて、終わりに近づくにつれ、目頭が次第に熱くなっていった。その生き方が悲しい結末を迎えることに…
また、「金子みすゞ」さんの『詩』が素朴な言葉の中にある「優しさ」が感動的で心を揺さぶる…



「金子みすゞ」さんとは…

金子みすゞ(本名金子テル)は、明治36年大津郡仙崎村(現在の長門市仙崎)に生まれました。成績は優秀、おとなしく、読書が好きでだれにでも優しい人であったといいます。
 そんな彼女が童謡を書き始めたのは、20歳の頃からでした。4つの雑誌に投稿した作品が、そのすべてに掲載されるという鮮烈なデビューを飾ったみすゞは、『童話』の選者であった西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されるなど、めざましい活躍をみせていきました。
 ところが、その生涯は決して明るいものではありませんでした。23歳で結婚したものの、文学に理解のない夫から詩作を禁じられてしまい、さらには病気、離婚と苦しみが続きました。ついには、前夫から最愛の娘を奪われないために自死の道を選び、26歳という若さでこの世を去ってしまいます。(金子みすゞ記念館公式HPより抜粋))

「金子みすゞ童謡集」の中から好きな詩を一つ…


みんなをすきに

わたしはすきになりたいな、
何でもかんでもみいんな。

ねぎも、トマトも、おさかなも、
のこらずすきになりたいな。

うちのおかずは、みいんな、
かあさまがおつくりなったもの。

わたしはすきになりたいな、
だれでもかれでもみいんな。

お医者さんでも、からすでも、
のこらずすきになりたいな。

世界のものはみィんな、
神さまがおつくりなったもの。


 売店で「金子みすゞ童謡集」を購入し、帰宅後「金子みすゞ」記念館訪問の余韻に浸りながら、一人書斎で童謡集を時間を掛けながら味わった…

 尚、拙稿ブログ「私の『駆けぬける歓び』は… 」(2014年12月18日付)の中でほんの一部だけ「金子みすゞ」さんのことに触れてはいるが、筆者の思いをきちんとしたいが為に、再度アップしたもの。「金子みすゞ記念館」への訪問は2014年11月頃だったと記憶している。




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角島...

 「金子みすゞ記念館」をあとにして、山口県の緑多い山並みと青い海を見ながらドライブすると、ここ「角島」に行き着く...
  多くの人々が訪れる「絵になる景色」... 幾度となく訪れたスポット... どのアングルから撮ってもその美しさに魅了されてしまう。




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お薦めの一冊


「親鸞 上下」五木寛之著 講談社文庫
「親鸞 激動編上下」五木寛之著 講談社文庫
「親鸞 完結編上下」五木寛之著 講談社

 この作品はお読みになった方も多いと思います。筆者の言葉で言えば『素晴らしい作品で、心の深奥からくる爽やかな感動』をもたらしてくれた文学作品と言える。絶賛したい。

 筆者の中での作家の五木寛之さんと言えば、「1966年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞」で止まっていたが、この「親鸞」と言う作品に出会って、五木寛之という作家に何十年ぶりかの劇的な再会となった。しかも、「感動」という文学的刺激を伴って…
 「親鸞」を読み始めると、もう止められない…

「馬糞の辻で行われる競べ牛を見に行った幼き日の親鸞。怪牛に突き殺されそうになった彼は、浄寛と名乗る河原の聖に助けられる。それ以後、彼はツブテの弥七や法螺房弁才などの河原者たちの暮らしに惹かれていく。「わたしには『放埒の血』が流れているのか?」その畏れを秘めながら、少年は比叡山へ向かう」(「親鸞 上」の帯より引用)

 読み始めると一気に「親鸞 激動編」までいってしまう。そのくらいその内容にぐいぐい引き込まれていく面白さだ。完結編は出版まで少しの期間を待って、最終章へと入っていった。
 読み終えて、暫し天を見上げ、歴史の中でその人生を全うした「親鸞」と言う人物を思考した…  

 この本の価値は、一つの宗教という次元ではなく、人間「親鸞」の生き方に深く感動することだと思う。久し振りにこの上のない「感動」を貰った作品だった… これが筆者の率直な感想である。

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Special thanks to everyone...

 我が家のセダンの『Mercedes-Benz C200 AV AMG Line』に、『200』を超える「イイネ」を頂き有難うございます。どちらかというと、BMW X3に比べて、ブログ上その露出が少ないMB C200にこのような「温かい声」を掛けて頂き感謝します。

Posted at 2015/09/25 08:04:27 | トラックバック(0) | 文学 | 日記
2015年09月23日 イイね!

シルバーウィークが終わって… 映画、恋人の聖地、そして、本…

シルバーウィークが終わって… 映画、恋人の聖地、そして、本…

 シルバーウイークの連休で外出する方も多かったと思いますが、筆者は遠出も敢えてしないで、専らゆっくりとした空間で「読書」をしたりや懐かしい映画を観たり、近場のドライブ等をして過ごした。

思い出の映画...

 そんな中、衛生放送で録画してあった思い出の映画を久し振りに観た。その映画は「海の若大将」(加山雄三主演)。この映画はストーリーと言うよりは寧ろ、歌、スポーツ、音楽、恋のような「青春の象徴」だった映画と言える。この映画の思い出として印象が強いのは…

 
 映画の冒頭とエンディングでかかる曲「海の若大将」の主題歌がとても良い。特に、冒頭の場面では、大海原に浮かぶ光進丸の上でギターを弾きながら 加山雄三が歌うこのメロディが雄大で気持ちが良い…

「海の若大将」

おーい雲よ どこへゆく

若大将はここにいる

潮風に揺れる 青い波間で

生きる喜び 飲みほそう

日に焼けろ 裸で焼けろ

若大将は海にいる


おーい風よ どこへゆく

若大将はここにいる

稲妻が走る 空の彼方へ

若い望みを つらぬこう

日に焼けろ 真っ赤に焼けろ

若大将は海にいる


歌:加山雄三 詞:岩谷時子

 それとこの映画の主題曲「恋は紅いバラ」が全編に流れ、輝く青春を演出している。

 共演者の中に注目すべき女優がいる...

 藤山陽子さんだ。少ししかその姿を見ることは出来ないが、筆者は当時から美しいと思っていた。深窓の令嬢という感じが好きだった。 

 藤山陽子さんは1960年代に活躍した東宝の女優である。20歳から26歳までのわずか6年、まれにみる美貌の女優として活躍し、彗星のごとく現れ、消えたのである。そう、結婚を機に引退をしたのである。


 今は亡きワイルド・ワンズのリーダーだった「加瀬邦彦」さんもエレキバンドの一員として出演している。(このシーンが残っている、少しボケてはいるが貴重な写真)

 この映画の『1時間30分』という時間は、瞬く間に過ぎ去った「若さ一色のあの頃」に引き戻してくれたようだった。


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恋人の聖地...


 日常良くするドライブコースは、10コース程ある。その中には「海」が見えるコースがある。その中の一つがここだ。いつもは車窓から「海」を見るだけで通り過ぎるが、この日は駐車場に止め、海が眼前に見える場所へと歩き進めて行った。時間的に夕日が見える頃合いだったので、夕日に暮れる海が美しかった。

 その一角に「恋人の聖地」がある。ちょうど筆者が行ったときのは、人影もなくひっそり佇んでいた。この道を通るとカップルが良く散策している姿を見かけたが、
理由がやっと分かった。筆者はこの「恋人の聖地」を遠い水平線の彼方にその記憶を投げ出していたようだ。



夏井ヶ浜はまゆう公園にある「恋人の聖地」(福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿)


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シルバーウィークは、新たな『本』との出逢いがあった…


 筆者の読書方法は、10冊(単行本5冊、文庫本5冊)を事前に選び、単行本から文庫本へと読んでいく。従って、シルバーウィークだからといって、特別この本を読もうとしたわけではない。このシルバーウィーク期間中に4冊読了したが、最後の本だけは注文してあった最新刊が来たので急遽順番を繰り上げて読んだ。読み終えた順に紹介していく。


「愛の領分」藤田宜永著 文春文庫


 先日のブログでも紹介したが、この作家の小説は筆者の過ごした時代背景と重なることが多く、安心して読める「大人の恋愛」物語。この作品もじっくり味わえた情緒あふれる大人の恋愛ストーリー。藤田宜永さんはこの作品で直木賞を受賞。


「吉田松蔭の恋」古川 薫著 文春文庫


 吉田松陰及び松下村塾等の著作も多い直木賞作家の古川さんの作品。5編からなる作品集。表題の「吉田松蔭の恋」もたいへん興味深く良かったが、他の4作品も歴史に興味がある方なら十分満足を得られる素晴らしい作品揃い。


「完全版 下山事件 最後の証言」柴田哲孝著 祥伝社文庫


 拙稿ブログ(9/17付)でもこの著者の作品「(小説版)下山事件 暗殺者たちの夏」を紹介したが、これはそれより前に書かれたノンフィクション版。この作品で日本推理作家協会賞と日本冒険小説協会賞のダブル受賞している。極めて詳細に当時の数少ない関係者とのインタビューや多くの資料を基に書かれている。この事件に興味のある方なら引き込まれていく内容と言える。当時活躍された政財界の方々が実名で登場している。「下山事件」の真相に肉薄している。真相を追究しようとする著者の迫力に圧倒され、行き着く結論も筆者にとっては驚きのものだった。ただ、それが真相であったかは今となっては謎の中に包まれている。内容が緻密に丁寧に書かれた最高のノンフィクションと言えると思う。


「影の中の影」月村了衛著 新潮社


 出版されたばかりの最新刊。この作家との出逢い(読書の中でのこと)は「機龍警察」シリーズを読み、その面白さに引き込まれたのが最初であった。それ以降は「土漠の花」、「槐(エンジュ)」のその圧倒的面白さに酔っていたところ、この作品が出版された。読むのが待ち遠しいというのは、こういう小説のことを言うのであろうか。3時間程で一気に読んでしまった、それ程エンターテインメント性が強烈なんだと思う。この作品のストーリーは敢えて言わないでおこう。読んでみてその価値を分かって頂きたい。お薦めの一冊である。

Posted at 2015/09/23 17:52:14 | トラックバック(0) | 本、映画 | 日記
2015年09月21日 イイね!

海を見たくて... BMW X3... お薦めの一冊

海を見たくて... BMW X3... お薦めの一冊

海を見たくて... 

海を見に行った…  

遙か遠い水平線の彼方に、希望が見える…

どこまでも続く澄み切った空の先に、夢が見える…

寄せては消える波に、人生が見える…

輝く未来(あした)は、すぐそこにある…


written by Seikoh-Udoku



写真は、妙見埼灯台と遠見ヶ鼻(福岡県北九州市若松区有毛)






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BMW X3 M Sportは目下のところ絶好調...


 「近場から遠出まで」その走りは十分期待に応えてくれている。例えば、大手の量販店の駐車場の出口は段差が大きく、これまでのセダンではフロント・バンバーの下を擦って仕舞うので避けてきたが、X3では勿論大丈夫。また、高速はと言えば(交通ルールを遵守しながらも)、これもストレスを感じることなくスピード感を味わえる(既に福岡 ⇄ 横浜間ドライブで実証経験済み)。寧ろ、これまでのセダンの時よりもスピードを抑制するので交通安全上良いのかもしれないが。


 さらに、これは筆者の自己満足だが、このホィールが気に入っている。洗車をして綺麗にするのが「密かな歓び」となっている。


19インチMライト・アロイ・ホィール・ダブルスポークスタイリング622M


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お薦めの一冊


 筆者は、そのブログ「土方歳三の世界… その思いは永遠(とわ)に… 」(8月18日付)でも書いたように「新選組 土方歳三」という人物及びその生き方に興味を持っている。これまでも多くの書籍を読んできたが、これからも読んでいこうと思う。そこで、印象に残った作品を随時紹介しようと思う。


「黒龍の柩 上下」北方謙三著 幻冬舎文庫

 北方さんが「新選組の土方歳三」を書いているとは知らなかった。この作品を教えてくれたのは、同じく歴史小説がお好きな方であった。
 多くの作家が描く「新選組副長の土方歳三」の作品には、並々ならぬ関心を持っている。


 北方謙三さんの作品は好きで歴史小説以外のジャンルのものはこれまで結構読んでいるので、北方版「新選組副長の土方歳三」は楽しみにしていた。上下2冊の本でボリュームがあるが、読み始めると流石に面白い。そのストーリー展開は、歴史に忠実でありながらも「北方謙三の世界」全開という感じで読み応えがあり一気に終盤に行き着く。
 「土方歳三」の描き方が、「未来(あした)」と言う言葉がキーワードのように感じたのは筆者だけであろうか。筆者のこの感覚はこの本を最後まで読み通すと分かって頂くと思う。

物語の簡単な紹介… (本帯より)

時は、幕末。時勢は否応なく男たちを呑み込んで行く。土方歳三も、人を斬りながら新選組の活路を探し続けた。親友・山南敬助の捨て身の切腹、同志・近藤勇との別れの予感。やがて土方は、坂本龍馬が暗殺の直前に語った計画に、新選組の未来と己の夢を賭ける。命を燃やしながら奔った男たちの青春群像。見果てぬ夢を謳いあげた北方版「新選組」。

Posted at 2015/09/21 04:00:45 | トラックバック(0) | 徒然なるままに... | クルマ

プロフィール

晴耕雨読と申します。 趣味を楽しみながら、日々暮らしております。 ブログは自動車に限らず、様々なことに関して書いてありますので、ご興味のある方はご覧頂け...
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