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晴耕雨読のブログ一覧

2017年06月29日 イイね!

久し振りの空港... 読書は愉しく...

久し振りの空港... 読書は愉しく...

久し振りの空港…

ここへは1ヶ月ぶりであろうか…  

ここにへ来ると気持ちが落ち着く。自宅から往復100㎞ほどのドライブとなるが、適度な開放感と気分転換をもたらしてくれる。安心感なのだろうか…  帰宅後の動きが僅かながら俊敏になるように思える。




☆ ☆ ☆















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読書は愉しく…

本格的なミステリー…

「M8の殺意」長井 彬著 講談社文庫


 この文庫版の初版は1990年だが、今この時代(2017 年)に読んでも全く違和感のない内容。M8という題が付けられているように「大地震」がテーマだと思い読み進めてゆくと、思わぬ殺人事件へと発展してゆく。この小説も一気に読み切った。本格的なミステリーで、筆者は「唸ってしまった」、しかも面白い!

内容は…(本帯より)

 マグニチュード8級の東海大地震が起きる! 新聞の特報記事で関東はパニックに陥った。この報道に批判的立場をとる、地震予知会議の木村教授は、脅迫状を受けとったり、さらに新幹線で隣席の客が毒死するという怪事件に遭遇する。いったい、背後にどんな真相が秘められているのか? リアルな材料で緊迫感横溢の野心作。 




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



児玉源太郎への思い…


「明治陸軍の巨星  児玉源太郎」三戸岡道夫著 学研M文庫


 児玉源太郎に関する本はすべて読もうと思っている。これまでも同氏についての本を何冊か紹介してきているが、この人物の組織の中での行動力 / リーダシップ、考え方等に高い関心を持っているからだ。この本も児玉源太郎の数々のエピソードが書かれており、改めてその人物の大きさを感じざるを得なかった。特に、リーダーシップの取り方については、シニア・マネジメントにある方には大いに参考になるかと思うし、また筆者の中ではリーダーは「かく在りたい」という思いも持っている。


 本書では、大山巌と児玉源太郎との絶妙な人間関係※に触れる場面が多く登場するが、筆者には現代版「マネジメント」を考える上で大いに参考になるに違いないと思っている。

※筆者註:例えば、大山陸軍大臣と児玉陸軍次官、大山満州軍総司令部司令官と児玉総参謀長。


内容は…(本帯より)

 児玉源太郎―長州藩の支藩・徳山藩の貧しい藩士の家に生まれながら、後年、明治陸軍の巨星としてその名を轟かせた人物である。明治初頭の戊辰戦争、佐賀の乱、神風連の乱、西南戦争を経て、その軍人としての才能を認められ、陸軍近代化にも貢献した。日露戦争の満州軍総参謀長として手腕を発揮、日本を勝利に導いた陸軍きっての名戦略家の激動に満ちた生涯を描く。


written by Seikoh-Udoku


Posted at 2017/06/29 06:23:30 | トラックバック(0) | ドライブ、本、読書 | 趣味
2017年06月26日 イイね!

深緑が美しい... 読書は愉しく... ひとりごと...

深緑が美しい... 読書は愉しく... ひとりごと...


深緑が美しい…

 目指すところへ行く途中で美しい光景に出会った。静寂の下、深緑の中にあるダムとその湖面が日差しを受けていた。
 なんと美しいのだろうか…と大気を大きく吸いながらその場に立っていた。PENTAXのファインダーから見える光景にシャッター音だけが響いていた…

☆ ☆ ☆


Please have a look at the photos taken through the lens of PENTAX K-70.


















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読書は愉しく…


今日は二つのジャンルから本を紹介しようと思います。



☆ ☆ ☆


小説…

一気読みの面白さ…

最新刊「宿命と真実の炎」貫井徳郎著 幻冬舎



 久し振りに貫井さんの新刊を読んだ。いつもながらの一気読みで読了。犯罪を追求してゆく刑事が主役だが、その筋立てが良く、最後まで気が抜けず読み切ったと言うのが率直なところだろうか…  十分楽しめた。この作品は、同著者「後悔と真実の色」の続編だが、この本単独でも十分楽しめると思う。


内容は… (本帯より)

 幼い日に、警察沙汰で離れ離れになった誠也とレイ。大人になって再会したふたりは、警察への復讐を誓い、その計画を着実に遂行する。一方、事故か他殺か判然としない警察官の連続死に、捜査本部は緊迫する。事件を追う所轄刑事の高城理那は、かつて“名探偵”と呼ばれた西條の存在を気にしていた。スキャンダルで警察を去り、人生が暗転した男。彼だったらどう推理するのか―。



☆ ☆ ☆



ノンフィクション…

がんとの闘い…

「遺すことば  作家たちのがん闘病記」文藝春秋




 書店で偶然見つけたこの本は、家に帰り一気に読み終えた。「がんと向き合った17人の作家たちが綴った魂の記録」(本帯)はすさまじい作家たちの叫び声でもあった。


 ここ数年は「がん及びがん治療」に関する本を精力的に読んでいるので、この本はたいへん興味深く読ませて貰った。内容については控えるが、このテーマに関心を持たれている方には一読の価値ありかと思う。



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ひとりごと…

 書斎で使う新しい椅子を購入した。当ブログでも言及したことはあるが、ここ5年ほどは腰痛を患っている。従って、筆者にとり「椅子」は重要なサポート役になっている。日頃から、少しでも腰及び背中への負担を軽減してくれる「椅子」を求めてきた。おおよそ1年に1回程はより座りやすい、より負担の少ない椅子に替えている。今座っている椅子もそろそろ寿命に近づいているので、数件の家具店を回り、幸いにして人間工学に立脚したこの椅子に行き着いた…



written by Seikoh-Udoku

Posted at 2017/06/26 07:05:43 | トラックバック(0) | 絶景を訪ねる... 読書は愉しく... | 趣味
2017年06月22日 イイね!

海と若戸大橋... 絵画と本...

海と若戸大橋... 絵画と本...


海と若戸大橋…

 その日は天気も良かったので海が見える場所へ向かった。生きていることを感じさせてくれる海…  ここへ来るには理屈はいらない。初めてのこの場所へ…  




 海に浮かぶ船… 遠くに見える若戸大橋… もっと遠くに見える皿倉山展望台…



☆ ☆ ☆


それではその雰囲気をシェアできればと思います。












 JAF会員20周年のステッカーが送られてきたので、デザインが気に入ったのでここに…





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絵画と本…


 2013年8月に「レオナール・フジタとパリ」(藤田嗣治 渡仏100周年記念)を鑑賞した際に、藤田嗣治の生き方及びその作品に興味を覚えていた。それは筆者の心の深層に潜む何かを捉えたのだろうと思う。いずれ機会を見つけてふたたび「藤田嗣治」に触れたいと願っていた。4年が過ぎ去り、静かにその機会が訪れた…




展示会パンフレットから転載



☆ ☆ ☆



静かな感動で読み終えた…


「藤田嗣治  異邦人の生涯」近藤史人著 講談社文庫


 2013年8月に藤田嗣治の絵画展を訪れた時に売店で購入したのがこの本だった。自身の気持ちの中で「藤田嗣治」への高まりが最高潮になった今読んでみたところ、静かな感動で包まれた。日本を愛し続けた藤田嗣治、他方晩年はフランスに帰化し、その地でその生涯を終えた藤田嗣治…  4年前の美術館での感動がより鮮明になって甦ってきた。この本を読んだ後で見る作品は、藤田嗣治の生き方が投影しているようで感動的だったのみならず、単に絵画を観る以上のものが感じられた。素晴らしい本に出逢えたと言う感じがする。尚、この本は第34回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。



内容は…(本帯より)

 ピカソ、モディリアニ、マチス…世界中の画家が集まる1920年代のパリ。その中心には日本人・藤田嗣治の姿があった。作品は喝采を浴び、時代の寵児となるフジタ。だが、日本での評価は異なっていた。世界と日本の間で、歴史の荒波の中で苦悩する巨匠の真実。


written by Seikoh-Udoku

Posted at 2017/06/22 06:27:38 | トラックバック(0) | 絶景を訪ねる... 読書は愉しく... | 趣味
2017年06月19日 イイね!

暮れゆくも...海 読書は愉しく...

暮れゆくも...海 読書は愉しく...

暮れゆくも… 海

 一日が始まり、そして暮れてゆく。人の生涯もこの繰り返しで、心臓の鼓動が止まるまで続いてゆく。それぞれの人生がある…  楽しさも、悩みも、歓びも、悲しみもすべてを含んでいる。 今、過ごしている日々… それは大切なこと。


☆ ☆ ☆













☆ ☆ ☆



 ついこの間、ある方の訃報を知った。このニュースは日本中を駆け巡っていた。複数のブログもこのことに言及していた… 「野際陽子」さんが逝かれたことを。


 若いときも晩年の時も好感の持てる方だった。病気を患っていながらも仕事は最後までやり抜いていたこと、亡くなった後も家族だけの密葬をしていたこと等々…  故人の意向だったという。さりげない知的な雰囲気の中にも気さくな表情に親しみを感じさせてくれた方だった。


 人は一度は次の世界に旅立つ運命を持っているが、いつの日にかその世界で「野際陽子」さんにお会いしたいと思う。 お伽話のようだがそれでいい…。




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読書は愉しく…


静かな感動が胸に…


「水神 上下」帚木蓬生著  新潮文庫


 
 ストーリーは地味ながら静かな感動をもらった秀作。第29回新田次郎文学賞受賞作。下巻の中盤から終盤に掛けて一気に感動が胸に迫ってくる。こういう作品に出会えたことの歓びを感じる。つまり、この作品を読めばこそ味わえるものなのだろう。帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんの作品からは、おしなべて静かな感動を得るものが多く、筆者の好きな作家の一人。




上巻の内容は…(本帯より)

 目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓にその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村に水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。彼ら五庄屋の悲願は、久留米藩と周囲の村々に容れられるのか―。

written by Seikoh-Udoku

Posted at 2017/06/19 08:34:14 | トラックバック(0) | 絶景を訪ねる... 読書は愉しく... | 趣味
2017年06月16日 イイね!

お参りに... 宮地獄神社 読書は愉しく... ひとりごと...

お参りに... 宮地獄神社 読書は愉しく... ひとりごと...


お参りに… 宮地獄神社

 お参りに行こうと思い、選んだのは宮地獄(みやじだけ)神社。筆者にとっての「お参り」は、自身の身体 / 気持ちを再起動すると言う意味合いがある。もっと言えば、気持ちの「ひとつの区切」のような意味合いがある。お参りをしたあとは、いつものように「お守り」を購入し、松ヶ枝餅一つをいただく…。


〘参考までに、「松ヶ枝餅」は、太宰府天満宮で売っている「梅ヶ枝餅」と同じものなのだが、この「梅ヶ枝餅」という名前は太宰府天満宮でのみ使われるもの。それ以外のところのものは同じものであっても「松ヶ枝餅」という〙


☆ ☆ ☆


 それでは、宮地獄神社でのお参りをフォトを通してご覧頂ければと思います。



 神社専用の大駐車場に到着...



神社まで散策しながら...





評判のビュースポット...




いよいよ目指す神社へ...











お参りをして気持ちが晴れやかになり満足...
さぁ、ドライブを楽しみながら帰ろうか...




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読書は愉しく…

ジャンヌ・ダルクを求めて…


「傭兵ピエール 上下」佐藤賢一著 集英社文庫


 昨年は「フランス革命」を研究する一環としてその関連する7作品ほど読み、その一部を当ブログ内で紹介したそれぞれの作品に思いがあるが、中でも佐藤賢一さんの「小説フランス革命 全18巻」(集英社文庫)は圧巻のフランス革命物語であった。

 かねてより「ジャンヌ・ダルク」に大きな関心を思っていたので、しかも著者は佐藤賢一さんであったので、この作品は筆者にはぴったりだった。主人公のピエールとジャンヌ・ダルクの出会いも素敵で、先を追い求めて行くような展開に大満足。筆者一押しの作品。

下巻の内容は…(本帯より)

 オルレアンの戦いから二年、田舎町の守備隊長となったピエールのもとに、ある密命が届く。英軍の捕虜になり、魔女裁判にかけられたジャンヌ・ダルクを救出せよ―。愛する女のため、ピエールは独り敵地深く潜入する。ルーアンの牢獄で再会した二人。だが、ジャンヌの火刑執行まで残された時間はあと一日…。傭兵と聖女の運命的愛を描く歴史ロマン、堂々の大団円。



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ひとりごと…

 定期的に送られてくるこの雑誌…  楽しみに読んでいる。到底乗ることの出来ないクルマの写真に触れると夢が膨らむ… それがささやかな楽しみになっている。





 みんカラを知って今年で3年になろうとしている。クルマを中心としたSNSだが、それぞれの個性的な内容のブログが素晴らしく、心地良い刺激を受けたりして楽しんでいる。他方、筆者のブログはと言えば、最近では専ら「歴史」、「絶景」、「本、読書」が中心。ブログで本を紹介することで、自身の読書行動にプレッシャーを自身に与え、良い刺激にもなっている。


 徒然なるままに綴っているブログながら、ご覧いただいている方々には感謝をしています。有難うございます。

written by Seikoh-Udoku

Posted at 2017/06/16 09:02:06 | トラックバック(0) | 旧跡等への訪問、本、読書 | 趣味

プロフィール

晴耕雨読と申します。 趣味を楽しみながら、日々暮らしております。 ブログは自動車に限らず、様々なことに関して書いてありますので、ご興味のある方はご覧頂け...
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