福岡空港へ…
ここへは何年ぶりだろうか… 2020年に向けてリニューアル工事中の福岡空港。国内線ターミナルの駐車場にsmart forfour turboを止め、短い通路を渡るとそこはもうターミナル。
多くの人で息が詰まりそうだ。早速展望スポットを探すと、送迎デッキの文字が目に入ってきたのでそこへ向かう。工事中のためか細い通路を歩いて行くと… そんなに広くないデッキに到着。目の前に控えていた飛行機も見られたので満足。
11時を少し回った時刻になったので早めの昼食。昨年完成した「ラーメン滑走路」(ラーメン屋が集まっている場所)で本格的な味噌ラーメンをいただいた。筆者には「絶品」の味… この美味しさは残る…。また来ようと思わせる味に仕上がっている。流石、本場北海道の味噌ラーメンは旨い!!
帰りの国道3号線には鯛焼の美味しいお店(山ちゃんの鯛焼)がある。家族から頼まれたこともあり、鯛焼を四つ購入(味の種類はすべて異なる)。ここの鯛焼は大きさも程良く、甘さもちょうど良い。お気に入りの鯛焼をたまにいただくのがいい… 糖質コントロール(笑い)。
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本、読書…
「人の歴史」を正視する…
「人間臨終図巻 1~4(新装版)」山田風太郎著 徳間文庫
923人の著名人(国籍に関係なく)の息をひきとってゆく様が、貴重なエピソードを織り交ぜながら淡々と綴られている。毎日就寝前に15分程度ずつ読んでいき、ほぼ1ヶ月ぐらいかかった。中々の労作でたいへん興味深かった。
自身の興味の対象である人物が登場するとより関心も高まる。人は必ず死を迎えるという事実を粛々と知ることが出来る。十代で死んだ人々から100代で死んだ人々まで年代順に書かれており、たいへん読みやすい。お薦めしたい作品といえる。
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応援する気持ちを…
この時期になると送られてくるものがある… 日本女子プロゴルフ協会からの卓上カレンダーとClub Newsだ。
かつて、国内女子ゴルフが人気絶頂だった頃、筆者には応援している人がいた。日曜日になれば、関東近県で行われたトーナメントには車で駆けつけた… 横峯さくらさんの追っかけ応援をするために。その縁で「日本女子プロゴルフ協会」のサポート・メンバーになった。
その後、横峯さくらさんは米国トナーメント・ツアーに参戦したため(今も奮闘している)、国内ツアーを見る機会はほとんどなくなった。横峯さんに関しては、今も彼女の公式ブログを見ながら静かに応援している。横峯さくらさんに限らず、応援する気持ちは大切にしたいと思う。
尚、2年ほど前になるだろうか、「横峯さくら」さんを応援するために「チャレンジする君は美しい」のテーマで綴っている。
written by Seikoh-Udoku
Dear Macintosh
Macコンピュータを使い始めて幾久しい。技術的なことはさておき、Macファンであり続けていることに意味があると思っている。筆者の所有するMacはデスクトップ型がほとんどで(何台も新しい機種に変えながら現在に至る)、ノートブック型は二機種しか持ったことがない。
一台は現在使っているMacBook Pro(Retina)、もう一台は…
1997年製のMacintosh PowerBook 3400c ※。
※Mac OS 7.6 CPU PowerPC603e
PowerBook3400cは筆者が初めて買ったノートブック型PCであり、たくさんの思い出が詰まっている。当時、このPCはかなり高価であったので、すんなりとは購入が出来なかった。それだけに思い入れが深い。今この時代には使えないが、大切に保管してある。当時のMacintoshの名前とアップル・ロゴがたいへん新鮮に思える。
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読書は愉しく…
アメリカでの数々の賞に輝く…
「地下鉄道」コルソン・ホワイトヘッド著 早川書房
筆者はこのフレーズに心惹かれた…「奴隷少女は、地下を走る汽車に乗って自由な北を目指す」(本帯)。19世紀前半のアメリカで、自由を求めて逃げることを選んだ黒人たちの物語。内容は重いが、アメリカの暗い歴史的事実が迫力ある筆致で綴られている。これ以上の内容説明は控えるが、アメリカで高い評価を得ている作品であるが故に、このテーマに興味をお持ちであれば読む価値は十分あるかと思う。
ピュリッツァー賞、全米図書賞、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー等々の多くの賞に輝いている。
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FUKUOKA TOWER…
(日本一の海浜タワー 全長234㍍)
博多では美しい姿が際立っている… 福岡タワー。遠くから見る福岡タワーは素晴らしい / 美しい被写体であるので、写真愛好家の間では人気の的になっている。一方、ここ福岡タワーからの眺めも人気のスポットとしてたくさんの人が訪れている。
今日は福岡タワーから見る景観を求めて展望台を訪れた(この展望台は初めて)。アジアの国々からの観光客で賑わっていた。
展望台最上階に着いた瞬間、ここに来て本当に良かったと思わせる景観が360度の範囲で広がったいた… Fantastic!!
高速道路橋梁先の小高い山は… 愛宕山、手前は室見川
左の見えるは… 能古島、中央は志賀島、右は海の中道海浜公園
マリゾン
ヒルトン福岡シーホーク&福岡ヤクオクドーム
☆ ☆ ☆
Attached are the night-view photos taken through the lens of PENTAX last year.
written by Seikoh-Udoku
目指すは… 九州最東端
今回の目的地は、自宅からはかなり遠距離の場所にあるが、事前に調べた限りでは凄い「絶景」が期待できる。特に「九州最東端」という呼称に魅力を感じてしまう。その日の天候も正に「絶景」日和で、ドライブも快適な予感がした。
かなりのロング・ドライブになるので、MB C220dで行こうと思ったが… 待てよ、敢えて”smart forfour turbo” で行ってみようと考え直した。smart forfour turboと共に「絶景」を目指して走り出した…
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
朝7時20分に自宅を出発。快適な走行を経て、1時間45分程で最初の休憩地「別府湾SA」に到着。ここでの絶景が素晴らしかった。
さらに、1時間45分程して— 海岸に面した美しいワインディングな道路を走り— 目的地に到着。九州最東端に位置する鶴御埼(崎)自然公園(大分県佐伯市鶴見)。海抜200mの絶壁に鶴御埼灯台がある。広い駐車場には筆者のsmart一台のみ。
ここからは写真をご覧頂き、「九州最東端」を味わって頂ければと思います。
この絶景の中に一人… この大気の中で自然の素晴らしさに触れられたことに感謝するのみだった。
帰りの道の途中で停車し、暫しシャッターを切った。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
朝7時20分にスタートし、帰宅は17時。走行距離は498㎞(帰りには寄り道をしたことを含む)。帰宅時、満タンだったガソリンは、メモリ二つ分※が残っていた。【燃費は20.5㎞/㍑】
※smart forfour turboのガソリンタンクの容量は35㍑で、満タンでメモリが8になる。
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読書は愉しく…
新鋭作家の歴史小説を味わう…
「シュンスケ!」門井慶喜著 角川文庫
興味のあるテーマの作品を読みたかったので、敢えて直木賞作品ではなく、この作品をチョイスした。「シュンスケ」とは伊藤俊輔、つまり「伊藤博文」のことだが、筆者は「伊藤博文」には高い関心をもっており、これまでも学術書及び小説をそれなりに読み込んでいる(当ブログで紹介している)。
昨今、研究者の間では「伊藤博文」を再評価※する傾向にあるという。筆者もその傾向に共感するところが少なくない。門井さんの小説は、主として少年期から青年期の伊藤博文にフォーカスしており、伊藤博文に対する好意に満ちた筆致で描かれている。随所で門井さんの独特な解釈にも触れられ、新鋭門井慶喜の歴史小説が味わえた…。爽やかな「伊藤博文」の一代記と言えるのではないかと思う。
※例えば「伊藤博文 近代日本を創った男」伊藤之雄著 (講談社)、「伊藤博文 知の政治家」瀧井一博著(中公新書)等。
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憩いのひととき…
愛車を感じながら飲む紅茶 / 珈琲は格別に美味しい…
written by Seikoh-Udoku
歴史を訪ねる…
今回のテーマは『重光 葵』
『孤高の外相 重光 葵』(豊田 穣著 講談社1990年刊)を読んだ時、この人物の成し遂げたことが明確な形で知ることとなった… 今から28年前のことである。以来、年月だけが過ぎていった。
昨年の暮れの押し迫った頃、偶然にも「重光 葵」の生涯を描いた小説の存在を知ることとなった…
「調印の階段 不屈の外交・重光 葵」植松三十里著
PHP文芸文庫
「1931年、駐華公使・重光葵はテロに遭い、右脚を失う。そこからの彼の人生は、目前に立ちはだかる“階段”を昇り続けるものだった… 中略… 敗戦直後、再び外務大臣になると、誰もがためらう降伏文書への調印を引き受け、マッカーサーとの交渉に挑むのだった…」(本帯より)
これは外交官 重光 葵(まもる)の生涯に光を当てた長編小説で、重光 葵が外交の最前線で奮闘し続けたその姿が描かれている。本書で初めて知ったことも多くあり、また中盤から最終章にいたる場面で、目頭が熱くなることもあった。本書を通して、改めて「重光 葵」という人物の果たした職責が歴史に刻み込まれていることを、筆者はたいへん重く受け止めた。
この文章が印象的だった… (前掲書384頁)
(重光葵の)死の二日後、1月28日のことだった。ニューヨークの国連総会会議場で、総会の冒頭、議長がマイクを通して伝えた。
先月、ここで日本代表としてスピーチしたマモル・シゲミツが日本で亡くなりました。
彼は生前、日本の国連加盟に力を尽くされました。よって、ここに黙祷を捧げたいと思います 。全員が座席から立ち上がった。 — 黙祷 —
たった一度だけ、ここでスピーチをした重光葵のために、世界80カ国の代表たちが静かな祈りを捧げた。
☆ ☆ ☆
植松三十里(みどり)さんのこと…
最近知った作家で、調べてみると多くの作品がある。「群青 日本海軍の礎を築いた男」(新田次郎文学賞受賞)を読み、この作家の筆致に魅了された。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「重光 葵」という人物を身近に感じたいと思い、この人物の所縁の地を訪れてみた。
① 重光邸(平和を貫いた“不屈の外相”の実家)
(大分県杵築市大字本庄)
駐車場に着くと、当屋敷を管理している観光組合の職員の方が迎えてくれた。
この実家には重光 葵が3歳から17歳まで住んでいたという。中に入ると多くの貴重な資料/写真や説明のパネルが展示されている。重光 葵の出生から没後まで順を追っての説明はたいへん分かり易く有益だった。重光 葵の歴史上の足跡を知る上で、ここへの訪問は極めて満足すべきものになった。尚、写真撮影は許されています。
展示されてある資料は全て貴重なものばかりだったが、この文書に注目した。重光葵が日本政府と天皇の代理として署名、二番目が梅津美治郎参謀総長、3番目は連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサーのサイン。
ミズーリー号上で行われた降伏文書(コピー、オリジナルは外交資料館所蔵)
重光葵の勉強部屋
② 山渓偉人館(重光会館)
(大分県国東市安岐町下山口)
ここへ着いたのは閉館ぎりぎりの時間であったので、早足で館内の展示物を拝見し、説明ビデオを一部鑑賞した。(写真撮影の許可は得ています)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
歴史を自分なりに学び、そして所縁の地を訪れるということ… 今の筆者にとっては正に至福の時間と言えるのではないかと思います。今この時期に改めて「重光 葵」という人物に触れたことは、筆者にとっては価値あることであったと思います。
written by Seikoh-Udoku
街を散策する…
街の再発見というテーマの下、これまでとは違った見方で街を見てみると、新たな発見があることに気づく。それは、一度観た映画を何年かして再び観るのと同じような感覚かも知れない。既視感の中にも「異なった感触」を持つことがあるように、時の過ぎゆく様を感じる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ここでのフォトは初めてアップしたが… こういう雰囲気はいい。
☆ ☆ ☆
赤信号待ちしていた時にこの光景が… 昨年末に閉園したスペースワールド。今にもジェット・コースターが走ってきそうな雰囲気だ。
☆ ☆ ☆
このスポットは好きで時折訪れる…
☆ ☆ ☆
この日は空が澄み切っていたのでここに...。今日はPENTAXの三つの交換レンズを十二分に使ってみた。その効果のほどは…(高塔山公園にて)。
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作家 帚木蓬生〘ははきぎ ほうせい〙さんのこと…
この名前は初めての方はどう読むのか… 戸惑ってしまう方も多いと思う。帚木蓬生さんの作風は、落ち着いた筆致のオーソドックスな作品が多く、一度読むと次の作品を読みたくなる。重厚なステップを踏みそのテーマに迫っていく。筆者は帚木蓬生さんの作品がとても好きで多くの感動をもらっている。読後も余韻が醒めないような内容が多い。帚木蓬生さんは現役の精神科医でありながらも、作品のテーマ / 範囲は多岐にわたっている。
これまで読んだ帚木蓬生さんの作品を抜き出してみた。この中で幾つかの作品は当ブログで紹介した。
☆ ☆ ☆
その原稿は中間市民図書館に展示されているというので訪れたみた。「帚木蓬生コーナー」が既に出来ており、帚木さんの小説を愛読する一人としては感動的な展示だった。この筆跡を通して、素晴らしい作品を創作したと思うと感激一入だった(撮影禁止なので写真はありません)。
尚、この作品「悲素」は「和歌山 毒入りカレー事件」をテーマにした医学ドキュメント・ミステリーで、「現役医師の著者にしか描き切れない、『鎮魂』と『怒り』に満ちた医学ミステリーの最高峰」(本帯より)と謳われている。
written by Seikoh-Udoku
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