走りぬけた先は…
その日は祭日、人出が多く混雑が予想されるので外出は控えていました。ただ、昼食後には「走りたい..」という欲求がもたげてきました。混雑を想定しつつも、当ブログではしばしば登場する平尾台に行くことにしました。
平尾台(北九州市小倉南区)は、標高300~700メートル、南北6キロメートル、東西2キロメートルにわたる広がりを持つカルスト台地で、そこに至るまでのワイディング・ロードが最高なんですね。阿蘇のやまなみハイウェイとはその規模は比べものになりませんが、ロケーションが市内にあり、利便性も高く人気のスポットです。
CLAとGLAのどちらで行こうかと迷いましたが、ここはSUVで4MATICのGLA250で走ることに…。途中、駐停車の場所はありませんので(ワイディング・ロード走行の)写真はお届け出来ませんが…。
筆者の前方には二台のクルマ、つまりS660に続きオープンのスポーツカーが果敢にワインディング・ロードを攻めていました。筆者もスポーツモードに切り替えて、その二台を追うように走りました。スピードは速くはありませんが、曲がりくねった坂道を登って行く醍醐味は十分味わえました。
登った先には平尾台自然の郷があります。休憩のためその駐車場に向かったところ、ほぼ満車状態でした。平日はガラガラですので驚きです。
気分がとても良かったので、散策を兼ねて初めて平尾台自然の郷に入りました(入園料無料でもあったので)。そこには素晴らしい景色が広がっていました。
小さいので分かりにくいですが、登っている人の姿が見えますでしょうか…
力強い走りを見せてくれました… GLA250 4MATIC スポーツ。
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映画の世界…
「われらが背きし者」(原題:Our Kind of Traitor)
(イギリス映画 2016年公開 アマゾンプライム・ビデオで視聴)
ジョン・ル・カレの原作を基に映画された作品はどれも面白いですね。小説も読んでいますが、これまで映画化された作品を視聴した限りでは、映画はかなり良く出来ています。
これは筆者の感想ですが… ジョン・ル・カレの作品は複雑な内容を伴うことが多く、文章で読むとやゃ分かりにくい場面にしばしば遭遇します。その点、映像化された作品では分りやすくストーリーを纏めてくれているのでたいへん助かります。
「イギリス人大学教授ペリーと妻のゲイルは、モロッコで休暇中にロシアンマフィアのディマと偶然知り合う。ディマから組織のマネーロンダリングの情報を聞いたペリーは、1つのUSBメモリをMI6に渡してほしいとディマに懇願され、突然の依頼に困惑するが、ディマと彼の家族の命が狙われていると知り、その依頼を仕方なく引き受けてしまう。それをきっかけに、ペリー夫妻は世界を股にかけた危険な亡命劇に巻き込まれていく…」(あらすじ)
最後はどうなるのか… ハラハラしながら視聴しましたが…。なる程と思えるでエンディングが用意されていました。
written by Seikoh-Udoku
関門海峡めかり駅…
このスポット前を走る道路は通ったことはありますが、ここには寄ることはありませんでした。電気機関車が展示されている光景は記憶に残っていますが、その程度でした。
今回、街を再発見という筆者なりのテーマを持っていますので、このスポットに行ってみました。
『関門海峡めかり駅』は北九州市門司区にある平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン)の終着駅になります。なんと九州最北端の駅なんだそうです(知りませんでした)。この路線は、九州鉄道記念館駅—出光美術館駅—ノーフォーク広場駅—関門海峡めかり駅となっており、観光トロッコ列車「潮風号」が走っています(運休中です)。
ところが、点検の運転でしょうか潮風号が動き出しました。幸運に恵まれました。
駅横の潮風広場には電気機関車と客車が展示されています。
この電気機関車は世界初の量産型交直流電気機関車(1号機の試作車)なんですね。尚、EF1035号機は北九州鉄道記念館の展示されているそうです。
対岸側(下関)にはこんな景色が広がっています。
火の山展望台
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映画の世界…
映画「パーフェクトマン 完全犯罪」
(アマゾンプライム・ビデオで視聴)
面白かったですね…。2017年製作のフランスのサスペンス映画ですが、同じくフランス映画でアロン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」を思い出していました。フランス映画独特の軽妙なタッチがいいですね。終わり方も洒落ています。派手さはありませんが、こういう映画に魅力を感じます。
「作家志望の青年・マチューは、遺品整理の仕事中に故人の日記を見つける。彼はそれを盗作してベストセラー作家となるが、ある日『盗んだものの代償を支払え』と男から脅迫される…」(あらすじ)
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嬉しいニュース…
ネットサーフィンをしていたところ、こんな記事を見つけました。
「指原莉乃がセンターを務めたAKB48の楽曲『恋するフォーチュンクッキー』のミュージック・ビデオ(MV)が2億回再生を突破した」と。
この曲は2013年にリリースされた曲で、子供からお年寄りまでの老若男女が楽しめる楽曲だと思っています。筆者はこの曲が大好きで、特にミュージック・ビデオが好きで今も時折見ています。メロディ及び歌詞全てが親しみに満ちあふれており、楽しく元気になります。自然と身体が動いてくるんですね… (笑)。
written by Seikoh-Udoku
変化のある眺望…
高いところから遠くを眺めるのはとても気持ちが良いですね。普段何気なく眺めている景色を望遠レンズを通して見ると、新しい発見があったりします。
自然が創り出す景色には人々を魅了する多くのものが詰まっています。ここ高塔山公園展望台から見ることが出来る景色をズームして紹介しようと思います。
若戸渡船(洞海湾によって隔てられた若松区と戸畑区を結ぶ市営渡船航路)が見えます。写真はちょうど戸畑渡場から来る渡船が若松渡場に入ろうとしているところです。1962年(昭和37年)に若戸大橋が開通するまでは唯一の交通手段でした。今も多くの人々に利用されています(人と自転車のみ)。
ここまで見えるとは気が付きませんでした。山口県下関側にある海峡ゆめタワーが見えます。その背後には関門橋(福岡県)も見えます。
高塔山公園展望台と海峡ゆめタワー及び関門橋の位置関係はこうなっています。
その他にもこんな躍動感溢れる景色も味わえます。
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本の世界…
「復讐法廷」ヘンリー・デンカー著 文春文庫
この小説は法廷推理小説の名作と言われています。結論を先に言いますと、リーガル・フィクションとしては極上の内容でした。とにかく、読む速度が早くなりますし、ストーリーに引き込まれていきます。筆者の中では、間違いなく傑作に入ります。
「凶器も目撃者もある。しかも自白して、堂々と犯意を認めた。強姦後殺害された娘の復讐とはいえ父親の有罪は免れない。この最も弁護困難な被告を救うすべはあるのか… 」(あらすじ)
法廷推理ドラマに関心のある方には最適な小説であると思います。そもそも、アメリカでは陪審裁判制度が採用されていますので、これを土台に物語は進んでいきます。元々、筆者は日本の職業裁判官による裁判(近時は「裁判員裁判制度も一部導入されましたが)よりは寧ろ、アメリカで行われている陪審員裁判制度に以前より高い関心を持っていました。さらに、我が国の裁判制度も欧米と同様な「当事者主義」を採ってはいますが、実体は「書面」(捜査段階の調書、検事調書等々)が大きな比重を占めているのが現状です。
一方、アメリカでは公開の裁判上で示され、採用された証拠のみに基づいて陪審員は判断することになります。したがって、裁判では検察側と弁護側とがかなりの激しい応酬をするわけで、当事者主義・口頭弁論主義がもっともはっきり表れています。
ご存知のように、アメリカは判例法主義なので、すでに下されている判決が重要な論拠になります。ミランダ判決などはその一例です。小説では、実際の当事者つまり弁護側と検察側の法廷でのやり取りが目に見えるような形で書かれているので迫力満点の面白さがあります。
最終章はどのようになっていくのかが心配になりましたが、さすが弁護士でもあるこの作家は、洒落たエンディングを提供してくれました。欧米の刑事裁判及び陪審員裁判に興味のある方には、お薦めの一冊になるかと思います。
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Congratulations!
全豪オープンテニスにて、大坂なおみ選手が優勝しました。
全豪オープンの間、テニスばかりでなく、オフ・コートでも大坂なおみ選手の心優しいお人柄を窺い知る事が出来ました。引き続きのご活躍をお祈りします。
written by Seikoh-Udoku
海に触れる...
日は照ってはいますが、かなり冷たい風が吹いています。遠くまで見通せる澄み切った大気の中、爽やかな海の表情があります。
海を見ていますと、巷で起こっている様々なことが捨象され、静かな空間だけが存在します。気持ちが和んでいきます… そして、様々な感情が中和されていくような気がします。不思議な力をこの瞬間に感じながら、暫しの時間を過ごします。
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希望と応援…
全豪オープンテニス準決勝において、大坂なおみ選手が強敵セリーナ・ウィリアムズ選手相手に見事勝利しました。
それにしても、試合の第一ゲームでいきなりブレイクされ、またダブルフォルトがいつもより多かったので心配しましたが…。それは筆者の杞憂に終わりました。大坂選手はたいへん落ち着いてプレイを続け、見事勝利へと結びつけました。決勝戦が楽しみです。
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映画の世界…
「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」
(日本公開2020年8月)
実話を基に製作された映画は、やはり迫力が半端ではありません。エンドロールには主人公であるジャーナリストのその後について字幕が流れます… かなり衝撃的でした。これが現実に起こったことなんだと…。
この映画は、1930年代のスターリン時代のソビエト連邦に決死の覚悟でひとりで潜入取材したイギリス人ジャーナリスト ガレス・ジョーンズの姿を描いています。それより前に、ガレス・ジョーンズはヒトラーへの取材経験もありました。イギリス首相であるロイド・ジョージも登場するので歴史的興味もそそられる内容になっています。
「ガレス・ジョーンズは世界中で恐慌の嵐が吹き荒れる中で、ソビエト連邦だけが何故か繁栄を続けていられるのか… その疑問・謎を解くためにモスクワにわたり、そしてウクライナに到着します。そこで、ガレス・ジョーンズが見たものとは…」(あらすじ)
繰り返しますが、実話には言葉に表せないほどの説得力があります。ガレス・ジョーンズがした行動は、後世の人々が検証できる形で歴史の断面として残りました。ということは、ピューリッツァー賞をも凌駕するものなのでないか… とふと考えてしまいました。
ここで「ピューリッツァー賞」という言葉を突然使いましたが、その理由は映画をご覧になれば分かるかと…..。
written by Seikoh-Udoku
アングルを変えて…
写真のテクニックは未熟ながら、写真を撮るのがとても楽しい。筆者の撮る被写体は専ら風景…。風景は刻々とその表情を変えていきます。その変化がまた楽しいですね。
今回も、アングルを変えた写真を比べながら、風景の表情を楽しもうと思います。それぞれの写真は撮影の日時が違います。つまり、写真は無限の広がりを持っているということになります。
この道にある橋をしばしば渡ります。橋の一番高いところから見る風景は素晴らしいものがあります。左上に見えるのは皿倉山展望台です(1月11日撮影)
遠くの小高い山(高塔山公園展望台)から見るとこうなります(2月8日撮影)。
同じ場所を日を変えて撮影するとこうなります(2月10日撮影)。
ここは度々登場する筆者の好きなスポットです。停泊している液化ガス輸送船に出会うことがあります(2020年12月26日撮影)
偶然ながら、同じかあるいは同型の輸送船が停泊していました(2月10日)
こういう環境の中にいますと気持ちが爽やかになります。
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希望…
全豪オープンテニス準々決勝において、大坂なおみ選手が見事勝利しました。たいへん見応えのある試合内容で、スポーツの素晴らしさを実感しました。それにしても、大坂なおみ選手の活躍には希望が漲っており、いろいろな意味において勇気づけられます。さらに、いつも思うことですが、試合中の大坂なおみ選手の何気ない行動(仕草)に「優しさ」を感じてしまいます。
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本の世界…
「吉原御免状」隆慶一郎著 新潮文庫
隆慶一郎の歴史小説(「影武者徳川家康」や「柳生非情剣」等)を読んで以来、その面白さに魅せられています。久し振りにこの小説に出会いました。
「宮本武蔵に育てられた青年剣士 松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか...」 (本帯より)
宮本武蔵云々に惹かれて読みはじめ、単なる剣豪時代小説を超える凄さがあります… 吉原誕生の秘密、徳川家康影武者の登場、死んだはずの明智光秀の登場、裏柳生との闘い、ゾクゾクする怪奇的な描写等々。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、明智光秀が生きているという余韻を残しながら終わったことに何故か嬉しい気持ちを持ちました。この小説では、まさかこのような形で明智光秀が生きているとは…。これ以上は控えますが、とにかく面白い小説でした。
written by Seikoh-Udoku
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