登った先は絶景…
ここの絶景は素晴らしいと… それは「風師山(かざしやま)」。北九州市門司区の関門海峡の突き出た企救(きく)半島の先端に位置している。周防灘や玄界灘を見渡せる絶景スポットだという。
早速、訪れてみることにした。山の中腹にある駐車場に午後4時過ぎに到着。まもなく夕暮れが訪れようとした頃合いだった。
辺りを見渡すと、ストレッチをしている女性がいたので、頂上展望台へ行く道を聞いたところ、ここから歩いて20分程登らなくてはならないという。折角来たので歩を進めてみると…
アップダウンのある山道を5分歩いただけで休憩。きつい… 息がハーハー… (若い方であれば容易に登れるかと思うが…)
3回程休憩をしながらやっと山頂に到着。日が落ち始めた景色が美しい…
この景色を見ていると、息を詰まらせながら登ってきた苦労は跡形となく消えていた。
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読書は愉しく…
医療ミステリーだが、秀逸なエンディング…
「ゴールデン・ブラッド」内藤 了著 幻冬舎Kindle版
あっという間に読んでしまった。たいへん良かったし、最終章では感動も与えてくれた。この本のテーマは「医療ミステリー」であり、しかもメイン・テーマは「人工血液」... 興味のあるテーマに惹かれた。このテーマ設定が意欲的だったし、刻々と変化してゆく展開になっているが、複雑にならないように工夫し描かれている。これは読者にとっては助かる。
医療ミステリーとしての内容はたいへん良かった...。しかしながら、これだけで終わらない... 最終章では胸に迫る何かが用意されている…。その何かは読んだ人であれば味わえるだろう。好きな作品の一つになった。
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Today’s night view…
この写真は今年の8月に撮影したものだが、写真の出来上がりに撮った本人が驚いてしまったという思いがある。夜景写真の楽しさに目覚めたばかりであったので、この写真との出会いが「夜景の魅力」をより一層深める結果となった。尚、この写真は既に当ブログで掲載している。
(データ:8/5/2017 20:11 撮影、ISO100 18mm f/8 25.0s、PENTAX K-70 )
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昨日、同じスポットへ行ってみた。夕暮れ時に到着し、周辺を散策し頃合を見ながらシャッターを切った。
Have a nice weekend…
written by Seikoh-Udoku
「光の道」に向かったが…
光の道とは、宮地獄神社の境内から見える参道の延長線上に夕陽が沈んでいく光景のことを言う。評判が評判を呼び、いまでは多くの人々で賑わうようになった。この光景は年に二回しか見られない… その一日が10月20日だった。幸いにして「晴れ」に恵まれたので訪れることに…。
6月中旬に訪れた時の写真。ここがベスト・ポジション
午後5時頃現地駐車場に到着してみると、たくさんの人がぞろぞろ歩いている。写真撮影の為ベスト・ポジションに向け早足で行くと、何と入れない… 事前に配布した整理券を持っていないと(そんなことは全く知らなかった)。事故防止の為だそうで致し方ないと諦め、参道に戻って写真を撮ることにした。
夕陽が沈むまでの間100枚ほど撮ったが、このような場面での撮影は難しく苦労した。気に入った写真は数枚程度しかなかったが、いい勉強になった。その雰囲気だけでも感じとって頂ければと思います。
帰りの駐車場でのこの光景… 癒やされた気分に。
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読書は愉しく…
壮大な歴史が…
「翔ぶが如く(一〜十)」司馬遼太郎著 文春文庫
やっと読み終えたというのが率直な感想だ。というのは、たまたま体調が万全でない時に読み始めてしまった為、読む速度がおそくなってしまった。そんな中でも、中断することなく最後まで読めたのも、この作品の内容にこの上ない魅力を感じていたからだ。
大久保利通と西郷隆盛の生き方・考え方、そして二人が歴史上に存在した価値が、司馬遼太郎の筆致により明らかになっていく。薩摩出身の二人は、歩む道は違っていたが、お互いに心から信頼し合っていた親友でもあった。薩摩では圧倒的な人気を誇った西郷、それとは反対に不人気の大久保…。しかしながら、この二人の登場なくしては近代日本に繋がることはなかったと言っても過言ではないほどの巨星だった。
それにしても司馬遼太郎という作家は、多くの資料を綿密に調べ上げ、これだけの作品を世に出したとは… 驚き以外のなにものでもない。この作品を書き上げるのになんと4年半かかったという(新聞連載小説として世に出された)。この作品を読み終えるには、かなりの体力を要した(筆者の体調が万全でないこともあるが)。ただ、読み終えたと言う達成感は十分に得られたし、歴史小説(を超えるノンフィクションとも言えるかもしれない)としては、筆者にとってはその価値は極めて高かった。
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Below is one of my favorite night-view photos, which was taken through the lens of PENTAX. Please note that this photo was already posted to this blog.
written by Seikoh-Udoku
平尾台… 秋
当ブログで綴ったように、5月上旬にここ平尾台を訪れた。ここはカルスト台地の素晴らしさと緑の美しさにほっとする空間を提供してくれる。初夏の平尾台もいいが、肌寒さが気になるこの季節もいい。
駐車場には既にたくさんの車があり、写生をしている方々や、また排気量の大きなバイクに乗ったライダー達がここの大自然を楽しんでいた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
筆者が感じた平尾台を、写真を通してその一部でもシェア出来ればと思います。
♧ ♧ ♧
平尾台に広がる景観は永い年月の蓄積を経て今ここにある…
過去からの歴史の積み重ねとも言えよう…
晴ればかりでなく、風雨に晒された歴史を感じる…
ここで見えるすべては…. 「生きる」そのものかもしれない。
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読書は愉しく…
明治の知恵…
「元老」伊藤之雄著 中公新書
「日本近代の歴史において、後継首相の選定などを行って天皇を補佐した元老は、伊藤博文、山県有朋、黒田清隆、井上馨、松方正義、西郷従道、大山巌、西園寺公望の8人」(前掲書 「はじめに」)とされている。このインフォーマルな組織(憲法その他のおいてもその規程はない)である元老が、1890年代以降天皇を補弼する形で、首相選出、内閣の存廃、戦争、条約改正等々の極めて重要な国務を取り仕切っていた。
元老の果たした役割やその動きを通して、近代日本の軌跡を綴った本書は、歴史を知る上で参考になるかと思う。少なくとも、筆者には有意義な読書の時間を提供してくれた。著者の伊藤之雄氏は、日本近代政治思想史が専門。
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鏡を見るような…
年に1~2度上京する。お墓参りをすることと、もう一つ必ずすることがある… 旧友に会うこと。お互いにアルコールをやらないので、食事をしながら、そしてカフェに…。話しているだけで数時間が直ぐ経ってしまう。お互いにそれなりの年齢になっているので、本のこと、健康のことなど話題は尽きない。
いつも思うことだが、旧友に会う度に、彼の顔や手に年輪の刻みが深くなっていることに気がつく…… それは鏡に映った自分自身でもあるのだと。
(写真は、北里柴三郎記念館を訪れたときに購入したもの。そこに書かれているのは北里博士の訓言「終始一貫」)
時間を大切に「明日」へ繋いでいこうと思う。
♪ ♫ ♬
終わりに、今年に入って撮った夜景写真の中で、気に入っている一枚をお届けし、本日のブログを閉じようと思います。
written by Seikoh-Udoku
曇りの天候もいい…
体調は未だ万全とも言えず、しかもこのところ、雨に見舞われているのでロング・ドライブにも行けない日々が続いている。ただ、そんな中でも、雨が止んだ頃合いを見計らって好きなドライブ・スポットを走らせるのが案外いい。風景が味わい深い…。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
これまでも登場したことのあるスポットだが、天候によってはその趣が180度変わる。風景写真の奥の深さが感じられる。
緑に囲まれた中に一直線に走っている道路…
この工場群を背景にした風景は幾度となく見ているが、その魅力は限りない…
何かと被写体になる「皿倉山展望台」…
シャトレーゼでの撮影は初めてだが、ここの「飲むヨーグルト」が美味しい。
§ § §
参考:上記写真は下記WB〖PENTAX〗を使用しております。
-AWB(オートホワイトバランス):通常はこの設定にしているが…
-曇天
-CTE(Color Temperature Enhancement)
画面の中で特定の色味が強い場合、オートWBではその色を軽減しますが、CTEでは逆に強調します。夕焼けの印象的な色や新緑の緑などで効果を期待できます。
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読書は愉しく…
西郷隆盛と大久保利通…
最新刊「西郷の首」伊東 潤著 角川書店
歴史の面白さは格別と感じながら一日で読み終えた。このところ、幕末から明治維新にフォーカスした内容の小説を読みつづけているせいか、この時代の流れが沁みいるように脳裏に入ってくる。
この小説の題名は刺激的だが、筆者には「大久保利通暗殺」の方がインパクトが強かったようだ。加賀藩とその二人の加賀藩士の視点から描いているところがこの小説の特徴と言える。一人は、軍人になり「西郷隆盛の首」を発見し、もう一人は「大久保利通を暗殺」した。しかも、この二人は親友同士であった。
筆者にはこの二人の対比がとても新鮮であったし、また大久保利通の策謀により晒し首にされた「江藤新平」も登場し(参照「歳月」司馬遼太郎著)、大久保利通暗殺に至るまでの背景・過程が詳しく描かれていたのは興味深かった。暗殺したのは6人で実行したが、暗殺後直ちに名乗り出て、6人全員斬首の刑を執行されている。
二人の加賀藩士の視点で描かれた歴史が新鮮であったし、「明治維新とは何であったのか…」を考えさせてくれた歴史小説でもある。
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一眼レフを学ぶ…
一眼レフは学べば学ぶほど興味が深まる… の話。
ほとんどが「絞り優先モード」を基本に、露出を微調整しながら使っている。「露出ブラケット撮影」を必要に応じて使っている。明るさを変えて3枚の写真を連続して撮影する機能だ。しかも、露出補正の範囲もマニュアルで変えられる。たいへん便利。
講習やマニュアルを参考に、「デジタル一眼レフ」を学ぶことがささやかな歓びになっている。奥の深さを感じながら楽しい時間を過ごしている…。
written by Seikoh-Udoku
変化する雲と風景…
午前中は雨が降っていたが、午後になって雨が止んだ。雲の動きに注目しながら好きなドライブ・スポットを走る。
目の前に広がる、しかも刻々と変化する風景は躍動的で迫力がある。特に「雲」の動きが芸術的で素晴らしい...
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
この被写体は絵になるな… と思いながら、今回は出来るだけ近づいて撮影を試みた。耳を澄ましていると、船内アナウンスが聞こえてくる。多くの観光客を乗せて優雅な旅をしているのだろうな… と思いながらファインダーを通した光景は…。
違うスポットに移動し、再び被写体にフォーカス。今回は少し趣向を凝らした写真も。いかがであろうか…
⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂
風景の中…
鼓動のある限り、途切れることのない空間を進んで行く…
遥か遠くに微かに見えるものが…
人生というゴールなのか…
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読書は愉しく…
シンデレラという名前に…
「シンデレラの告白」櫻部由美子著 角川春樹事務所
「シンデレラ」という名前に引き寄せられたかのようにこの本を知った。当然ながら、初めて知る作家の作品を読む場合には、一種の「冒険」もあるが、ご縁を大切にしたいという思いもあり読むことにした。
舞台は15世紀末のヨーロッパのある国での物語。シンデレラという存在がどういう展開をしてゆくのかは読んでのお楽しみ。この小説をひと言で表現すると「ファンタジックミステリー」(本帯より)と言えるのではないか。
文章も読みやすく、ストーリーにも惹き付けるものがあり一気に読んでしまった。最後には、素敵な「サプライズ」が用意されており、読後感は良かった。尚、この作品は第7回角川春樹小説賞を受賞している。
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体操…
体操(Gymnastics)の演技は美しく華麗だ。体操は「力」でなせるものではなく、リズム、バランスそして器用さの結晶と言われている。男子体操のレベルは既に世界トップクラスになって久しいが、今回の世界選手権では「女子」の分野でも、個人総合でメダルに手が届くかと思われたが…(第4位) 。 しかしながら、床運動では金メダルを獲得。これは日本女子体操界にとっては大金星であった。
すべてのスポーツがそうであるように、あの素晴らしい演技の裏には日々の練習がある。そんなことを思いながら、TVモニターに映り出される体操の演技を見ていた…。
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