夜の空港へ…
夜の運転はあまりしないのだが、この日は気分が高揚していたようだ。
夕食後「走りたい…」という気持ちが擡げてくるのが分かった。8時頃だったと思うが、撮影機材を車に積み込んだ。行く先は決まっていた… そう、このところ行っていなかった北九州空港だ。
一般道と都市高速を快調に走り、空港に到着。いつも停車している場所だ。車を降り外気を思い切り吸う… 気持ちがいい。スターフライヤーの轟音が鳴り響き到着したようだ。羽田からだろう。それから15分ほどすると人々が家路へと急ぐかのように車で空港を去ってゆく。
撮影も終わり、クロスオーバーのエンジンをスタートさせ、ゆっくり走り出した… 夜に輝く光を感じながら。
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本、読書…
「佐方貞人シリーズの最新刊
「検事の信義」柚木裕子著 角川書店 kindle版
検事 佐方貞人シリーズの最新刊。筆者は柚木裕子さんの小説は好きでほとんど読んでいるが、なかでもこのシリーズは最も好きで、とても待ち焦がれていた。
「検事の本懐」「検事の死命」に続いてこの最新刊。柚木さんの描く「検事像」がこのシリーズの特徴といえる。このシリーズに登場する検事は、派手な動きをする東京地検特捜部のような検事ではなく、ひたむきに「正義の実現」を希求してゆく検事に他ならない。つまり、社会正義の実現の為であれば、時の権力及び検察首脳部にもその意志を貫こうとする姿勢をもっている。この理想的とも言える検事像を描いているので、より一層その魅力に惹かれてゆく。ここで描かれているような検事が活躍してくれれば、冤罪事件などは起こるはずもないのだが…
「孤高の検事の男気と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー」(本帯より)
この作品を通して、柚木裕子さんの描く「検事」に再会することができ、この上なく嬉しい。小説の世界ではあるが、歓びに充ち満ちた時間を過ごさせてもらった。
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YANASE LIFE…
定期的に送られてくるこの雑誌は、内容に工夫があり楽しみでもある。美しい風景の写真あり、メルセデス情報も満載。今回興味を覚えた記事は、「もう一度カメラ」と「ドライビング・カジュアル講座」だ。とても参考になる内容。他にも興味をそそられる記事がある。編集者のセンスが光っている雑誌だと思う。
written by Seikoh-Udoku
鯉のぼり…
最近、腰痛の影響で遠出のドライブには行けていないのだが…
それでも見逃している魅力的なスポットを訪れたりしている。また、どのスポットへ行ってもそれぞれの「風景」がある。風景に視線を向け、ゆっくり眺める…。これだけでも気持ちが和やかになる。
遠賀川…
思いつくままにぶらっと車を走らせ、気に入ったところに行く。そこでのつかの間の散策がいい。PENTAX and/or RX100のシャッターを切る。家に帰り、Macの中で再現する。なんと素晴らしいことではないか… 流れに身を任せ、日々過ごしている。
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本、読書…
「帝国ホテル建築物語」植松三十里著 PHP研究所kindle版
植松三十里さん(の作品)を知ったのは、「調印の階段 不屈の外交 重光葵」(PHP学芸文庫)という作品(当ブログで紹介)。その内容にたいへん感激したので、重光 葵の生家(大分県杵築市)まで訪れている(当ブログで紹介)。それ以来この作家の作品には関心を持つようになっている。
さて、この作品は帝国ホテル(ライト館)の建築に携わった米国人建築家のフランク・ロイド・ライトとそれに携わった男たちの熱き闘いを描いている。こういう歴史があろうとは… 帝国ホテル完成までに至る興味ある事実に読み耽ってしまった。
「1923年(大正12年)に完成した帝国ホテル2代目本館、通称「ライト館」。「東洋の宝石」と称えられたこの建物を手掛けたのは、20世紀を代表する米国人建築家、だった。世界へと開かれた日本において、迎賓館の役割を果たしていた帝国ホテル。そのさらなる進歩を目指す大倉喜八郎と渋沢栄一が、明治末期、アメリカで古美術商として働いていた林愛作を帝国ホテル支配人として招聘したことから、このプロジェクトは始まった。しかし、ライト館完成までの道のりは、想像を絶する困難なものだった―」(本帯より)。
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Memories of Night-View 8…
工場群…
taken through the lens of PENTAX.
written by Seikoh-Udoku
修復を終えた門司港駅及びその周辺を散策…
門司港駅の修復が終わり1ヶ月以上が経過した今、訪れてみた。「門司港ロマン」と題した3/10付のブログでは、門司港駅修復工事記念前夜祭の模様をお伝えした。
いつもの駐車場に車をおき、門司港駅までゆっくり散策。ここはいつ来ても落ち着く。そう言えば、北九州市は昨年の外国人観光客数が69万人を超え、過去最高だったというニュースを耳にしたばかり。小倉城と並んでここ門司港レトロ地区は人気のスポット。
新しくなった門司港駅改札口の横にはスターバックスが出来たので、珈琲を頂きながら暫しの休憩。
散策の帰り際に、サプライズがあった…
ブルーウィング門司(はね橋)の開くシーンに初めて遭遇した。こういう言い伝えがあるという… 「橋が閉じて最初に渡ったカップルは一生結ばれる」と。ここは「恋人の聖地」に選ばれている。
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読書のヒント…
読書と言えば、堅苦しいと思われる向きもあるかも知れないが… 要するに、読みたい本を読めばいいだけなのだが。小説でも、ノンフィクション、学術書等々… 何でもいい。書店に行くのが最も手っ取り早いが、その他は新聞雑誌等で読みたい本を探す。
4/14付朝日新聞朝刊で、二人の方(小説家と書評家)が6冊の本を紹介されていた… こういう本紹介はたいへん役に立つ。
それぞれの本は知ってはいたが、読んではいなかった。書評・コメントを読んでいくと、興味をそそられた本が一冊あった。小説家 逢坂剛さんのコメントが筆者の読書欲に刺激を与えたようだ。
「駒音高く」佐川光晴著 実業之日本社
この作家の作品はかなり前に1冊(「おれのおばさん」集英社)だけ読んでいる。この小説のテーマが好きな「将棋」でもあり、また連作の短篇集でもあったので、読み始めて3時間程で読み終えてしまった。7話のうち、筆者は第1話「大阪のわたし」と第7話「最後の一手」が特に良かった。この作品の底流には「青春」の雰囲気が漂っているのがとてもいい。読後感が爽やかで心地良い。
「プロを志す中学生、引退間際の棋士、将棋会館の清掃員…。勝負の世界で歩を進める七人の青春」(本帯より)。
written by Seikoh-Udoku
痛快エンターテインメント映画…
122分は迫力ある映像、そしてストーリーも…
「ハンターキラー 潜航せよ」
同名小説は既に当ブログで紹介しているが、小説はボリュームのある詳細なストーリーに支えられているの対して、映画は最も魅力的な部分を抽出して作り上げたと言えるかと思う。つまり、小説の持っている良さを映像に凝縮したといって良いと思う。小説を読まずしても、この圧倒的な視覚効果とストーリーに感激するのではないかと思う。
潜水艦及び艦長の活躍もさることながら、特殊部隊(ネイビーシールズ)の動きとその演出の巧みさに感動(ほろりとさせられるものがある)さえ覚えた。上質な痛快エンターテインメント作品に仕上がっている。
評価の最高ランクが五つ星とすれば… 筆者は★★★★★。期待をかなり超えた出来映えだった。さらにもう一度観たいと思わせる映画だった。
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本、読書
「寝ぼけ署長」山本周五郎著 新潮文庫
山本周五郎の唯一の探偵(警察)小説であり、通常の探偵小説とはひと味もふた味も違った物語になっている。この小説が書かれた当時の時代背景の中で、寝ぼけ署長と呼ばれている主人公が事件を推理し、解決するのだが、そこには人情味溢れる行動がある…。山本周五郎ならではの筆致が気持ちを穏やかにさせてくれるようだ。
「五年の在任中、署でも官舎でもぐうぐう寝てばかり。ところが、いよいよ他県へ転任が決ると、別れを悲しんで留任を求める声が市民たちからわき起った…。罪を憎んで人を憎まずを信条とする“寝ぼけ署長”こと五道三省が、「中央銀行三十万円紛失事件」や「海南氏恐喝事件」など十件の難事件を、痛快奇抜で人情味あふれる方法でつぎつぎと解決する」(本帯より)
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Memories of Night-View 7…
The photo was taken through the lens of PENTAX.
written by Seikoh-Udoku
クロスオーバーも…
MB C220dのガラス・コーティングの出来映えに感激してしまったので、もう一台の相棒であるMINI CROSSOVER SDにもこのコーティングをしようと...。
今回もまた感じの良いスタッフ皆さんの笑顔で迎えられ入庫。
出来上がった我が相棒を見てまたまた驚いてしまった… この輝きに。ボディ色が濃い色の方が、ガラス・コーティングの出来映えがより綺麗に見えるという。益々運転が楽しくなるような予感がしてくる。スタッフの皆さん有難うございました。
☆ ☆ ☆
久し振りにここへ寄ってみた。こちらのパフェは最高。Wifeはイチゴパフェ、筆者はマンゴーパフェ。とても美味しかった。
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楽しみの連鎖…
最近になって、興味ある記事(新聞等)を見つけたときにはその箇所を切り抜き、専用のノートブックにその記事を貼付し、コメントを書いている。勿論、愛用の万年筆で書いている。これが結構楽しい。
さて、面白い記事(4/14付朝日新聞朝刊)を紹介しよう。最近公開された二つの映画 —「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(当ブログで紹介)と「バイス」— についての記事だ。
この二つの映画は、アメリカのブッシュ政権下で、チェイニー(副大統領)とラムズフェルド(国防長官)の画策・主導でイラク戦争に突入していった実話なのだが。前者(記者たち)は、新聞記者たちの行動にフォーカスしているのに対し、後者(バイス)は、チェイニーの行動に焦点を当てながら、イラク戦争に突入していった背景を描いている。筆者は両方の映画を観ているが、歴史の真実をきちんと映画化している姿勢に敬意を表したい。
一方、もっと詳しく描かれているのはこの本… 「ブッシュの戦争」(ボブ・ウッドワード著 日本経済新聞社)。当ブログで紹介させて貰ったが、全米でベストセラーになった本でもある。
映画を鑑賞し、記事に注目し、かつて読んだ本を振り返る。興味の連鎖を楽しめる。
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Memories of Night-View 6…
written by Seikoh-Udoku
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