来年の足音が聞こえてくる…
2020年用の手帳が一斉に書店及び文房具店等に並ぶようになった。この光景が目に入ってくると、2019年(令和元年)もあと少しで終わるのかという気持ちになってくる。
手帳と言えば、過去二年間は「ほぼ日手帳」を使っているが、来年は新しい手帳にしようと思っている。筆者は手帳を日記として使っている。
☆ ☆ ☆
ある日のこと、小倉駅前にあるロフトと大型書店に新しい手帳を求めて向かうことに…
この二箇所を歩く中で、筆者の『来年の気持ち』に合いそうな手帳が見つかった。2020年への思いがこの手帳に込められそうな予感がする。
手帳に文章を書くのは楽しい… しかも万年筆で。高価な万年筆を使っているわけではないが、字を綴ること自体が楽しい。ささやかな歓びとでも言えようか…。さらに、インクを選ぶことも楽しい。この数ヶ月はパイロットの『月夜』(ブルー系)を使っているが、この色がたいへん気に入っている。どういう色を選ぶにしても、その時の精神状態に関係しているようでこれまた面白い。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
小倉駅新幹線側に移動し、散策をした。平日でのこの周辺はゆったりした雰囲気が広がっている。30分程の散策ではあったが、気持ちの良い時間を過ごせた。
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本、読書…
ふたたび感動の世界に…
「雨鱒の川」川上健一著 集英社
久し振りに「純粋」な気持ちを味わえた… そんな小説だった。
「一緒にいないと生きていけない―。巨大な雨鱒に互いの思いを託して幼い日々を過ごした少年と少女。10年後、少女に縁談が―」
大自然を背景に、幼なじみの少年と少女が織りなす恋愛小説… 中盤から終盤にかけて、読み手である筆者の心情は熱いものに変わってゆく… やがて、込み上げる感情が最終章に集中していた…。
二人(心平と小百合)の純粋で透明な魂・心情が切なく、美しく描かれている… 素晴らしい作品であった。
written by Seikoh-Udoku
感動する気持ち…
一週間前であろうか、偶然見た映画に震えるような感動を覚えた。その後もその余韻は消えることなく一週間が経過した。
昨日、ふたたびその映画を鑑賞した。記憶に残っている感動的な場面を思い起こしながら、じっくり観ることにした。そう…. 目頭が熱くなる感動を抑えることが出来なかった。
“Taking Chance”
最初、この映画のタイトルの意味することはなんのことなのか分からなかったが、映画を見始めるとその意味が分かってくる… そう、”Chance”とは人の名前だということを…。
マイケル・シュトローブル海兵隊中佐は、2004年にイラク戦争で亡くなった19歳の海兵隊員(チャンス・フェルプス)の遺体を遺族の待つワイオミング州の家まで送り届ける任務に志願をした。それは、人生を一変させるような経験となった…
この映画は実話を基に製作されており、静かなシーンが連続してゆく中に、亡くなった兵士への威厳と尊敬に包まれたドラマになっている。映画に描かれているシーンを思い出すたびに、静かな感動が甦ってくる。この映画は、間違いなく記憶に残る感動の映画の一つになったと…。
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映画で得た感動を胸に秘め、海へ…
C220dに乗り、最近来ていなかったこの海に来た。曇り加減で、時折小雨が降ったりしていたが…
”Taking Chance”で得られた感動が目の前にある景色に投影しているかのように...
written by Seikoh-Udoku
写生画フォトの楽しさ…
好きな場所を訪れ、もの思いに耽る… その時間こそは筆者にとっては珠玉の時間と言える。理屈ではなく、この時間を感覚的に楽しむという表現でご理解頂けるであろうか…。筆者自身の時間の中では、辺りの景色が内なる思いに重畳している。
撮影した写生画フォトを見ると、筆者の思いを倍加させてくれ、さらに記憶に新しい頁を綴ってくれる。写真とはなんと素晴らしい媒体であろうか…
その写生画フォトを撮るに当たっては、(以前にも紹介したが)ソニーα6000を愛用している。ミラーレス一眼であり、小型軽量で筆者との相性も抜群のようだ。この出会いに感謝しなければならない程気に入っている。
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本、読書…
檜山良昭氏の描く小説… 推理小説作家の逢坂 剛氏が絶賛していた書評に触れたのがご縁だった。その作品が「スターリン暗殺計画」(日本推理作家協会賞受賞)。この作品は1978年に初版され、氏のデビュー作品でもある(当ブログで紹介している)。歴史ミステリーであり、これまで読んだことのない独特な世界に魅せられてしまった… これが檜山氏の作品を積極的に読んでいく切っ掛けになった。
次に読んだこの作品もこの上なく面白く、歴史とSFが融合したような醍醐味が味わえた… 「大逆転! 幻の超重爆撃機富嶽1~8」。
檜山良昭氏の作品は「スペクタクル小説」と分類されたり、「架空戦記」と呼ばれることもある。さらに、シミュレーション歴史小説、歴史冒険小説も執筆している。今もなお、檜山良昭氏の作品を読める歓びに酔いしれている。
☆ ☆ ☆
「大逆転! 米・中決戦」檜山良昭著 光文社カッパ・ノベルス
1995年に出版された小説だが、たいへん興味深く読ませて貰った。この小説は、当時(1995年前後)の中国、アメリカ、日本の近未来を、著者ならではの奇抜な発想を基に、迫真の筆致で描いている。中国の転換期の政治家である「趙紫陽」も登場し、国際政治フィクションを楽しく味わえた。
「巨星、墜ちる。中国の最高実力者・鄧小平の死を告げる緊急電が世界を駆け巡った。頑なにその情報を否定する中国を後目に、アメリカは鄧小平後の対中国戦略“オペレーション・パールバック”を実行に移す。いっぽう、在中日本大使館の仁科に、中国外務省の林から極秘の依頼が。それは中国のある要人を日本に亡命させてほしいというものであった。中国共産党では、解放派と守旧派の対立が激化、ついに内戦状態に。守旧派が権力の座を固めるなか、米・中・日の緊張が高まる…」(本帯より)
written by Seikoh-Udoku
台風の影響で各地で多大な被害が出ております。自然災害とは言え、このところの台風や大雨が多くの人々の社会生活に支障をきたしています。一日も早い復旧を祈るのみです。さらに、被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
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コスモスの季節になりました。コスモスと言えば、毎年このスポットを訪れます… 遠賀川に面している水巻町コスモス園。満開ではありませんでしたが、ゆっくり散策をしながらコスモスの美しさを感じることが出来ました。
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本、読書…
トム・クランシーの世界…
日々刻々変化する国際政治に関心を持ち、時に深掘りをしてゆく… こんなことを繰り返して早いもので数十年が経ちました。研究書や学術書を読むことは勿論のこと、フィクションを通しても国際政治の面白さが満喫出来ます。その代表的な小説が… Tom Clancyの作品です。特に「ジャック・ライアン」シリーズが際だって面白い。「レッド・オクトーバーを追え」、「パトリオット・ゲーム」、「今、そこにある危機」… この三作品は小説もたいへん面白いですが、映画も大ヒットしました。ついでながら、映画化はされませんでしたが「クレムリンの枢機卿」が筆者にとっては最も好きな作品でしょうか…。
当ブログで紹介したamazonビデオで配信された「ジャック・ライアン」(2018年)に刺激を受け、久し振りにトム・クランシーの小説を読んでみました。
「合衆国崩壊1~ 4」トム・クランシー著 新潮文庫
原題 Executive Orders Tom Clancy
かなりのボリュームがあり、読み終えるまでに1週間ほど掛かってしまいましたが、トムクランシーの世界に触れることが出来ました。大統領になったジャック・ライアンの活躍が十分楽しめる内容になっています。
「日本ジャンボ機によるカミカゼ攻撃で崩壊した国会議事堂とともに、合衆国政府首脳は全滅した。呆然としながらも、二度目の建国という途方もない重責を果たす決心をしたライアン新大統領。一方イラン最高指導者ダリアイは、大統領が暗殺されて無政府状態となったイラクに侵攻し、イスラム連合共和国を作り上げた。最大の危機に見舞われた祖国を救うために、ライアンは孤軍奮闘する」(第1巻の本帯より)
残念ながら、トム・クランシーは2013年10月に亡くなっています(享年63歳)。未読の作品がまだまだあるので、読み続けてゆこうと思っています。
written by Seikoh-Udoku
澄み切った大気に…
好きなスポットまで足を運んでみました。拙稿ブログではお馴染みの高塔山公園展望台からの眺望の美しさに魅了されているからです。
日曜日の午後4時頃だったかと思いますが、大気が澄み切っていたので、こんなにも綺麗な景色に出会えました。風景フォトとしても、とてもメリハリのある写真が撮れたと思っています。
風力発電の風車がとても美しい…
工場群の姿は迫力があります…
戸畑の渡船場が見えます…
都島展望公園と都島球場が見えます…
定番になっている若戸大橋… 日夜「若松と戸畑」の市民の交流・連絡を担っています。
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本、読書…
「赤い人」吉村 昭著 講談社文庫
吉村 昭の歴史記録文学が冴え渡っています… 北海道開拓に纏わる貴重なドラマに驚きを禁じ得ませんでした。極寒の地での囚人たちの壮絶な労働の上に開拓が進められていった事実に唖然とします。蝦夷地から北海道への変貌してゆく様をまざまざと見せつけられた一冊であったと思います。
「明治十四年、赤い獄衣の男たちが石狩川上流へ押送された。無報酬の労働力を利用し北海道の原野を開墾するという国策に沿って、極寒の地で足袋も支給されず重労働を課せられる囚人たち。『苦役ニタヘズ斃死』すれば国の支出が軽減されるという提言のもと、囚人と看守の敵意にみちた極限のドラマが展開する」(本帯より)
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トヨタ カローラツーリングに試乗…
トヨタ車を運転するのは何年振りでしょうか… フルモデルチェンジを果たしたカローラ ツーリング(Hybridモデル)に注目してみました。これまでのカローラとは全く別物になったといいます。因みに、筆者はこれまでカローラに乗ったことがありません。
クルマの仕様等はHPをご覧頂くとして、筆者はデザインの良さと最新の安全装備がほとんど全て装着されていることにトヨタの力の入れ具合を感じました。試乗したのはハイブリッド車で、走行性はかなり良い感触を持ちました。世界のトヨタが世に送り出した車だと実感出来ます。尚、担当をしてくれた営業スタッフの感じの良さと説明の秀逸さは素晴らしいものがありました。
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ナポリタンでランチを…
久し振りに、ファディでランチをとりました。雲仙ハムが入ったナポリタン… たいへん美味しくいただきました。
written by Seikoh-Udoku
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