本を読むということ…
このところ読書が進んでいる。それは筆者が欲する本に出会えているからだが… 読みたい本は様々な媒体を通して筆者の前に現れる。旧作を読み返すのもいい、新刊本に触れることに歓びさえ感じる。
早朝の散策は気持ちがいい。爽やかな空気を感じながらゆっくりと歩くのは至福のひととき…
今日紹介する本は、久し振りに爽やかな感動をもたらしてくれた。読後感がたいへん良く、余韻が残っている…
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本、読書…
静かな感動が…
「ホンダジェット 開発リーダーが語る30年の全軌跡」
前間孝則著 新潮文庫
この本は『ホンダ』という名前に感動という息を吹きかけてくれた…
これまでホンダというクルマにはご縁はなかったのだが… この本を読み終わる頃には、ホンダという会社のこと、創業者の本田宗一郎のこと、そこに働く人々の熱意ある行動等々が理解出来るようになった。《ホンダジェット》という飛行機の完成までの過程を通して、静かな感動がこの本から筆者自身に伝播されたかのように。
「自動車メーカーが飛行機をつくる ──。この無謀な試みに、航空機王国アメリカで果敢に挑み、遂にHONDA は小型ビジネスジェット機開発に成功した! 創業者・本田宗一郎の精神を受け継ぎ、双翼の上にエンジンを立てる画期的なデザインと、優れた燃費性能を武器に、その分野で販売トップに躍り出た新鋭機の飛翔までの道程を、経営者と技術者への聞き書きを軸に辿るモノづくりストーリー」(本帯より)
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ある日のドライブ…
最近、雨があまり降っていないので(降ったとしても量が少ないので)、水位がかなり下がっている。自然に任せるしかないのだが、雨も適度に必要なことはまちがいのないこと… 天に向かって祈ることにしよう。
ここに来るクルマが結構あることに気づく。緑の中のワインディングな道路を走るのは気持ちの良いこと… 好きな音楽を聴きながらクルマを走らせるこの瞬間に歓びを感じる。
written by Seikoh-Udoku
BMW & MINIを楽しむ…
昨日、お世話になっているBMW&MINI主催の〘Exciting Fair 2019〙に家族みんなで行って来た。
大迫力の総台数80台が展示されている。新車、特選車、MINI登録未使用車、デモカー、認定中古車などこれ程のBMW&MINIが一挙に見られるのはあまりないので十分楽しませて貰った。また、飲食コーナーでは唐揚げ、クレープ、珈琲等の準備もあり、家族は大喜びであった。
筆者にとってのハイライトは、担当者により案内されたシークレットエリアだった。そこには… フルモデルチェンジされたNew BMW 320i M Sport。筆者が特に注目した点は、安全装備に最新のテクノロジーが備わったことと、コックピット内が大幅に洗練されたこと。引き込まれるような魅力をもつクルマに変身したというのが率直な感想。試乗に関しては、後日ご案内しますということだったので楽しみだ。
BMW&MINIのアクセサリーがフェア特別価格で販売していたので、これを購入(タッチペン&ボールペン)。MINIのロゴが入っており、キャップを回すとボールペンになる。
一度に多数のBMW&MINIが見られた貴重な機会にもなり、有益で楽しい時間を過ごせました。
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本、読書…
「私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日」
今西憲之+週間朝日取材班 朝日新聞出版kindle版
これは現実に起こったこと。5ヶ月もの間勾留され、村木厚子さんは無実を主張し、最後までその姿勢はブレることはなかった…
「09年6月14日、霞ヶ関に衝撃が走った。厚労省の現役女性キャリア官僚が逮捕されたのだ。偽の障害者団体に便宜を図った疑いだという。しかし、それは全くのデッチ上げだった。関連した容疑者の裁判で次々と無罪判決が下り、検察の作ったストーリーが否定されていく。なぜ検察はここまで暴走したのか? なぜ関係者は次々と供述を翻したのか? 9月10日無罪判決に向けて事件の全貌を丹念に描く」(amazon解説より)
大阪地検特捜部検事による証拠捏造・でっち上げにより、起訴されたこの事件。未だ記憶に新しい事件かと思うが、冷静にこの事件を精査してみたくなり読んでみたのだが…。
そもそも検事を志す人は「正義の実現」を強く意識しているはずなのだが… 大阪地検特捜部の担当検事は違っていたようだ。検察の信頼を大きく裏切ってしまったばかりか、無実の人を5ヶ月間も勾留し、村木厚子さんを肉体的、精神的なダメージを与えたことは計り知れない。幸いにして、裁判を通じ村木さんの無罪が確定したことが何よりのことだった。
この本は、この事件を詳細に追って行く過程で、大阪地検特捜部の起訴に向けた恐るべき手法を暴いている。一気に読んでしまうほど迫真の場面の連続であった。尚、村木厚子さんの弁護人は数々の冤罪事件を担当した弘中淳一郎氏であった。
written by Seikoh-Udoku
忘れられない映画…
忘れられない映画はたくさんあるが、この映画は特に印象深い。「白い巨塔」(1966年大映作品)… 山崎豊子の同名小説(1965年刊)を映画化したもので、田宮二郎主演。この小説が縁となり、以後山崎豊子の作品を読み始め、さらに医学・医療に関心を持ち始めた。白い巨塔は、これまでもたくさんの俳優により演じられてきたが、筆者は田宮二郎の映画「白い巨塔」が最も素晴らしいと思っている。久し振りに鑑賞したが、多くのシーンには迫力の衰えを感じさせなかった。
もう一本は「ある殺し屋の鍵」(1967年大映作品)… 市川雷蔵主演で「ある殺し屋」の続編。ニヒルな表情の市川雷蔵の演技が光る。市川雷蔵と言えば、「陸軍中野学校」が有名だが、この作品も市川雷蔵の味のある演技に惹かれる。
こういう名画を鑑賞し、酔いしれることもたまにはいい…
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本、読書…
「応戦 1 2 たった一人の勲章」門田泰明著 光文社文庫
かつての「黒豹シリーズ」を彷彿する門田泰明さんの最新のスーパーエンターテインメント・サスペンス小説。待ちに待った新シリーズにワクワクしながら一気に読んでしまった。国際舞台で、スーパーヒーローが大活躍する。理屈抜きで楽しめるエンターテインメントの世界… 門田泰明さんの筆致が鋭く冴え渡る。しかも、この物語はまだまだ続いていく… 楽しみになってきた。
「ワシントンDCの国防総省では、米日安保条約の“解消”に関する秘密会議が開かれていた。一方東京では、防衛大臣に暗殺の魔手が伸び、更に第一回世界情報平和会議の会場で、米中露、各国要人の命を狙う一大事件が発生!内閣総理大臣から超法規的権限を与えられ、大国間の策謀渦巻く闘いの場に一人立つ「高級秘密情報官」とは!?」(本帯より)
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ホイールの洗車に…
当ブログでも言及しているが、ホイールに汚れが目立ち始めると洗車の声が囁きはじめる。今回『ブロワ』(下記写真)を初めて購入。ホイールを洗った後にこの道具を使うと、ホイールの表面から奥にある水滴まで一瞬にして吹き飛ばしてくれる。風力も調整可能でその威力は十分。既に3回ほど使用しているが、洗車時間も短縮されたし、極めて便利と実感。
スペースワールドの解体も終わりに近づいている。後ろにあったスペースシャトルが既に解体されて、跡形もなくなっている。
ある日の午後、好きなスポットへ。ミニクロスオーバーSDが納車されて1ヶ月が経とうとしている。何気なく運転している中に、「駆けぬける歓び」というこの言葉がどこからとなく聞こえてくる…
written by Seikoh-Udoku
ハーモニカ…
最近はハーモニカを吹くことはなくなったが、この楽器には思い出が詰まっている。小学校3年ぐらいの頃であろうか、兄からハーモニカを渡されたのが最初だ。どう言う訳か分からないが、思い浮かべたメロディをハーモニカで吹けてしまうのだ。筆者とハーモニカの相性が抜群であったのだろう。
ある時、両親に横浜伊勢佐木町に連れて行ってもらった時のこと… 上機嫌の両親が「何か欲しいものはあるか…」と聞いてきたので、思わずハーモニカと叫んでしまった。いつも吹いていた普通のハーモニカより上級のハーモニカ※を買って貰った。とても感激したことを覚えている。
※クロマチックハーモニカ。スライドレバーを押すと半音高くなる機能が付いている。
(写真は10年程前に購入した同型のハーモニカ)
小学校6年の音楽の時間に「峠の我が家」という曲を勉強していた頃、この曲をハーモニカでみんなの前で吹いたことがあった(この曲は半音高くなる箇所があるので、クロマチックハーモニカでしか演奏できない)。クラスのみんなから拍手を貰ったことが嬉しかった…
あれから幾多の歳月が過ぎ去り、両親と兄は他界してしまった…
先日、久し振りにハーモニカで「峠の我が家」を吹いてみた。あの頃の思い出が甦ってくるかのように…
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本、読書…
「柳生非情剣」隆慶一郎著 講談社 kindle版
この作家の「死ぬことと見つけたり 上下」を読み、時代小説の面白さを再認識させて貰った。この次はこの作品と決めていた。「柳生一族」の生い立ち、繋がり等が詳細に描かれており、存分に楽しめる。短篇集でありながら、もの凄い迫力に圧倒された。読み応え十分。
「剣に生きる一族として、将軍家指南役となった柳生。連也斎、友矩、宗冬、十兵衛、新次郎、五郎右衛門…彼らの尋常でない修業による技、将軍家と関わることによって起こる一族の相剋、死を見据えてなお剣の道に生きざるを得ない激烈な生きざまを描く」(本帯より)
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今日もここへ…
このスポットは好きでよく来ている。この日は天気も良かったので最高の気分になれるからだ。
ただ停車し音楽を聴いていることもある。この日は訪れる人もほとんどなく、落ち着いた雰囲気だけが漂っていた。
written by Seikoh-Udoku
ステレオ…
モノラルが主流の時代、ステレオが欲しくて欲しくてしようがなかった。高校三年生の時だったろうか… そんなある日、いとこがステレオを買ったので聴きに来ないか誘われた。
トリオ社製のステレオ※でレコード(ドーナツ盤)をかけてくれた。その曲をはっきりと覚えている。由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」(1969年3月発売)だった。デビューしたての曲だったが大ヒットの兆しを見せていた。透明感溢れるこの曲に繰り返し聴き入った。 ステレオで聴く音楽はなんと素晴らしいものなんだと...
※「ステレオ」とは「レコードプレイヤー付きステレオ」のこと(イメージ写真)
その後、念願であったステレオを買うことが出来た。当時、ステレオといえば「トリオ、サンスイ、パイオニア」だったと思うが、筆者はパイオニアを選択。最初に買ったレコードは、ベートーベンの「田園」とナルシソ・イエペスのLP盤。イエペスが奏でるクラッシック・ギターの「禁じられた遊び」に聴き入っていたことが思い出される。
当時、ステレオは宝物のような存在だった…
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本、読書…
「指揮権発動」笹本稜平著 角川書店 kindle版
この作家の作品を読むのは久し振り。最近では警察小説的な作品が多いようだが、山岳小説の分野でたいへん魅力のある作品がある… 「還るべき場所」(2011年刊)。また、デビュー作品の「時の渚」(2004年刊)は秀逸なハードボイルドミステリー小説。
本小説は「検察、公安、捜査一課が一丸となって、国際社会の闇を暴く!」(amazon解説)ストーリーであり、読み応え十分。ここ10年前後の「検察特捜部」の動きに対しては、筆者としてはやゃ疑問に思うことが少なくない。翻って、この小説で描かれている特捜検事には、紆余曲折がありながらも最後まで「正義」を貫こうとしている姿が描かれている。司法に身を置く人には「かく在りたい」と願うばかりであるが…。
「ODAコンサルタントに従事する三人の日本人が殺された! 密命を受けた特捜検事の芦名は、アフガニスタンへ飛ぶ。公安、捜査一課とともに捜査を進めると、日本政府を揺るがす裏金システムの存在が発覚し――」(amazon解説より)
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夕方のドライブ…
久し振りに来たこのスポット。写真を見ても分かるように、気持ちが落ち着く。
都会の喧噪から逃れるには格好の場所なのだが、今の筆者にはそのような状況にあったのはかれこれ8年前のことになってしまった。過去と現在が交錯する思考の中に、暫しの休息が得られる…
written by Seikoh-Udoku
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