iPhoneの活用…
iPhone 6 plusに内蔵されているカメラは、画質も良くたいへん便利で重宝している。そこで、幅広い活用法として、広角レンズ、魚眼、マクロ、(セットになっている)の三種類のレンズを買い求めた。価格の割にはお得感が持てる優れものだ。ちょっとした遊び心を楽しむのには十分。
ノーマルの撮影写真と広角、魚眼、そしてマクロレンズを装着したもの… いかがであろうか…
広角レンズ
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本、読書…
待っていた原田マハさんの作品…
最新刊「暗幕のゲルニカ」原田マハ著 新潮社
「楽園のカンヴァス」(新潮社 2012年発行)を読んだ時は、この作家の存在を驚きを持って知った。あれから4年、またもや素晴らしい作品を発表した。今回の主役は、ピカソの代表的な作品である『ゲルニカ』(本表紙に描かれている絵画が「ゲルニカ」)。
ゲルニカとは…
スペイン内戦中の1937年に制作され、ドイツ軍の激しい空襲を受けたスペインの都市ゲルニカを題材としている。
このチャッチフレーズがこの小説を言い表している…
私は信じる、絵画(アート)の力を。
筆者からはこれ以上言うことはなく、お読みいただければきっとこの小説で訴えているものを感じて頂けるのではないかと思う。お薦めの一冊である。
内容は… (本帯より)
反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの “ゲルニカ”。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。
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歴史を心静かに…
オバマ大統領が広島を訪れる… 今日(27日)がその訪問日。オバマ氏の広島訪問に関しては、米国内でも様々な意見があることはご承知の通りだが、ここではその賛否を問う場でもなく、また政治的な意見発表の場でもない。ただ、筆者は広島・長崎での「原子爆弾投下」という歴史的事実を静かに考えてみたいと思い、この二冊を読んでみた。
「ヒロシマ」ジョン・ハーシー著 法政大学出版局
アメリカ人ジャーナリストが書いた原爆被害記録。綿密な取材を通してリアルに書かれた原爆の惨禍。ここにその実態が浮かび上がってくる。
内容は… (本帯より)
「20世紀アメリカ・ジャーナリズムの業績トップ100」の第1位に選ばれた、ピュリッツァ賞作家ジョン・ハーシーによる史上初の原爆被害記録。1946年の取材による1~4章は、6人の被爆者の体験と見聞をリアルに描いて世界に原爆の惨禍を知らしめ、原水爆禁止・核廃絶の運動に影響を及ぼした。85年の再訪で成った5章では、原爆症との闘い、市民としての生活・仕事・活動など、稀有な体験者たちの戦後史をヒューマンな筆致で跡づける。5章新訳を増補した決定版。
「ヒロシマ・ノート」大江健三郞著 岩波新書
大江健三郞さんの目で見た現実に基づいて書かれた広島原爆の悲劇が切々と描かれている。「すべての道は平和に」と希求する大江健三郞氏の願いが伝わってきます。
内容は… (本帯より)
広島の悲劇は過去のものではない。一九六三年夏、現地を訪れた著者の見たものは、十数年後のある日突如として死の宣告をうける被爆者たちの“悲惨と威厳”に満ちた姿であり医師たちの献身であった。著者と広島とのかかわりは深まり、その報告は人々の胸を打つ。平和の思想の人間的基盤を明らかにし、現代という時代に対決する告発の書。
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ひとりごと…
My wifeと連れだって以前紹介した美味しいパスタ屋さんに行った。このお店のパスタも久し振り。
この日、筆者は当店の新作「デミグラス ナポリタン スパゲティ」、一方 My wifeはといえば「高菜 醤油 和風スパゲティ」をいただいた。極上の美味しさだった…. この美味しさをお伝えできないのが残念だが…
高菜 醤油 和風スパゲティ
デミグラス ナポリタン スパゲティ
written by Seikoh-Udoku
Mac OS X El Capitanをインストール
Macの新しいOSがリリースして少し期間が経過した。筆者なりの慎重さもあってかやっとMy PC (iMac & MacBook Pro)にインストールを試みた。時間は結構かかったが、トラブルもなくインストールすることが出来た。
使った印象としては、動作環境も良いようで動きがサクサクし、速くなった様に思える。また『New Mac OS EI Capitan』はこのうえなく進化していて、使っていくうちにもっとその快適さが伝わってくるのだろうと期待している。
さらに、New OSのインストールと同時に新しく発売された「Magic Keyboard & Magic Trackpad 2 」も導入したが、これまた頗る動きがよい。「Magic Keyboard」は打った感触がこれまでのものと異なり、特に「キー」を打った音が柔らかいし、「Magic Trackpad 2」はこれまでのものより横に大きくなり、表面の材質もしっとりくるものに変わり、パッドに触れる感覚が極めて良い。両機器は、従来の電池式から「充電式のリチウムイオン・バッテリー」に変わったことも大きな変更点。
以前のブログでも書いたように、iMac上で作業を行うときは、Keyboard、Trackpad and Mouse※を使っている。これらの機器が筆者のPC操作を強力にサポートしてくれている。
※筆者註:Mouseだけは他社製品を使っている。
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この雑誌が見逃せない…
⓵「このミステリーがすごい! 2016年版」(宝島社)
⓶「2016本格ミステリ・ベスト10」(犯罪小説研究会編著原書房)
この時季になると必ず購入する雑誌がこれだ。筆者はミステリーもこよなく愛しているので、この雑誌から得られる情報は欠かせない。既に読んだ本もあれば、未だ読んでいない本も紹介されているので本好きにはたいへん重宝な雑誌。この種の雑誌に関しては、筆者の言う「斜め読み」で十分理解出来る。
日頃から思っていることだが、本の面白さとは、人によって感じ方が千差万別で、その面白さの度合いが180度違うことも多々ある。それこそが「本」の底の深さなんだろうとつくづく感じる。
参考までに、⓵は、幅広い一般的なミステリーファン向けの本が選ばれているが、一方、⓶は、本格的な犯罪小説(探偵小説)のファンが好む本が選ばれる傾向にある。
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徒然なるままに…
いつも「本、読書」欄をご覧に頂いている方々には感謝申し上げます。繰り返しになりますが、ここでお薦めしている本はすべて筆者が読み終えたもので、その思いを「本に興味を持っておられる方々」にシェアしたいとの思いを込めて綴っております。
今年も現時点で読み終えた本は200冊を超えました。今年は例年になく外国の作品も比較的に多く読んでいますし、また、多くの新進気鋭の作家の作品にもチャレンジしております。
学術書、純文学、歴史、ミステリー、SF、ノンフィクション等の枠を超えて、素晴らしい本との出会いを求めて、これからも読書を続けて参りたいと思っております。ご興味のある方々におかれましては、引き続きご覧頂ければと思います。
ひとりごと…
写真の本※は、本年初頭より読み始めて今もその途中にあります。少しづつゆっくり読んでいく歓びもまたひとしおです。こういう読書も趣があり、ひとり自己陶酔の世界に耽っております。
※ 註:「21世紀の資本」トマ・ピケティ著 (みすず書房)
10月(October)になってからの初めてのブログ…
10月は、読書に、ドライブに、そして美しい紅葉が見られる...
朝晩はぐっと気温が下がり、肌寒くなってきた。街のお店ではすっかり秋の服装に並べ替えられている…
iMacの必需品…
iMacでの文章作成や写真編集等に役に立っているのが、「トラックパット」(写真右)。今回それに加えて「ワイヤレス 角マウス Wireless KAKU Mouse」を購入した。トラックパットではやりにくかった部分をこのマウスで補完するという使い方で導入した。
3ボタン(左右クリック、スクロール)があり、マウス電源がPCと連動するなど相当な部分で進化している。安価な割りには使い勝手は上々というところ。
写真とドライブ…
筆者にとっての写真はと言えば、専ら大自然の景観、絶景等とそれらを背景にした愛車を撮ることだ。海や山々のような雄大な景観を見ているだけでは、その場を離れると直ぐ消えてしまうので、写真の存在意義がそこにある。美しい写真は、今日ではインターネット等で共有出来ることが素晴らしい。
下記写真は、福岡県にある「二見ヶ浦の夫婦岩」と好きなサイクリング・コース(冒頭の写真)を撮影したものだが、写真はその味わいをいつまでも自分の中で持っていることが出来る。
一方、歴史(特に、幕末から昭和までが好きだが)に絡めて行くドライブが楽しい。更に欲張りなのが、その行き先に関して事前に書物を読み、ある程度知識を得た上で、その対象物を訪問するやり方だ。それは筆者の趣味「本、読書」にリンクしている。また、訪問する手段は、愛車(BMW or Mercedes-Benz)での「駆けぬける歓び」を味わう。つまり、「写真、本、クルマ」の三つの要素が組み合わさった趣味と言う事になる。
今も次なるターゲットを求めて準備中というところか…
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読書の秋… その 2
久し振りにミステリー界の巨匠の作品を読んだ。原題は「Endless Night」だが、この作品を読み終えると「成る程…」を思える。翻訳が良いせいか冒頭から染み入るように読み始めた。
この作品をクリスティー自身が、ベスト10に選出した自信作で、その思い入れが強い作品であることが分かる。クリスティーファンのみならす、本格的ミステリーを読みたい方には「読書の秋」に相応しい作品と思われる。筆者はこの作品の印象を一言で言えば、クリスティーが描きたかった「愛」を感じる作品だと思う。
簡単な紹介… (本帯より)
誰が言いだしたのか、その土地は呪われた「ジプシーが丘」と呼ばれていた。だが、僕は魅了された。なんとしてでもここに住みたい。そしてその場所で、僕はひとりの女性と出会った。彼女と僕は恋に落ち、やがて…クリスティーが自らのベストにも選出した自信作。サスペンスとロマンスに満ちた傑作を最新訳で贈る。
相棒」五十嵐貴久著 PHP文庫
相棒といっても、テレビドラマの「相棒」ではありません。その相棒とは…
坂本龍馬と土方歳三。歴史上はあり得ない話だが、エンターテイメント小説の世界では十分あり得る。この小説を知ったときは、著者にはたいへん失礼ながら「なんだ、馬鹿馬鹿しい、あり得ないストーリーだし… 」と思いながら読み始めるとたいへん面白く、止められなくなり一気に最後まで読んでしまったというエピソードが付いた。
歴史背景は忠実に再現されており、なかなかの作品だと感心してしまった。歴史をある程知っている方が読んでも、十分その評価には耐えられる内容と質を持っている作品だと思う。
この作品を読み終え、五十嵐貴久さんの他の作品も読んでみたくなり、早速購入してしまったほど、この作家に暫し魅了された感がある。
この小説を簡単に紹介すると… (本帯より)
「時は幕末、京の都――。大政奉還を目前に控え、徳川慶喜暗殺未遂事件が起こった。幕閣から犯人探索の密命を受けたのは、坂本龍馬と新選組副長の土方歳三。しかし二人に与えられた時間は、わずか二日間だった。いがみ合い、衝突しながら捜査を続ける二人が最後に行きついた人物とは?そして龍馬暗殺の真相を知った土方は?幕末維新のオールキャストでおくる、傑作エンタテインメント長篇小説」
五十嵐貴久さんのこと…
2001年「リカ」でで第2回ホラーサスペンス大賞受賞し、翌年小説家デビュー。テレビ・ドラマにもなった「交渉人」は、五十嵐貴久さんの原作。その他著作多数。
『センセイの鞄』 川上弘美著 文春文庫
第37回谷崎潤一郎賞受賞作品
ベストセラーになった本で、筆者は出版されてからしばらく経ってから読んだ。とにかく「日本語」の素晴らしさを存分に味わせてくれ、「美しい文章」に驚かされる。川上弘美さんの作品はこれは初めて。これだから「本、読書」の趣味に終わりがない... 素晴らしい作品に出会っ
た。
作品が秀逸なのか、2003年にWOWOWの「ドラマW」で第1回作品としてテレビ・ドラマ化された。筆者はDVD版を観た。主演のセンセイ役が「柄本明」、相手役が「小泉今日子」。両俳優の名演技が光り、この作品の質を上げており、映像としての価値も高く、美しい作品として仕上がってる。
本を読んでこの作品をじっくり味わうのも良し、映像を鑑賞するのも良し。作品が優れていることを自然な形で証明している。
「40歳目前の女性と、30と少し離れたセンセイの、切なく、悲しく、あたたかい恋模様」(本帯から引用)
川上弘美さんのこと...
芥川賞作家。これまで数々の作品を書き、多くの文学賞も受賞している。
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スマート スマート フォーフォー 本日(6/21/2018)、私の下を離れました。一年半の間良き相棒として走ってくれました ... |
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