違ったアングルで…
同じ場所でもまだまだ撮っていないカメラアングルがあります。写真を撮ることは、そういう意味では底が深いと言えます。
本日は、被写体としては申し分のない場所に来ています… 高塔山公園です。この公園の四季折々の姿を見ることができます。また公園に敷設されている展望台からは絶景が見られます。
今回はこれまでとは違ったアングルで撮ったフォトをシェアしようと思います。
撮影機材はPENTAX K-1で、このところ天気が優れない日が多い中、その日は晴天でした。野外音楽堂の背景には、青空が広がっています。
春の予兆を感じさせてくれる光景に思わずシャッターを切ります。一眼レフのシャッター音がなんとも言えません。
高塔山公園には、文学碑(火野葦平)、芝生広場、かっぱの地蔵尊、県木の森などがあります。
緑の向こうには響灘の海が見えます。
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熱戦と感動…
応援している早田ひな選手が、昨日の全日本女子シングルス決勝で、木原美悠選手との熱戦を制し優勝しました。決勝に相応しい見応えのある試合でした。
シングルス優勝後の彼女のスピーチにはいつもながら感心します。特にその内容に思わずもらい泣きする場面もあったりして心打たれました。いつもながら謙虚な姿勢と心優しい人柄がにじみ出ていたように思います。
これで、早田ひな選手は混合ダブルス(張本智和選手)及び女子ダブルス(伊藤美誠選手)優勝と合わせて「三冠」を達成したことになります。参考までに、全日本女子で三冠達成は、早田ひな選手で史上4人目だそうです。さらに、全日本女子ダブルス五連覇の大記録も打ち立てました。
当サイトで既にご案内したように、昨年暮れのTリーグの試合に、筆者は早田ひな選手を応援するため、初めて試合会場へ足を運びました。そのせいもあり、早田ひな選手が身近に感じるようになりました。応援することは素晴らしいことだと改めて感じています。
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映画『ザ・インタープリター』
この映画を監督したのは『シドニー・ポラック※』で、本作品公開(2005年)から3年後に亡くなっています。つまり、シドニー・ポラックの遺作になります(敬称略)。
※注:代表作品としては「追憶」「トッツィー」「「愛と哀しみの果て」「ザ・ファーム法律事務所」等々(筆者が視聴した映画に限定しました)
国連で通訳として働いている女性が、アフリカのある小国の大統領暗殺計画を聞いてしまったところからストーリーが始まります。通訳(シルビア)にはニコール・キッドマン、ケラー役としてショーン・ペン(シークレット・サービス)が共演しています。
「アフリカのマトボ共和国出身のシルビアは、現地のクー語の通訳として国連本部で働いている。ある日、彼女はマトボの大統領暗殺計画に関する会話を偶然聞いてしまう。それ以来、危険がつきまとう彼女の身を守るため、シークレットサービスが送り込まれる。そのうちの一人、ケラーはシルビアの言動に疑惑を持ちはじめるが…」
久々のポリティカル・サスペンス映画でしたが、各シーンを見逃せないほどのスリル満点の映画でした。特に、ニコール・キッドマンが美しかったですね。参考までに、国連では長年、内部での映画撮影ロケには許可は与えられませんでしたが、この映画には特別に撮影許可を与えられたということです。十分楽しめる映画かと思います。
written by Seikou-Udoku
浜田遺跡
交通の往来が頻繁にある道路のすぐ脇にこの石碑が立てられています。これまで何度も通り過ぎていましたが、やっとこの碑に辿り着いたという感じでしょうか…。場所は北九州市若松区大字小竹。
碑の説明によれば、「塩つくり」を行っていた遺跡で、奈良末から平安時代の製塩遺跡と記されています。製塩土器が多数掘り出されており、当時の様子が窺えるようです。
浜田遺跡だけでなく、若松北海岸一帯で塩が精製され、太宰府や観世音寺などに納められていたものと思われます(碑の説明より)。
このように、歴史に触れられることはたいへん貴重なことであると思っています。
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絶景を見る…
このところ曇りが多く、時折雨や雪が降ったりの寒い環境の中、気分転換にこの景色を見たくなりました。人気の絶景スポット『角島』&『角島大橋』(山口県下関市豊北町神田~角島)…
2018年7月31日に撮影した写真ですが、ここを訪れる人を歓迎してくれるようです。
角島先端にある『角島灯台』。日本海を前に堂々としています。
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こちらは山口県長門市日置にある『千畳敷』。雄大な美しい景色が広がっています。
(2016年10月6日に撮影)
標高333mの高台に広がる草原の地「千畳敷」。眼下には日本海に浮かぶ島々、果てしなく広がる海と空の一大パノラマが展開しています。
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本の世界…
『書楼弔堂 待宵』京極夏彦著 集英社
6年ぶりの「書楼弔堂」シリーズの第三弾… 待っていました。書楼弔堂という本屋を介して歴史に名を馳せた著名な方が登場するこのシリーズ、怪しげな(?)魅力を放っている作品です。
本帯にもあるように「日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす」本なんですね。京極夏彦の不思議な世界に入り込みます(敬称略)。
今回登場するのは… 思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二等など。迷える者たちが己の一冊を求めて「書楼弔堂」にやってくる…。本をこよなく愛し、歴史への好奇心旺盛な方には、京極夏彦のこのシリーズは欠かせないと思います。
「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう…」
この決り文句と共に、驚きの展開が出現する…。最終場面で登場する「落ち」が絶妙なんですね。京極夏彦の世界は独特且つ ”Mysterious”… こういう面白い本があるので読書はやめられません。
written by Seikou-Udoku
歴史を見つけた… 参勤交代往還路
小倉駅のすぐ近くに「歴史」を示す貴重なスポットを見つけました。これまで全く気づくことなくその付近を往来していました。
江戸時代、参勤交代で九州の諸大名が常盤橋周辺の本陣で休泊した後に、京町を通って門司の大里湊へ向かい、江戸を目指しました。その往還路がセントシティ(以前のコレット「井筒屋」)の店内を抜けるため、セントシティ東・西入口歩道に碑で表示されています。
参勤交代往還路はセントシティの裏側にあり、駐車場入口の真向かいにあります。江戸時代、参勤交代の折ここを大名行列が通ったと想像するだけで歴史を感じます。
こういう歴史の感じ方は、嬉しいことだと思ってしまいます。
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小倉駅正面の光景です。北九州最大の駅だけに日中でも人通りが多く賑やかです。北九州は地下鉄はありませんが、小倉駅直通のモノレールが走っています。
新幹線口に抜ける駅構内ストリートの表情です… 小倉駅のメイン乗車エントランス
モノレール乗車口、AMUプラザ、筆者の好きなサブウエイ…
小倉駅の新幹線口を出ると、その景色が一変します。
この日は、参勤交代往還路をメインに、小倉駅周辺をゆっくり散策しました。程よい運動と歴史を感じるひとときでした。
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心穏やかになるドラマ
Netflixで配信されている「舞妓さんちのまかないさん」を偶然に見たところ、気持ちがほっこりする内容に魅了され、あっという間に全9話を見終わりました。とても良い作品だと思います。お互いに信頼し合う友情が美しく描き出されています。
京都の花街を舞台に、華やかな舞妓さんの毎日をおいしいごはんを通して描くこのドラマ… 是枝裕和が監督・脚本を担当したことも大きいと思います(敬称略)。
青森から出てきて屋形のまかないさんとなったキヨ役に森七菜、キヨの幼なじみで舞妓として“百年にひとりの逸材”と期待されるすみれ役には出口夏希… 爽やかで清潔感溢れるこの二人の主人公がとても素敵なんですね。また、各エピソードに出てくるまかない料理が食欲をそそります。新年早々良いドラマを見させてもらいました。
written by Seikou-Udoku
写真の世界… PNENTAX K-1
とにかく写真を撮ることが楽しい。筆者は専ら風景写真ですので、様々な景色をファインダーを覗き、シャッターを押す… この動作に快感を覚えます。
ファインダーで見る景色を自然なまま見られるのが一眼レフの特徴、PENTAX K-70とK-1の一眼レフでフォト撮影を楽しんでいます。
そこで、今回はK-1で撮ったフォトをシェアしようと思います。このところ続いている曇天の中で撮ったものです。
K-1はフルサイズですので、ファインダーで見る視界が広くとても快適です。APS-CのK-70に比べてK-1は少し重くなっていますが、重厚感が増したと前向きに割り切ります。
シャッター音は... K-70がシャープな感じであるのに対して、K-1はソフトなシャッター音なんですね.。
APS-Cとフルサイズをシチュエーションを考えながら使い分けようと思っています。
〖ミラーレス機〗ここ数年はミラーレスカメラは性能が格段と向上し人気を博しています。また一眼レフと比べると小型軽量で使いやすい。一方、「一眼レフ(Single-lens reflex camera)」という名称からもお分かりのように、一眼レフには「光を反射する(reflex)」ミラーがあります。ミラーレスは、その名の通り「ミラー」がありません。ミラーレスカメラは、より電子化が進んだカメラと言うことができるかと思います。
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相棒
現在TV放映されている『相棒』の話です… 人気のあるTVドラマで、なんと「Season21」になっているから驚きですね。1月18日に放映された第13話「椿二輪」は、ホロリとくるシーン(最終場面)もあり、このドラマにまた惚れ直しました。
杉下右京(水谷豊)と相手役の亀山薫(寺脇康文)との会話が軽妙で面白い… 思わず笑ってしまう場面もありました。さらに、亀山の女房役の鈴木砂羽がとてもいい味を出しています。とにかく脇役陣が光っていますし、脚本が優れているのだと思います(敬称略)。
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新年早々読んだこの小説が凄かった…
『ロシアの核 上下』デイル・ブラウン著 早川書房
デイル・ブラウンの小説は本当に面白い。ただ、この本のタイトルには少し違和感があります… それもそのはず原題は ”CHAINS OF COMMAND”となっており、なる程と納得しました。確かに「ロシアの核」は重要なファクターではありますが、原題の方がフィットしていると思います。
この本がリリースされたのは1994年4月とは到底信じられません。つまり、時代のギャップを全く感じないからです。奇しくも昨年ロシア(プーチン)がウクライナを侵略したように、本編でもロシアの狂人とも思える大統領によってウクライナを攻撃するというストーリーになっています。しかも、限定的な核攻撃を仕掛けたというから驚きです。
ストーリーは、アメリカの戦術飛行隊編隊長レベッカと航空団整備司令ダレンの動きを中心に、ホワイトハウス、ウクライナの防空軍パイロット、ロシア大統領、トルコ軍を巻き込みながら進行していきます。最終シーンでは感動もあり、たいへん充実した内容になっています。
「エリツィンに代わりタカ派の大統領が就任したロシアは、ドニエストル地域の獨立をめぐってモルドヴァとの対立が深まり、それに関連してウクライナとも緊張狀態が続いていた。そして1995年初頭、領空侵犯したロシアの爆撃機隊をウクライナの戦闘機隊が撃墜する事態が発生した。ロシアは核ミサイルを発射し、ウクライナの軍事施設を破壊した。壊滅的な打撃を受けたウクライナは、臨時政府をトルコに移し、ロシアに対して宣戦布告をする。アメリカの対応は微妙だった。むやみに軍事介入し、ロシアとの核戦爭を誘発してはならない。しかも大統領は、兵力削減を推進していた。かくて、數隻のフリゲートと、予備役の一個RF-111G偵察機部隊がトルコに派遣されるが…」(上巻の本帯より)
それにしても、デイル・ブラウンの航空機及びその装備・兵器の描き方及びそのディテールにはいつもながら驚かされます。さらに、終盤のクライマックスに、アメリカが下した驚愕の決断があり、おそらく読者は驚かされるであろうと想像します。この小説が書かれた当時の不安定な国際情勢下の戦争を巧みに再現しています… デイル・ブラウンの先見性には驚くばかりです。国際軍事ポリティカル・スリラー小説としては正に一級品であり、正月から良い作品に出会いました。
written by Seikou-Udoku
スぺースワールドの遺言
—「スペースワールド」は今も生き続けている—
閉園したスペースワールドの跡地に昨年4月に『The Outlets Kitakyushu』がオープンしたことはご案内の通りです。当サイトでも数回取り上げており、週末には多くの人々で賑わっています。
そんな中、スペースワールドの遺言とも思える「もの」を本日は紹介しようと思います。街の風景の移り変わりを見るのは懐かしく楽しいものです。
スペースワールドは2018年1月1日午前2持に閉園しました。下記写真は、閉園後の2018年1月26日にスペースワールドの思い出のために撮影したものです。スペースワールドの象徴とも言える「スペースシャトル」が、多くの人々に強い印象を与えたことでしょう…。
現在(2023年1月15日撮影)、同じ場所を撮影しました。今は「スペースLABO」になっています。「宇宙」を感じさせてくれる言葉だけが残っているのですね。
その日は時折雨が降ったりの生憎の天気でしたが、訪れる人は多いようです。周辺の景色は…
皿倉山の頂上付近は厚い雲に覆われています。
ここにくると「スペースワールド」という名前が残っています。JR鹿児島本線の「スペースワールド駅」です。
スペースワールド自体はなくなりましたが、「名前」は今も生き続けています。JRの粋な計らいが嬉しいですね。「スペースワールド」はこれからもずっと思い出の中で残ります… スペースワールドの遺言として。
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PENTAX K-1
筆者が使用しているカメラは『PENATX K-70』で、何ら不満もなく快適なフォト・ライフを送っています。ただ、このカメラはAPS-Cサイズですので、機会があれば35㎜フルサイズの一眼レフを使ってみたいと以前より思っていました。
新年を迎え、現在のPENATX K-70に加えて、フルサイズ一眼レフを導入することにしました。もちろんメーカーは《PENTAX》で『K-1』にしました。アップグレイドされた「K-1 MarkⅡ」もありますが、敢えてペンタックスの最初のフルサイズ機である「PENATX K-1」を選びました。
有効3640万画素のCMOSイメージセンサーを搭載しているので、より綺麗な写真が撮れるものと期待しています。同時に購入したレンズは、フルサイズ用のPENTAX-D FA 28-105㎜ F3.5-5.6 DC WR標準ズームレンズ。
PCはAppleにこだわりを持っているのと同様に、カメラはPENTAXに執着があります。
写真を撮り、現像・編集することを含めて「写真を学ぶ」ことは、この上なく楽しいことだと思っています… PENTAXユーザーの一人として。
written by Seikou-Udoku
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