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晴耕雨読のブログ一覧

2019年12月27日 イイね!

あと数日で2020年へ... 本、映画

あと数日で2020年へ... 本、映画

あと数日で2020年へ


 毎日綴っている日記帳のページがそろそろ終わりに…   年末になる実感が押し寄せてくる。元旦から書き記してきたページを捲ると、様々なことが思い出される。

 楽しいことも、怒ったことも、愛しく思ったことも、悲しいことも


 感動した本に出会えた…  涙した映画を観た…  念願だったスポットを訪れた…  歴史上の傑出した人物所縁の地へ足を運べた…  聴く音楽ばかりでなく、自ら演奏する音楽に踏み出した…  そして、みんカラを続けることが出来た…    全てに感謝しようと思います。




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本、読書


「狼の義 犬養木堂伝」 新、堀川惠子著 

KADOKAWA kindle


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 犬養 毅(木堂)といえば、内閣総理大臣任期中に、統帥権独立を叫んだ軍部の兇弾に倒れたことで広く知られている(五・一五事件)。最後の言葉として「話せば分かる」はあまりにも有名であるが


 この本を読みたいと思った理由は、ひとつには犬養 毅という人物に関心があったことと、もう一つは著者に惹かれたからだ。この本は執筆中に亡くなった林 新氏の後を継いで、妻の堀川惠子が書き上げたものなのだが。堀川惠子氏といえば、優れたノンフィクション作品を書いており、その中で「原爆供養塔 忘れられた遺骨の70 」(文春文庫)には、筆者はたいへん感銘を受けている(当ブログで紹介)。


 「515事件の実態はじめ、驚愕の事実に基づく新評伝。政界を駆け抜けた孤狼の生涯を圧倒的筆力で描く!!..」(本帯より」


 厳密な意味でのノンフィクションというよりは、林 新氏は小説的な手法で書き始めた経緯もあって、気骨のある信念を貫き通した政治家 犬養 毅を見事に描いていると思う。歴史の一断面が分かる本だと思う。




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今年最後の映画は


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 このシリーズもこれで完結となった。第一作から劇場で観てきたスターウォーズ。エンドロールが終わるまでシートに座っていた感慨深かった。色々な意味において、この映画と共に一つの節目を迎えたようだ。筆者にとっては、今年最後の最も相応しい映画になったようだ

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 どうぞ良いお年をお迎えください


written by Seikoh-Udoku

Posted at 2019/12/27 15:23:05 | トラックバック(0) | 本、映画 | 趣味
2019年12月21日 イイね!

Drive for year-end... 本、映画

Drive for year-end... 本、映画


Drive for year-end…


 2019年の終わりが近づいた今、好きなスポットまでクルマを走らせた。


 2~3ヶ月に一度ぐらいの頻度でここに来る。門司港レトロを通り過ぎ、和布刈(めかり)公園に到着する。ここからの眺めはとても爽やかで、気持ちが落ち着き、リフレッシュされる。


関門橋
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 絶景が眺められる和布刈公園第二展望台に移動する。何度来ても素晴らしい。ベンチに座り大きく息を吸う…  


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 黄昏どきに入った人生とYear-endは、その心境が僅かながらオーバーラップするような気持ちになるのだが…  この爽やかな景色の中に我が身を置いていると、これまでの歩みがほんのりと見えてくる。


 


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本、読書


小説「壁の男」貫井徳郎著 文春文庫kindle


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 地味な作品ではあるが、筆者の中では名作に属するのではないか


 「北関東に、家々の壁に原色で描かれた稚拙で奇妙な絵で話題となり注目を集める小さな町があった。描いているのはすべて、ひとりの男だという。ライターの「私」はその男・伊苅にインタビューを試みるも寡黙でほとんど語らない。周囲に取材を重ねるうちに、絵に隠された真実と男の孤独な半生が明らかに」(本帯より)


 貫井徳郎さんの作品は好きでかなり読んでいるが、この作品には格別な思い入れを持ってしまう。文学の素晴らしさを感じさせてくれた…  別の表現をすれば、本を読むことによってこんなにも気持ちが和み、心温かくなるものなのだと



☆ ☆ ☆ ☆ ☆



映画「女神の見えざる手」


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 何気なく観たこの映画に、震えを覚えるほどの、且つ度肝を抜く展開に驚いてしまった。最後のどんでん返しも凄かったが、中だるみがなく、最初から最後まで面白さが連続してゆく社会派サスペンス。2016年に公開されたときにはどう言う訳かこの映画に全く気がついていなかった。筆者の映画鑑賞の定番になってしまったアマゾン・プライム・ビデオで鑑賞した。

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 政治を陰で動かすロビイストを描く内容で、銃規制法案成立に奔走する主人公の動きが巧妙で、素速く、凄い。この敏腕ロビイストには「ゼロ・ダーク・サーティ」で主演したジェシカ・チェスティンが熱演している。

written by Seikoh-Udoku

Posted at 2019/12/21 12:09:24 | トラックバック(0) | 映画、本/読書、景色 | 趣味
2019年12月17日 イイね!

2019年 試乗の思い出... 一応の推定、シークレット・サービス

2019年 試乗の思い出... 一応の推定、シークレット・サービス


2019 試乗の思い出


 来年のカレンダーが我が家に来ると、2020年はもう目に前に


 今年はメルセデス・ベンツばかりでなく、日頃より興味を持っているクルマにも試乗する機会を持ちました。幾台かの国産車にも試乗しましたが、安全装備の充実およびデザインには惹かれるものがあります。


 試乗したクルマ全てに、良い感触を持っています。そんな中で、特に強い印象を持ったクルマ二台を挙げますと….(既にブログ・アップしています)



Mercedes-Benz SL400


 ”Sophisticated”という言葉がピッタリのクルマでした。ルーフをオープンにすると『輝く未来』が見えてくるような気がします。


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カローラツーリング

(今年9月デビューのハイブリッドモデル)


 カローラというよりは、新しいモデルの車に乗っているかのような感覚で、乗り心地もたいへん良く、走行性能も素晴らしい。しかも、最新の安全装置も備わっている。このサイズこのデザイン…  頗る魅力的なクルマに仕上がっています。


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 いずれにしても、試乗したそれぞれのクルマには素晴らしい個性と良さがあります。クルマはいつも「夢と希望」を持たせてくれます。




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ドラマ「一応の推定」


 偶然観たこの映画のあまりの凄さと面白さに驚いてしまった


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 「あらすじ」を読み、柄本明さんが主演と分かると、もう鑑賞するべき条件が充たされていました。元々はWOWOW200912月に放映された作品でしたが、アマゾン・プライム・ビデオで観る機会を得ました。


 「田舎町で、一人の老人が駅のホームから転落し、列車に轢かれ亡くなった。その老人は3千万円もの高額な傷害保険を3ヶ月前に加入していた。さらに、高額な手術費用の掛かる重度の心臓病を患う孫娘がいた。損保会社は孫の手術費用を捻出するため計画的に自殺をしたのではないかと疑い、あるベテラン調査員に調査を依頼した


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 それにしても俳優の存在が大きいと感心してしまいます。保険調査員を演じる柄本明さんなくしては、この映画は成り立たないというほどの演技力が光っています。さらに、「一応の推定」という意味も映画を観ていくにつれて分かってきます。質の高いミステリーに嬉しさが込み上げてくるのは、筆者だけではないかと思います。尚、原作は広川 純著の同名小説(2006年出版)で、第13回松本清張賞が選考委員の全会一致で選出。


〘参考〙法律上「推定する」とは反証を挙げれば覆すことが出来ることをいう。一方、反証を挙げても覆すことができないことを「看做す(みなす)」という。




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本、読書


「シークレット・サービス」

フィリップ・シルビー著 新潮文庫(1997年出版)


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 トム・クランシーの「合衆国崩壊」を読んでいた時に、偶然この本を知り、興味のあるテーマでもあったので読んでみました。初めて読む作家の作品でしたが、たいへん面白く読ませて貰いました。最後まで飽きさせないストーリー展開(政治スキャンダルと陰謀に関わるミステリー)が筆者の欲求を十分充たしてくれました。


 シークレット・サービスのホランド・タイロはその新人特務員である。彼女は次期大統領有力候補、ウェストボーン上院議員の警護を命じられるが、誤って暗殺者の侵入を許し、ウェストボーンは惨殺されてしまう。事件の裏には、恐るべき政治スキャンダルと陰謀が渦巻いていた。鍵を握るフロッピーディスクを巡って、見えざる敵との戦いが火蓋を切る」(本帯より)


written by Seikoh-Udoku

Posted at 2019/12/17 04:15:58 | トラックバック(0) | 試乗、映画、本 | 趣味
2019年12月13日 イイね!

MB C200ステーションワゴン... 歴史を学ぶ... 大隈重信

MB C200ステーションワゴン... 歴史を学ぶ... 大隈重信


MB C200ステーションワゴン


 C220dがほぼ一日の点検に入ったので、このクルマが我が家に来た。New Cクラスがデビューしたときには試乗は済ましていたが、折角の機会なので、空港まで走りぬけることに…  


 ここ北九州空港には久し振りに来た。クルマのドライブにはもってこいの距離。都市高速と一般道を走り、軽快な走りを楽しんだ。安全装備がより進化しており、相変わらず高速での安定性は光るものがある。


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 当然のことながら「高速で追い越しをする場合は素速く実行し、終われば走行車線にもどる」という徳大寺有恒さんの教えを今も忘れてはいない(徳大寺氏の著書で読んだと記憶している)。


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歴史を学ぶ


 歴史を学ぶことは本当に楽しい。その時代に登場した人物を学んでいくと歴史が見えてくる。今回注目した人物は…  大隈重信


 大隈重信 上下 「巨人」が夢見たもの(中公新書)

伊藤之雄

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 今年7月に出版されており、ここ10年程はこの方※が書かれた人物評伝には注目しているので、躊躇なく読むことに。 


伊藤之雄(歴史学者、現在は京都大学名誉教授)。



 大隈重信といえば、東京専門学校(後の早稲田大学)を創立した人物として広く知られており、幕末、明治維新、大正という激動の変革期を大久保利通、伊藤博文等々と共に生き、内閣総理大臣まで駆け上がった人物である。大久保利通(47歳没)と伊藤博文(68歳没)は共に暗殺で亡くなっているが、大隈重信※は84歳(大正11年)まで存命している。


明治22年(1889年)には、テロによる爆弾襲撃を受け、右脚を失っている。


 これまで大隈重信と言う人物を深く掘り下げて学んではいなかったので、この本により、大隈重信をより深く知ることができたことはたいへん良かったと思う。


〘参考までに、これまで読んだ伊藤之雄氏の人物評伝〙

 最初に読んだのは「伊藤博文 近代日本を創った男」(2009年第一冊発行)は、伊藤博文没後100年に伊藤博文を再評価した内容であり、「山県有朋 愚直な権力者の生涯」は、不人気であったこの人物を改めて冷静に分析したものであり、「昭和天皇伝」(2011年発行)は司馬遼太郎賞受賞の生きた昭和史を伝えてくれたものであり、「原敬 外交と政治の理想」(2014年発行)は、原敬の凄さと未来を見据えた卓見を持った政治家であることを知った感動の内容だった。これらはいずれも当ブログで紹介している。伊藤氏の歴史的な考え方やその評価に共感することが少なくなく、氏の著作を読み続けるようになった経緯がある。



 ☆ ☆ ☆



  この本を読後、その余韻がさめやらぬ頃合いに、大隈重信記念館とその旧宅(佐賀市水ヶ江)を訪問した。


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館内撮影は許可のある部分のみ

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 本を読み終わって間もない時でもあったので、館内の展示物や大隈重信紹介ビデオが脳裏に沁みいるように、しかも心地良く理解できた。満足感に浸れる時間であったと思う。


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written by Seikoh-Udoku

2019年12月09日 イイね!

小説「トヨトミの逆襲」... 映画 " THE REPORT "

小説「トヨトミの逆襲」... 映画 " THE REPORT "

 

 この時期になると、このギフトに出会える(写真左)

ヤナセ(メルセデス・ベンツ)は毎年粋なサービスをしてくれる。また、ショールームの皆さんはいつも笑顔で迎えてくれる。


 今年になってからであろうか、嬉しいことに駐車スペースをゆったりしたものに改修してくれた。顧客ファーストの気持ちが伝わってくる。今日もC220dで「安全運転」を心掛け、我が街を走る


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本、読書

「トヨトミの逆襲 小説:巨大自動車企業」

梶山三郎著 小学館kindle


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 前作の「トヨトミの野望」がたいへん面白かったので続編を持っていたところ、1127日にリリースされた。「トヨトミ」とはご存じのあの自動車会社(?)を指しているかと思うが、これはフィクション。前作に引けをとらない面白さで一気に読み終えた。主人公はトヨトミの社長であり、どういう結末になるかと思っていたが、絶妙なエンディングが用意されていた...

 著者は覆面作家であり、様々な臆測が飛んでいる…  大物経済記者か、内部の関係者か。とにかく面白いフィクションだった。


 「巨大自動車企業は世界市場で生き残れるか。ひ弱な創業家社長は権力闘争に勝利できるか。フィクションかファクトか? 深読みすればするほど面白い」(本帯より)





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映画 ” THE REPORT ”


  この映画(アマゾン・スタジオ製作)は、今年1115日に米国で劇場公開され、日本では1129日にアマゾン・プライム・ビデオで配信されている。


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 映画のストーリーは

 2001911日の同時多発テロ事件後、CIAがテロ容疑者に対して非人道的な取り調べを行っていた事実を、上院情報調査委員会の職員が調査し、事実を明らかにしてゆく CIAとホワイトハウスは真実が広まること及びその詳細が書かれているリポートの公表を妨害しようとする姿が、実話を基に克明に描かれている。


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 二時間のポリティカル・サスペンス映画としては、時系列を上手く表現しながら、緊迫感のあるシーンが連続する…  たいへん面白い。


 筆者がたいへん印象的に感じることは

 非人道的な行為を行ったのはアメリカ(CIA)であるが、幾多の妨害・隠蔽工作に遭いながらもその事実を公表したのもアメリカ(上院情報調査委員会)である。委員長であるダイアン・ファインスタイン上院議員はこう述べている


「報告書を完成させるだけではなく、公表できる国でありたい」と。


 この映画が、強烈なメッセージを発していると思えるのは筆者だけではないだろう。映画 ” THE REPORT ”はウォーターゲート事件を扱った映画「大統領の陰謀」(1976年公開)にも匹敵するものだと評する専門家もいると聞く。アメリカ政治の一断面がここに明らかになった…  そういう作品であった。

written by Seikoh-Udoku

Posted at 2019/12/09 08:27:08 | トラックバック(0) | My car & 本、読書 & 映画 | 趣味

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晴耕雨読と申します。 趣味を楽しみながら、日々暮らしております。 ブログは自動車に限らず、様々なことに関して書いてありますので、ご興味のある方はご覧頂け...
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