今日は宇部店から新型のトヨタ・オーリスの作業のご紹介です。
初めてこの車の後ろに付いた時は、「この車はどこの国の車?」と完全にヨーロッパ車だと思っていて、かなり近づいてトヨタのマークを見て初めてオーリスト分かりました。
トヨタ純正の横幅20センチのナビを装着した状態で、純正スピーカーにピュアコンとJBLツイーターのベーシックパッケージの取り付けで入庫となりました。
ドアスピーカーはカローラフィルダーと共通みたいですが、ドアミラーの後ろに純正ツイーターが付いています。
ここがグリルは大型ですが中のドームは2・3割小さくて、ドームの材質は金属ではなくて紙っぽかったです。
純正ツイーターは鳴らさない様にして、ダッシュ上に専用スタンドを使ってJBLのP560のツイーターを取り付けました。
実は新型オーリスの取り付けは初めてだったので、近い形状のカローラフィルダーのマニュアルを見ながら施工を行ったのですが、ダッシュの形状は似ている様でツイーター下の形状が違うので同じツイータースタンドは使えません。
パッシブネットワークのピュアコンも一度フィルダー用を取り付けて鳴らして、そこからコイルの巻き数を変えて音の調整を行いました。
新型オーリスはドアのスピーカーグリルがやや前方を向いていて、音のヌケが悪いのでコイルの巻き数を減らして中高音が出やすくしてツイーターとの音域をつなぎます。
ただコイルをほどきすぎると今度はドアスピーカーで再生しにくい高音域が出てしまい、音が全体的に汚くなります。
それを加味しながらヌケと綺麗さのバランスが最もいい巻き数を音を聴きながら探すのです。
この作業は生の声や生の楽器の音を何度も聴き込んでいないと出来ない作業です。
ここで得た情報はマニュアルに記載して、次にオーリスが入庫した時の作業がスムーズに行える様にします。
最後はナビオーディオの調整画面を呼び出して音調整を行います。
このバンドの並びはカロッツェリアの楽ナビでしょうか。
なれた手つきでスイスイと調整して細かい部分の組み立てや納車の準備に入ります。
Posted at 2013/07/26 13:21:59 |
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