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ピュアディオいがわのブログ一覧

2018年06月30日 イイね!

弘法筆を選ばずというけれど


弘法筆を選ばずという言葉がありますが、弘法大使の様な書道の達人は筆を選ばずとも良い字を書く事が出来るという例えです。


これと似た様な話で、有名なカメラマンがインスタントカメラで撮影して良い写真が撮れたという話もあります。


しかし弘法大使も実際には筆や道具を選んで使っていたという説もあるし、インスタントカメラで良い写真が撮れるカメラマンも優れたカメラを使えばもっと良い写真を撮る事が出来ます。


おそらく達人は与えられた条件で常に最高の仕事が出来るという例えで『弘法は筆を選ばず』という例え話があるのでしょう。


さて前置きが長くなりましたが、今日は朝から宇部店にいて、午後からGOOTブランドのハンダ機器メーカーの方が来社されました。

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通常のハンダコテから産業用のハンダ機器まで幅広く扱っておられますが、今日はマツダの関連工場に寄られた後にGOOT商品のヘビーユーザーの我が社に訪問して頂きました。



1980年代からTQ −77というスイッチで15Wと90Wを切り替えて温度調整をするタイプを2007年ぐらいまで使っていて、これ1本でケーブルの端子からアンプの中まで全てハンダ付けを行っていました。

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ある日福岡の工具屋さんでGOOTのダイヤルで温度制御が出来るPX -251というハンダコテを見つけて、ハンダを溶かして温度が下がっても自動で温度が上がって、作業に集中しやすいので何年かはこの機種を使っていました。

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ところが使い始めて数年でこの機種が製造中止になって、同じ形の物はあるものの、基盤の細かい作業専用のパワーの弱い物で、自分の用途に合わないので困っていました。


「今使っているハンダコテがダメになったら以前のスイッチ式に戻るのか?」と自動制御に慣れてしまって、昔の技にもう一度戻ろうかと思っていたところに、福岡の工具屋さんで太洋電機さんの高額な自動制御のハンダ機器のデモンストレーションがあるという事で、行って機器を体感しました。



そして今の自分のハンダ付け用の机の前のハンダコテが4本使いで、さらに制御用の機器が4つ並んでいて、そのうち2台はデジタル制御で1度刻みで正確に温度を合わせられる物です。

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今回太洋電機さんが来社されたのは最近10万円する高級ハンダコテを購入して、それが自動でハンダをどんどん送り出して来るタイプの物で、温度制御に気を使わなくていいだけではなくて、自分でハンダをささなくていいという、本当にコテの扱いだけに集中していればいいという優れた物です。

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ただし太洋電機さんが想定しているハンダでななく,特殊な輸入物のハンダを使っているので、ハンダの径も材質も違うために、メーカーさんに組み立てて頂いて、きちんと使える様に設定してもらうために、まだ箱から出して使える様にしていませんでした。



そしてメーカーの担当者の方に組み立てて頂いて、後ろにハンダのロールを付けて、スイッチを押したら押しただけハンダがモーターで送られて来ます。

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通常はハンダコテの所のスイッチでモーターを動かすのですが、オプションでフットスイッチを付けていて、まるでコンサートで楽器の音が繋がるかどうかをフィットスイッチでオン・オフするがごとく作業が出来ます。



年間を通すと宇部店の製作室はとんでもないハンダの量を使うので、メーカーさんが煙を吸う機器を使われたらどうですか?とサンプルを持って来られました。

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宇部店もだけれど、福岡店では店頭の隅でハンダ付けをしているので、これは是非欲しい一品で、写真では2本吸入口があって、1本塞げば吸入する力が増えるそうなので、是非1カ所に1台欲しいと思いました。


しかしこの機器はよく見ると宇宙人みたいな見た目で、自分が小さい頃にテレビで見たウルトラマンの前に放送していたキャプテンウルトラに出ていた宇宙人に似ているな、と思いながら見ていました。
Posted at 2018/06/30 19:43:44 | トラックバック(0) | 世間話 | 日記
2018年06月29日 イイね!

最近買った自動車の本


毎週宇部店と福岡店を行き来している井川ですが、たまに片道は車移動で、片道は新幹線移動の事があるので、車内で自動車の本を読んで時間をつぶしています。


最近読んだ1冊は分類はビジネス誌になりますが、『EVシフト 100年に一度の大転換』です。

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自動車がEVにシフトするとカーオーディオ 業界にも大転換が起こりそうで、ピュアディオでは現在モーター駆動の車を3台所有して利点や難点を探り出しています。


元々ピュアコンやSKY-3のケーブルは「消費電力を増やさずに音質をアップする。」という目的で開発されており、その原点はまだEVが発売されていない25年前から将来を見据えて行っています。



EV関連ではもう1冊『EV革命&自動運転』という本があり、こちらは60分で分かると書いてあって、図解などでかなり分かりやすくなっています。

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博多駅から山口県の厚狭駅まで約40分なので読み終わるまでに到着して、日産の2022計画の事がよく分かりました。



最近もう1冊買った自動車の本が新型フォレスターの解説本で、新型からターボ車の設定が無くなったので興味が無いと思いながらも、車関係の仕事をしているから読んでおかないと、という気持ちで買って読みました。

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中を読んでみたら自分がイメージしていたマイナス面は払拭されて、従来の2・5Lエンジンに比べて低速からのトルクと高回転域のトルクがアップしていて、「これだったらXブレイクが欲しい!」と思いました。

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でも最近WRX・S4を注文しているからもう買えませんけど・・

Posted at 2018/06/29 20:49:42 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2018年06月29日 イイね!

ダイハツ・タント スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、ダイハツのタント・カスタムです。


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ダイハツ純正のタント専用の大画面ナビが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、パワードのウーファーの取り付けを行いました。


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ダッシュ上にスタンドを使って適切な仰角・振り角付けて、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。


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ベーシックパッケージなのでドアスピーカーは純正をそのまま使用しますが、タントのスピーカー位置は中音域から高音域にかけて耳に入りやすいので、ツイーターの周波数レンジをやや狭くして、クロスポイントを通常より高い周波数に設定しています。


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中音域がストレートに耳に入る分ほど低音が少なく聴こえてしまうので、運転席のシート下にミューディメイションのパワードのサブウーファーを取り付ける事になりました。


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ドアを防振して低音を増やす方法もあるのですが、残価設定の購入で一定期間乗られたら車をディーラーに返してまた次の車に乗り替えられる予定なので、次の車に移せる部分を多くしておきたいという事で、パワードのウーファーを選択されました。




グローブボックス下にはピュアコンを取り付けて、ツイーターの周波数レンジとレベルとインピーダンスを調整して、後付けのパーツでドアスピーカーの上限周波数とインピーダンスを調整して、パワードのウーファーを追加した時点で4ピース構成から6ピース構成に変えて、ドアスピーカーの下限周波数も調整して、パワードのウーファーの上限周波数と音が重ならない様にして、ウーファーが伸び伸びと鳴る様に設定しました。




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またリアスピーカーがフルレンジで鳴ると下限周波数がウーファーに重なるので、純正ナビの裏側にリアのハイパスフィルターを取り付けて、後ろに座ってもピッタリの音のつながりで音楽が聴ける様になっています。


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最後に純正のナビのセッティングを行うと、内容はパナソニック製で、いつもの様に最初からタイムディレイがかかっていたので、全てゼロにして本来の音楽に近い音色にしてからセッティングを始めました。





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ノーマルの状態がかったるかったのでかなりあれこれと機能がかけてありましたが、一度全てゼロに戻して、ピュアコンを使った絶妙な調整がしてあるので、ほとんどの調整機能は使わない方が良い状態になっています。


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イコライジングも1ヶ所1クリック動かした所が一番生音に近く聴こえて、余分なディレイや強調を一切無くす事によって、長時間聴いても疲れない、滑らかな音にタントは変身しました。



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Posted at 2018/06/29 09:16:50 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2018年06月28日 イイね!

6月30日の『音解(オトトキ)』のゲストは


毎週土曜日の午前11時30分からFM福岡で放送されている、サウンドピュアディオ提供の音楽番組『音解(オトトキ)』は、2年目の放送からFM山口での放送もプラスされて人気番組となっています。

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元々サウンドピュアディオは福岡にプロモーションで来られたアーティストさんの番組を制作するために年に数回放送枠を買っていて、お付き合いのあるアーティストさんが年々増えて来て、昨年から単発の放送枠の購入ではなくて、毎週のレギュラー番組としました。



そんな今週放送の音解のゲストアーティストは、昨年も出演して頂いたバイオリニストでボーカリストのサラ・オレインさんです。

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昨年10月に『シネマ・ミュージック』という映画音楽をサラさんがカバーされたアルバムを発売されていて、今年は『シネマ・ミュージック with  サラ・オレイン』というツアーが行われます。

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福岡では9月29日(土曜日)にアクロス福岡シンフォニーホールでコンサートが行われます。



シネマ・ミュージックのアルバムはSHMCDで、録音もかなり良いので是非みなさんに聴いて頂きたい1枚となっています。

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サラ・オレインさんはゆったりと声が伸びる感じの楽曲を歌われるイメージがありますが、ミュージカル的な楽曲ではかなり早口で歌われていて、これまで知る事の出来なかった部分を知る事が出来ました。

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今回の番組を聴かれたらシネマ・ミュージックのアルバムが欲しくなる事でしょう。

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実はサウンドピュアディオはサラ・オレインさんの番組を2年前に単独でFM福岡とFM山口の2局で放送していて、昨年の音解には2週連続で出演して頂いたのですが、まだ福岡だけの放送で、今回は1年ぶりに山口県でも放送出来るので、とても嬉しく思っています。

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放送日時は6月30日と7月7日の土曜日で、FM福岡は午前11時30分からで、FM山口は30分早い午前11時ちょうどからとなっています。


2週にわたって放送される音解のサラ・オレインさんのトークを是非お聞き下さい。





追伸

番組収録後にサラ・オレインさんにアウトランダーPHEVで自身の楽曲を聴いて頂きました。

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JU60プラスZSPーLTD15のサウンドに目をつぶって聴き入っておられました。

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試聴されて「マスタリングした時の音みたいです。」と感想を言われていました。


CDこちらの聴いて頂きたい曲とサラさんの希望された曲を合わせて4曲ほど聴かれて、車内ではサラさんの生声とCDの再生音の両方が聴けて、この後で「もっと生声に近づける事が出来る!」と思って、後日ミッド側のコイルの銅線の銘柄を変えて巻き替えて、生音への限界点を上げる事が出来ました。
Posted at 2018/06/28 22:01:19 | トラックバック(0) | 音楽について | 日記
2018年06月27日 イイね!

お客様の質問にお答えして 第5話



これまでピュアディオの店頭で複数のお客様から頂いたご質問で、これは他のお客様にもお知らせしたいという内容をお届けしているシリーズの第5回目の書き込みをさせて頂きます。


ここ1・2ヶ月で一番多かったご質問が、「ブログで載っているコンデンサのペアリングってどうやっているんですか?」という内容でした。



5月の札幌出張の前に同じ種類のコンデンサを合計600個仕入れて、それを選別してピュアコンに使用して、精度の高い音を再生するという内容の事を書き込んでいました。

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仕入れたコンデンサは1個1個精度の高い測定を行って、9種類分別してストックします。

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コンデンサ自体は1・8マイクロですが、一番高い値が1・85469で・・

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一番低い値が1・76837でかなり差があります。

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誤差は±5%までOKなので、これが左右に付いてもペアリングしていないメーカー製のネットワークならそのまま使われます。



サウンドピュアディオでは左右のペアリングを行い、1・8マイクロの上に1・81という値を用意していて、その下に1・79と1・78も用意していて、取り付け条件に合わせて微調整を行っています。

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実際に18のユニットを作るために1・80062を探し出して来て、このコンデンサの相手、つまりお嫁さんを探す作業を行います。

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1・80203ですが、これでは左右ピッタリとは行かないので、これはペアリング不成立です。

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次は1・80153でかなり近くなりましたが、これでもペアリング不成立です。

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次は1・80283でもっとずれたので不成立です。

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続いて1・79958が出て来て、これと1・80062が最も値が近いのでペアリングしてカップル成立です。



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ここまで左右の精度を合わせるからこそ、サウンドピュアディオのあのスキッとした心地よいサウンドを鳴らす事が出来ます。




ちなみにペアリングに選ばれなかったコンデンサは、この様に複数のコンデンサを合わせて使う時に、上の方と下の方を合わせて目的の値にして使用しています。

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先ほどは1・8マイクロの小さい値のお話ですが、こちらは270マイクロの大型のコンデンサの測定です。

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283マイクロ以上の大きな値になっていて・・


もう1個は262・9と上と下が当たって、もしこれでパッシブネットワークが作られていると思うとゾッとします。

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コンデンサの値の差を左右を合わせて使用するためにピュアコンのユニットは膨大な数になり、取り付け条件に合わせてあれこれとユニットを交換すると、ピタッと生音に近くなる組み合わせが見つかるという所がサウンドピュアディオの大きな魅力になっています。

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Posted at 2018/06/27 21:05:05 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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