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ピュアディオいがわのブログ一覧

2024年12月14日 イイね!

トヨタRAV4 スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのRAV4です。

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工場装着のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行っています。

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まずはドアの内張とインナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏に4種類の共振点の違う材質を貼り合わせます。

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ちょうど撮影した部分は4種類全てが写っており、その部分の響きの周波数に最も効果のある材質を貼り分けています。

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防振作業が終わったらインナーパネルと内張を元に戻して、ベーシックパッケージなので純正の16センチスピーカーはそのまま使用します。

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ドアスピーカーの銘柄を変えれば一発で音色が変わりますが、周波数によって意図的に強弱が付けてあり、いわゆるメリハリが付いていて、実際の音楽よりは音色が明るくなっている製品ばかりなので、あえてこもっていると言われている純正スピーカーを使用して、防振の効果とピュアコンの効果で本来の音楽の音に近い音色に合わせていきます。



ドアのスピーカーは純正を使いますが、ダッシュのグリル内に埋まっているツイーターは使用せず、グリルの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-30Jツイーターを使って上質な高音を再生させます。

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グローブボックスの下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、その上にオプションのSSFを加えた6ピース構成の物を取り付けて、フロントの4つのスピーカーの周波数幅とインピーダンスとレベルをコントロールします。

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現行のトヨタのディスプレイオーディオはバス・ミッド・トレブルの3トーンを動かすと、音に勢いはつくものの、ちょっと荒い感じがするので全てセンターで音調整を行いました。

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ピットの車の前の棚にあるピュアコンのブラックボックスのストックからあれこれと持って来て、微妙に特性を変えては試聴してを繰り返して、最も生音・生声に近く聴こえる組み合わせを探しました。

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結局ブラックボックスが17組とコイルが6組の試聴を行って、最も生の音に近い組み合わせで調整を終了しました。

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実際には17×6の102通りの組み合わせから選び出していて、20Hzから20KHzまでトータルでバランスの良い組み合わせに時間をかけてたどり着きました。


ベーシックパッケージというと簡単なシステムに思われがちですが、過去はブラックボックスが6種類から選ぶという時期もありましたが、純正オーディオ自体のトーンコントロールを使わなくて良い音となると、このぐらいの組み合わせを時間をかけて良い音になる様に努力しています。



追伸

棚のベーシック用のブラックボックスの種類を数えてみたら、現在では40種類を超えていました。

Posted at 2024/12/14 09:51:42 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2024年12月13日 イイね!

日産キャラバン スピーカーの音質アップ 前編


今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のキャラバンです。

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オーディオレス車にアルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、ドア防振の施工の後にベーシックパッケージの取付を行います。

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まずはドアの内張と防水シートを外して、外板裏の響きを調べます。

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ドア後方の上に工場装着の防振マットが貼ってあって、それを含めて5種類の共振点の違う材質を貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに抑えます。

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ここでスムーズにという表現を使っているのは、一般的にブチルゴムを大量に使う防振が多く、確かにロードノイズが抑えられても、スピーカーの鳴りに大量のブチルゴムの響きがプラスされて、低音の量は出る様になっても、本体の音楽の音とは違う音が混じるので、それがスムーズな音とは言えないので、あえてスムーズという表現をしています。

ピュアディオでもブチルゴムは使っていますが、必要最小限の量に抑えています。



次に外した内張の吸音フェルトを一時的に外して・・

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表面とコーティング剤が浸みてはいけない場所にマスキングを行って、ツルツルのプラスチック面に粗目を付けてからセメントコーティングを行います。

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開発当初は綺麗に均等に塗っていたのが、内張りが重たくなる割に振動が通過するので、そこで意図的にランダムに厚い薄いを作ったところ、振動が消えやすくなったので、時間をかけてわざとこうしています。

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感想が進むと徐々に青白いいろから茶色に変わってきて、たわみを持てせてひび割れを起こさない様にしている成分の化学変化が見てとれます。

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内張りが乾燥する間にドアのサービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行って・・

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重ね貼りをした切り口にシリコンを塗って、将来湿気によって剥がれを起こさない様に、あらかじめ策を打っておきます。

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これで方ドア3層のフル防振が完成で、これより先は『後編』でお届け致します。

Posted at 2024/12/13 10:26:22 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2024年12月12日 イイね!

山口県限定のご挨拶


ここ数年は山口県のYAB山口朝日放送限定ですが、1月1日と2日に正月のご挨拶を兼ねたテレビCMを放送しています。

今年は地震の影響で1本目の『芸能人格付けチェック』の中のCMが中止になり、2本目の『相棒スペシャル』は放送されました。


来年もスケジュールは今年と同じで、1日の『芸能人格付けチェック』の中で1本、その後の『相棒スペシャル』の中で1本と、翌日の『2024年芸能人格付けチェック』の再放送の中と、もう少しCMがながれます。


毎年の事ですが山口県以外の方がこの放送時間にテレビを観られても全くサウンドピュアディオのCMは流れておらず、いわゆるローカルのCM枠という時間に山口朝日放送のみで放映されています。


今年からは車の内装部分はプリウスαからレクサスLSに変わって・・

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ツイーター写真はこれまで通りで・・

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リアのステッカーはアウディeトロンに変わっています。

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最後にはサウンドピュアディオのロゴと福岡店と宇部店の住所が映って、これでCMは終了です。

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1つのパターンで宇部店と福岡店と両方使える様にしていますが、福岡県の方が放映料が高いために、予算の都合でまだ一度も新バージョンは放映されていません。


山口県限定とはなりますが、毎年恒例のお正月のCM放映をご覧下さい。

Posted at 2024/12/12 17:09:39 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
2024年12月11日 イイね!

XVとシエンタの防振作業


今日は2台防振の施工の紹介を行いますが、まずは1台目のスバルXVは、ドアは前後プラスハッチとフロアーの防振を行っている状態から、フェンダー周りの防振を行う事になりました。

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ジャッキアップしてタイヤを外して、フェンダー周りとアンダーのパーツを外します。

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それなりの期間を乗られているので、プラスチックパーツは洗浄してから作業に入ります。

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XVの特徴はタイヤ周りのアールの付いたパーツ以外に、底周りの四角いパーツが多い事です。

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アンダー部分のパーツに吹き付けを行って・・

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フェンダー周りのパーツにも吹き付けを行ってXVに組み付けて、走行テストで計測を行ったら作業は完了です。

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成分自体はセメントコーティングに似た部分もありますが、基本的に比重が違って、たわみを持たせて割れなくする部分の成分は同じ物を使っていて、信頼性の高い成分で安心してお勧め出来る素材です。



続いてもう1台のトヨタのシエンタは、こちらはドアと床下とフェンダー周りの防振が既に行われていますが、コントロールコンバーターの取付の時にAピラーの防振の追加を行いました。

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一時期Aピラーの防振は他の部分よりも費用が安いからと施工される方が多かったのですが、ベーシック防振の1層だけの状態に施工してもあまり効き目が体感出来ず、初心者の方にはお勧めしていませんでした。

ほとんどの個所を防振するとこの部分が気になりだして、これだけ筋が入れてあるという事は、何もしないと響きが起こってしまうという事です。

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格子の内側をセメントコーティングして、JU60のツイーターの音に僅かに重なる響きをシャットアウトしました。

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本日はスバルXVとトヨタシエンタの、追加の防振作業の内容をお届け致しました。

Posted at 2024/12/11 12:34:51 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2024年12月09日 イイね!

コントロールコンバーターの取付 パートⅡ


昨日のブログで週末にコントロールコンバーターを取り付けたお車を3台ご紹介しましたが、もう3台取り付けているお車があるので、本日ご紹介します。


まずはトヨタのRAV4で、10月に一度作業でお預かりしていましたが、この時はまだコントロールコンバーターが出来ていなかったので、追加で取付致しました。

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これまでは純正のディスプレイオーディオか、CD-700KKとビッグXの組み合わせの2パターンのでしたが、カロッツェリアのサイバーナビとパワーアンプの組み合わせです。

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直接RCA接続も出来ますが、コントロールコンバーターを入れた方が音に透明感と艶が出ます。

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組み合わせが変わって、フロントからの出力レベルが上がったので、アンプ側の入力レベルを下げる必要がありました。

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それと同時にピュコンのブラックボックスの数値を変えて、ツイーターの周波数レンジを少し下げました。

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イコライザー調整も行って、出過ぎている部分をやや下げる手法で、全てセンターよりも0・5デジベルから1デジベル程度下げています。

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ナビオーディオながら単体の1DINデッキの高級タイプを超える様な音の表現力に変わって、ナカミチのPA-1002Nの本来の性能を発揮出来る様になりました。



続いてはホンダのNボックスで、こちらはCD-700KKとアルパインとの組み合わせで使用しています。

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調整に使うダイヤルがシルバーではなくて、ブラックの物を使用していますが、調整が終わったダイヤルを外して見えない部分にしまいます。

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あまりに生産数が多くて、ダイヤルの数が足らなくて、シルバーの目盛り付はもう生産されておらず、回収して次に付けるのが間に合わないのでブラックタイプを使っています。


次のデミオもCD-700KKとアルパインの組み合わせで・・

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こちらはシルバーの目盛り付きのダイヤルが付いています。

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ここまでで紹介したコントロールコンバーターの使い方は3種類で、自動車メーカー純正のディスプレイオーディオやナビオーディオに使う方法と、市販のナビオーディオに使う方法と、CD-700シリーズとアルパインの製品をアナログ接続する時の3通りの使い方で販売しています。


金属ケースの加工は福岡店で行って、中の基盤の製作と組み立ては自分一人で行っていて、1日に1・5台の生産能力で、2日で3台で1週間フルに製産すれば最大9台の生産が可能です。


今日から次の週末に向けて、また新たに組み立てを行います。

Posted at 2024/12/09 10:36:42 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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