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ピュアディオいがわのブログ一覧

2023年11月30日 イイね!

マツダCXー5 スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのCXー5です。

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ドアにキズ防止シールが貼ってある、納車されて直ぐに入庫となりました。

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マツダ純正のディスプレイオーディオに、ピュアディオブランドのATX-30Jを使ったベーシックパッケージの取付を行いました。

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まずは運転席下にある車両アンプから音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプでグローブボックス下まで引いて行きます。

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CX-5は床下が複雑な形状なのでMDF板は2枚に分けて敷いて、その上にピュアコンを取り付けて、ドアスピーカーに上限周波数を抑えたインピーダンスやや上昇させて信号を送り、ツイーターには周波数レンジ幅を決めた後にレベルとインピーダンスを調整してツイーターに送っています。

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半年ぐらい前に同じ方式のCX-5でATX-30Jのツイーターを付けた例があったのですが、ダッシュにマットが貼ってあり、更にBOSE仕様なのでピュアコンの値は全く変わります。

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標準仕様の手順書を見ながら以前の車両の値を入れて、後期型のディスプレイオーディオに合わせて値を細かく変えて行きます。

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純正側のパネルの調整は、同じフロントグリルのCX-5でも前期型はバストレブルの2トーンだったのが・・

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後期型はプレイヤーは無くなりましたがイコライザーで13バンドの調整が可能になりました。

最初は高音を1バンド1クリック上げて、低音を1バンド1クリック下げていたのが・・

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高音域はそのままに低音域を4バンドクリックづつ下げて、聴感上のフラットに合わせました。

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今の純正オーディオは見た目が同じでも1年違えばアンプの特性が変わっている事があるので、手順書がありながらも1台1台ワンオフのつもりで挑まないといけません。


作業時間は数時間で、入庫時に比べたら音の量だけ出ている状態から、音のクオリティーが上がって楽器の一音一音がハッキリと分かるシステムに変わりました。

Posted at 2023/11/30 10:56:56 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2023年11月27日 イイね!

日産リーフ スピーカーの音質アップ その2


今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産の電気自動車リーフです。

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アルパインのトレードインスピーカーを外して純正ドアスピーカーに戻して、ATX-25ツイーターを使ったベーシックパッケージにフロントドア二層の防振を加えた、トリプルパッケージの作業を行いました。

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その1からの続きで、ドアの鉄板の響きを確かめた後に、どの場所にどういう材質を貼るかというマーキングをして・・

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外板裏に4種類の共振点の違う材質を貼りました。

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同じ材質を大量に貼る防振と違って、詰まったりやたら低音が目立つなどの音楽の良い所を失う事無く、適切な響きを維持しています。

よく防振の事をデッドニングと言いますが、振動を殺すだけでなく、音楽性も殺してしまっているので、当社ではデッドニングという言葉は使いません。


外した内張はセメントコーティングの施工を行って、一晩かけて乾燥させたらドアに組み付けて、方ドア2層の防振作業は完了しました。

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純正ナビから取り出した音信号はピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下まで引いて行き、比重の高いMDF板の上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、後付けツイーターと純正ドアスピーカーに分配して送ります。

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ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは、純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使用しています。


サウンド設定はバス・ミッド・トレブルの3トーンと、前後のフェダーと、車速連動ボリュームを使うかどうかで、車速連動は使った時とオフにした時の両方を聴いて音を合わせています。

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もちろん車速連動ボリュームをオフにした方が音のクオリティーが高いのですが、車速連動をオンにしてもこれだけのクオリティーは維持出来ますというところは出しています。

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音調整の最後の方ではDEENの池森秀一さんボーカルの『プラスティック・ラブ』で音を合わせていて、これまで30回以上お会いして生の声を聞いている池森さんの声がきちんと聴こえない状態では出庫は出来ません。

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池森さん以外のボーカリストの方もこれまで60人以上はお会いし生の声を聞いていて、FM放送に絡んでいるからこその他店では出せない音の表現をしています。


最初は大手メーカーのトレードインスピーカーでもきちんとならないものが、音が悪いから使い物にならないと量販店で外された純正スピーカーに戻して、それで良い音に変わるのでまるで手品の様ですが、音を加工して耳の錯覚を利用して良い音に聴こえさせるのと、こもって聴こえる音のこもっている原因を取り除いて、作り物ではなくて本物に近い音に表現する手法は、一般常識では考えられませんが、実は理にかなった方法で音を良くしています。


リーフのお客様にはとても満足して頂きました。

Posted at 2023/11/27 10:29:59 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2023年11月26日 イイね!

日産リーフ スピーカーの音質アップ その1


今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、日産の電気自動車のリーフです。

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日産純正のナビオーディオにアルパインのトレードインスピーカーが付いていた状態から、ベーシックのトリプルパッケージへの変更の作業を行いました。

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トレードインスピーカーのツイーターはダッシュに上向きに付いていて・・

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ドアには17センチのミッドがメタルのプレートを付けて取り付けてありました。

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最初に音を聴いてみたらサウンド設定の高音が4クリックも下げてあり、それでもまだ高音がきつく聴こえました。

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ミッドのメタルプレートは以前の低音がボコボコ量だけ出ている時の純正ならまだ改善した様な気になりますが、今の純正は高音がこれ見よがしに出るタイプがあるので、そういう車では完全にマイナスになります。

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更にネットワークはツイーターのみにしか入っておらず、ミッドに関しては高音垂れ流しのフルレンジ状態にツイーターの高音が乗っているから耳をつんざく様な高音になって、非常にバランスが悪い状態でした。

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まずはドアスピーカーを純正の16センチに戻して・・

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元々ナビの高音勝ちすぎを改善するためにドアの外板の響きを確かめて、ベーシック防振の施工を行って、外に低音が漏れてエネルギーが無駄になっているのを防ぎます。

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外したドアの内張にはマスキングを行って、ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行って、セメントコーティングの施工を行います。

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今日のところはここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。

Posted at 2023/11/26 10:58:54 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2023年11月25日 イイね!

シエンタ カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのシエンタです。

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オーディオレス車にカロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージと、フロントのドアスピーカーの交換を行っています。

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ツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATX-30で・・

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ドアの純正の16センチスピーカーは取り外して、JBLのクラブ602CTPの16・5センチミッドを取り付けています。

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何も貼ってない外板裏には、響きの周波数と中心を8カ所見つけて・・

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合計8種類の材質を貼り合わせていますが、一部の素材は半分にカットを入れているので、実質的には10カ所をポイントで防振しています。

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同じ材質を大量に貼ると音が詰まって聴こえるので、あえて複数の材質を散らして貼り付けています。


内張りを元に戻せば見た目はそのままですが、防振とスピーカー交換のWの効果で音質アップしています。

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楽ナビからの音信号はグローブボックス下に取り付けたピュアコンに送り、ブラックボックスでツイーターの音域幅とレベルとインピーダンスをコントロールして、白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルでミッドスピーカーの上限周波数を決めて、音を整えて行きます。

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楽ナビのセッティング機能も併用して、まずタイムアライメントを全てゼロに設定して・・

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イコライザーを駆使してより生音・生声に近くして。

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スタジオレベルの音に対して出過ぎた部分を抑えて、足らない部分を足して行き、本来の音楽に近い状態にしてセッティングを終了しました。

Posted at 2023/11/25 11:17:59 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2023年11月24日 イイね!

ジムニー カーオーディオの音質アップ その2


今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのジムニーです。

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防振作業が終わってからダッシュに大幅にマスキングを行って、JU60用のワイドスタンドの製作を行い、木材を切り抜いて削りを入れて、底をピタッとフィットさせるためにパテを使って形成します。

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形成が終わったら植毛塗装を行う部屋に持って行き、塗装が終わったら今回はエアコンではなくて、急ぐので遠赤外線ヒーターで乾燥させました。

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そしてダッシュに貼り付けたらハイエンドのツイーター取付は完了です。

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ドアのスピーカーはある程度奥行きが短くないと入らず、かといって奥がギリギリのサイズを入れると音が詰まってしまいます。

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また加工すれば16センチの薄型スピーカーも入りますが、グリルの開口部が12センチで設計してあるため跳ね返りが起こり、13センチがマックスサイズというのが現状です。

福岡店でジムニーシエラに取り付けて実績のある、JBLのP560Cの13センチミッドをインナーで取り付けました。


オーディオレスで空だったナビスペースにはカロッツェリアの9インチの楽ナビを取り付けて・・

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グローブボックス下にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けたら音調整に入ります。

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スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級のPMBグレードを使用しています。



電源を入れたらまずタイムアライメントなどの音を加工する機能は全てゼロにして、イコライザーを動かしながらピュアコンの値も変えながら音を追い込んで行きます。

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調整を始めた時はまだ外は明るかったのですが、段々暗くなって来て、自分が実際に何度もお会いして生の声を知っているボーカリストさんの声で最後は締めました。

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ピュアコンのユニットの値は何度も交換して、イコライザーパターンを変えてから前のユニットにしたりと、かなりの組み合わせで聴いて最も生音・生声に近い組み合わせで音調整を終了させました。

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ドアはインナー取付という限られた条件の中、JU60を使ったシンプルながらプレミアムなフロント2WAYのシステムに仕上がっています。

Posted at 2023/11/24 10:25:50 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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