今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのCX-5です。
現行モデルは全てマツダコネクト付きとなっていて、音に不満を持たれている方も多いCX-5ですが、今回はATX-30を使用したアップグレードのベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
車輛アンプから音信号を取り出して、グローブボックス下にMDF板を2分割にして取付けて、左右別々にピュアコンのパーツを取り付けます。
オプションを含めて6ピース構成の状態に、更に右のツイーターに微調整をかけて、合計7ピースの構成としています。
ダッシュにシンプルスタンドを使って取り付けたATX-30は、通常のベーシックのATX-25に比べると、見た目も音も存在感が増します。
イメージ的には1990年代に人気商品だったナカミチのSP-10Sのハイエンドを伸ばした感じで、新しい音源にも対応出来る周波数レンジとなっています。
ドアの中には防振メタルと防振マットを貼り合わせたベーシック防振の施工を行い・・
フロントドアの内張にはセメントコーティングの施工を行い、ドアに付帯する鈍い音を防ぐのと、外からのロードノイズの軽減と、断熱性のアップを図ります。
ちょうど昨年のこの時期に新車のレヴォーグを降ろして、しばらくノーマルのドアで走っていたのですが、日ごろセメントコーティングの車ばかり乗っていたので、外からの熱がじわじわとプラスチックの内張から伝わって来て、「こんなに差があるのか!」と驚きました。
今回の作業はベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、ドア防振を行う前は低音のハリも量も足らなく聴こえていたのが、逆に出過ぎぐらいになったので、SSFというローエンドに制限をかけるパーツでバランスをスタジオレベルに合わせました。
マツダコネクトの調整機能は何も施工していないリアドアが強く鳴ると音のこもりが出るのでフロント側に2クリック振って、バスはSSFで制限してもまだ多いぐらいだったので1クリック下げた所がベストでした。
8月にCX-8のアップグレードのベーシックパッケージの作業を行っていましたが、5と8のオーディオは基本的に同じで、全く同じパッケージが装着出来るという事が確認出来ました。
ツイーターのアップグレードで、マツダコネクトのもの足らない部分を見事にカバーしたシステムが完成しました。
今日8月29日は焼き肉の日ですが、マイケル・ジャクソンさんの誕生日でもあります。
自分は18歳で運転免許を取って、レオーネ4WDのセダンを買って乗っていたのですが、買った時はAMラジオしか付いておらず、普通だとカセットのアンプ内蔵のプレイヤーを付けるところが、自分は変わり者だったためにパイオニアのロンサムカーボーイのセパレートのカーコンポーネントを買って、FMチューナーにボリュームが付いた物と、パワーアンプの単体物を買って、前後のスピーカーを取り付けて、当時としては良い音でFM放送を聴いていました。
トランクグリッドにはアマチュア無線の144メガ用のアンテナを改造して取り付けて、FM福岡の80・0メガが最高の感度で受信出来る様にしていたので、ちょうど今のWRX・S4と同じ様な事を40年前にしていた事になります。
近い局だとNHKのFMになるのですが、これが滅多に洋楽をかけないのですが、洋楽の特集ともなれば会社から帰るのをわざわざ遠回りして、当時の同級生に比べたら最も良い音で音楽を楽しんでいたと思います。
ただFMラジオでは聴きたい時に聴きたい曲が聴けないので、半年ぐらいでカセットデッキを取り付けて、それで自分の聴きたい音楽を自由に聴ける様になりました。
その時聴いていたのがアース・ウインド&ファイアーとマイケル・ジャクソンで、オフ・ザ・ウォールの中の『今夜はドント・ストップ』を何度も巻き戻して聴いていました。
オフ・ザ・ウォールのアルバム以外ではジャクソンズという兄弟のグループでもアルバムを出していて、シェイク・ユア・ボディやキャン・ユー・フィール・イットなどを好んで聴いていました。
その後車が変わってカーオーディオの仕事も初めて、常に同じデッキやスピーカーを聴いていると何がお勧めか判断出来ないので、あれこれ交換して聴いていて、ジャクソンズのライブの音源は曲間がほとんど無いので早送りの頭出し機能が使えず、何故かアルパインのデッキが性能が良くて短い曲間でもピタリと早送りが終わって普通に再生出来たのを思い出します。
その後マイケル・ジャクソンさんはスリラーというビッグヒットアルバムを発売して、スリラーのアルバムはカセットテープが擦り切れるぐらい聴き込んで、当時はカセットテープはノーマル⇒クロム⇒メタルと値段が高くなるほど音質が上がっていて、もちろんスリラーはメタルテープに録音して聴いていました。
そして後のバットやデンジャラスはちょっと曲の感じが変わって来て、それでいて本人は段々白人化して来て本来のマイケル・ジャクソンから離れて来たので、自分は段々マイケルの楽曲を聴かなくなりました。
自分は今でもマイケルさんはオフ・ザ・ウォールが最高だと思っていて、次にスリラーで、ジャクソンズのアルバムもグルーブ感があってとても良かったと思います。
ただ自分のこの感覚はディスコでミラーボールがグルグル回って、ストロボライトがピカピカ光っている中で踊っていたからこその好みで、おそらく自分と同年代でクルクル・ピカピカでノリノリを体感した事のある方は、この自分の感覚に同意して頂けるのでは? と思っています。
追伸
明日8月30日は16時30分ぐらいから福岡のクロスFMに生放送で出演します。
翌31日は11時ちょうどからFM山口で、12時30分からFM福岡で『ドライビング・トーンズ ウイズ・トギ―』に出演します。
ドライビングトーンズはもう収録が終わっていて、18歳から20代前半のドライブやディスコについて語っています。
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |