最近テレビで放送されている、ソフトバンクのギガ国のCMですが、BGMでベンEキングの『スタンド・バイ・ミー』が流れていると思っていました。
ところが歌詞は『制限ない♪ ソフトバンク♪』に変わっていて、特に意識していない時はそのまま聞き流していました。
でもあまりにピタッとはまっていて、何度もテレビで聞いているうちに、「元の歌詞はなんだったっけ?」と考えて、調べてみました。
制限ないの部分は When the nightで、これは聞き間違えるな、と思ったのですが・・
ソフトバンクの部分は、 has come で、まあまあソフトバンクに聞こえない事はないですが、最初のイメージで引っ張られているのと、本家のスタンド・バイ・ミーよりも耳にする機会が圧倒的に多いので、知らず知らずに耳が慣れてしまいました。
そういえばタイトルの『耳がだまされた』についてですが、先日福岡店から歩いて貝塚駅に行き、そこからタクシーに乗って一番近いJRの駅の箱崎駅を通り過ぎて吉塚駅に行くと、普通列車しか止まらない箱崎駅に比べて、快速や福北ゆたか線の列車も止まり、最短時間で宇部店に帰るには吉塚駅まで車移動が最も効率の良い移動方法です。
その貝塚駅から吉塚まで移動するタクシーに大画面のナビオーディオが付いていて、しかも運転席に合わせてタイムアライメントがかかっているという、後ろに座った客からすれば大変迷惑な状態でした。
最短時間で帰るために乗っている訳ですから、宇部店に帰ったら音調整が待っていて、普通にタイムアライメントを聴いても音感がずれるのに、ましてや運転席に合わせれば乗客は不快になるというというのは、おそらく後部座席で音を聴く事がないからでしょう。
自分は音を止めて欲しいと言おうかどうしようか迷っていたら、不愛想な運転手は何か客が不快に思っているなと気付いて、エアコンの風量を下げました。
不快なのはそこじゃないんだけど、運転手は風量を下げたのに何が不満なんだと不機嫌な顔で、よっぽど箱崎駅でいいですと言おうと思ったけど、そこはすごく言いにくい不愛想な運転手なので我慢して吉塚駅で降りて、運よく福北ゆたか線で列車が直ぐに来て、博多駅まで一駅で移動して、そこから新幹線のこだまで厚狭駅まで移動しました。
厚狭駅までは従業員がWRX・S4で迎えに来ていて、「ちょっとまともな音が聴きたいから運転する。」と自分が」運転して、実際に何度も会って生声で聞いた事のあるアーティストさんの楽曲を聴きながら宇部店に帰りました。
ただタクシーの後部座席で短時間でも変な音を聞いたので、7時過ぎに音調整をやめて、一晩寝てから次の日の開店前に調整して、昼過ぎに県外から来られているお客様に納車しました。
これはうっかり変な音を聴いてしまった話ですが、逆に事前にガードした事もあって、何年か前の月曜日にあるメーカーの技術者の方が「山口県の近くにいるから、昼過ぎには着くのでデモカーを聴いて欲しい。」という事だったので、宇部店にいたら1時ぐらいにデモカーに乗って来店されました。
日曜日に近県でイベントがあったそうで、その帰りにルートを少しずらして来られたそうで、早速デモカーを試聴して欲しいという事でシステム内容を聞きました。
すると20キロヘルツ以上を合成して再生していて、タイムアライメントはかかっていて、更にアンプにキャパシタが付いていて、ヘッドにキャパシタが付いていて、デッキは銅メッキシャーシーと、普通では絶対に聴く事の無いシステムだったので、「今日はこの後お客様の車を2台調整するので、このシステムでは試聴する事は出来ません。」とお断りしました。
その方はガッカリして帰られて、次にそのメーカーの違う方が来られた時に、「井川さんに聴いてもらえなかった事がショックで、あの後で退社して地元に帰ったんです。」と言われました。
まるで聴かなかった事が悪いみたいですが、自分を納得させてお墨付きをもらいたかったみたいですが、基本がズレ過ぎていて、こんな音を聴いたら後の調整に支障が出るので、絶対に聴かないと言った事は悪いとは思っていません。
ただ「井川さんに聴いてもらって認めてもらう。」と会社を出る前に、このブログを事前よく読んでいたら、タイムアライメントや電源キャパシタや銅メッキシャーシーや、ましてや20キロヘルツ以上を擬似的に発生させたシステムは聴いてもらえない事は予測出来たのではないかと思います。
Posted at 2019/08/06 11:38:08 |
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