今日は3月末でサウンドピュアディオのピットはかなりバタバタしています。
火曜日の定休日に出社して、土曜日は夜1時まで作業して帳尻を合わせています。
さてそんな年度末の今日はお客様から質問を頂いた事例をブログでもお答えするという不定期なシリーズでお届けします。
まず1つめは「サウンドピュアディオのオリジナル商品って一日にどのぐらい作れるのですか?」というご質問についてですが、自分のパートに関して言えばイコライザーのチューンが1日1台、アンプのチューンで1日2台、先日行ったハイローコンバーターのチューンで1日3台でした。
ただ電話を受けたり調整したりを間に入れてですから、全くチューンだけだったら
1・5倍ぐらいの仕事量はこなせるでしょう。
MTLのコイルに関しては一度機械巻した物をほどいていってマイクロ数を調整して、端子付けやハンダ付けと、ほどけない処理と値が分かるラべリングを行って1ペア40分ぐらいです。
実はコイルの作業は現在全て井川が行っています。
そのコイルの作業で最近の車用のコイルは極端に巻き数の少ない物が必要とされて来て、一部の車種では空のボビンから井川が一から巻いている物もあります。
福岡店には銅線が一定の長さに切ってつるしてある場所があって・・
そこから2本づつ取ってきて巻いています。
機械巻の物をほどく方が楽なのですが、巻き数が少ないと手巻きとの時間差が無いので思いっきり引っ張りながら巻き付けています。
続いては「ピュアディオの新製品のISP-130はなぜまだデモカーに付いていないんですか?」というご質問です。
札幌店のデモカーのインサイトにはISPが装着されてデモが可能ですが、宇部店と福岡店ではまだデモが出来ません。
このデザインはグリルはZSP-MIDと全く同じ物を使用しているのですが、中が黒一色のために平凡なデザインに見えます。
価格は28000円+税でかなりお求めやすいのですが、ピュアディオブランド初の
インナー・アウター両用という新ジャンるのスピーカーです。
今まではインナー取り付け出来るスピーカーにすると大手と差が出しにくいという事で避けて来たのですが、現在発売されているスピーカーでインナーで使えて低から中価格帯でいいスピーカーが無いので自社ブランドで発売する事になりました。
ただし価格が価格ですからマグネットやフレームは大衆価格帯の材質を使っているので、そこから『ヤスリ掛け・磨き・鳴らし込み』の3点セットの工程をプラスして差を付けています。
そのために工場からスピーカーが大量に送られて来ても、車に装着出来る状態にするのにかなりの時間がかかってしまい、その結果デモカーに装着する余裕が無いという状態です。
そこに消費税が上がる前の駆け込み需要ですから、とてもデモカー分まで手が回らないというのが現実です。
4月になって取り付けに余裕が出来たらデモカーに取り付けます。
そして3番目は「以前ブログでブラックのウーファーが写っていたのですが、あれはいくらぐらいするのですか?」というご質問です。
何の変哲もない黒い材質なのでISPシリーズに合わせる大衆価格のウーファーに見えますが、実は黄色いZSP-SS25より上のグレードです。
現在テスト販売中で、本格的に販売するかどうかは分かりませんが、試作品を作って一部のお客様に試聴して頂いて、それが直ぐに欲しいからと売れてしまいという繰り返しなので、デモする品も通常はありません。
SS25の上の価格帯が本当に必要かは判断しかねていますが、少量の本数が作れる材料は確保しているので、幻のウーファーで終わらせるかも知れません。
以上お客様の質問に答えるシリーズでした。
Posted at 2014/03/31 11:57:28 |
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