昨日は福岡店で仕事をしていたのですが、夕方近くになって宇部店から突然帰還命令が出ました。
今まで入庫した事が無いフォードのクーガの作業が入ったからです。
実はこの車気になってたんですよ。
山口のモーターフェスティバルで見て、ルノーのコレオスかフォードのクーガが欲しいと思っていたのですが、フォードの方は知ったセールスがいなかったので、結局ルノーの方を買いました。
今回の入庫では純正スピーカーにカロッツェリアのサイバーナビの状態からベーシックパッケージの取り付けを行ったのですが、データーが無いために一から開発を行いました。
そういえばクーガはハザードの下がエンジンスタートのボタンなので社員がナビ周りのマスキングを行ったらスタートボタンが隠れてしまいました。
あわてて剥がしてエンジンがかかりました。
スピーカーはドアに16センチが付いていて、ミラーの後ろにツイーターが付いていました。
純正の状態ではミッドの一番上の周波数とツイーターの一番下の周波数の間に足らない部分があって、低音はそこそこ出ているが足らない音域が多いという感じでした。
そこでダッシュ上に純正より周波数レンジの広いJBLのP560のツイーターを専用スタンドを付けてセットしました。
それとツイーターの横の液晶モニターは飾りではなくて、四駆の車に必要なフェンダー辺りの見えにくい部分を見える様にするミラーの代わりの画面です。
必要な時にシフト付近のボタンをプッシュすると写ります。
そしてツイーターと純正スピーカーの周波数特性とインピーダンス特性をコントロールしているのはグローブボックス下のピュアコンです。
助手席側にボックスにパーツを入れて持って来て、音の響きが最も生演奏に近づくまで何度でも交換を続けます。
パーツのはめ替えでツイーターとドアスピーカーのマッチングが取れたらここでやっとイコライザー調整を行います。
フロントスピーカーのつながりがまとまる前に先にイコライザー調整を行うと音によじれ感が出てしまうので、必ずクロスポイントのつなぎを先に行います。
この時点で純正の音に比べたら素晴らしい音に変わっていたのですが・・
更にベーシック防振の作業もプラスする事になりました。
ピュアコン+JBLツイーターで劇的に音質アップしているのですが、ベーシック防振を加える事によってその良さに更に磨きがかかりました。
純正スピーカーでここまで音が良くなると、「トレードインスピーカーは必要なのかな?」と疑問に思ってしまいます。
Posted at 2013/05/27 11:46:30 |
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