昨日は福岡のマンションで目覚めて、それから福岡店に一度顔を出して、FM福岡のスタジオに番組収録に行っていました。
11時半に収録が終わったら車で山口県に向って、一度宇部の自宅に帰って長男を乗せて、スバルディーラーに向いました。
スバルディーラーで新車のBRZを受け取ったら一度宇部店に帰って、定休日の店の鍵を開けて、デッキと配線キットを持って来て、駐車場でとりあえず音が聴ける状態にしました。
あっ、そういえば隣に写っている180系クラウンは、代車兼デモカー兼息子の車として使っていましたが、もう買う人が決まったので、今日持って行かれます。
2月の上旬に契約して10日ぐらいで納車されるだろうと言われていたBRZも、バンパーのセンサーを取り付けて、キーレスでミラーがたためる様にして、面倒なのでバックカメラもディーラー装着で、最後にボディーコーティングの順番を待っていたら、当初の予定よりも1週間は余分に納期がかかってしまいました。
昨日は長男の運転で美祢市のおばあちゃんの家に向かい、以前乗っていたランサー・エボリューションのつもりでギアチェンジするとNAなのでトルクが無いので、「もっと回転を上げてからチェンジして。」と、隣で自動車学校の教官みたいに言っていました。
試乗車のBRZの時はエンジンが冷えていて、走った距離が短かったから回転が高かったのか、スムーズにチェンジしていたのが、何故か自分の車なのにギクシャクしていました。
帰りは父が運転して見本を見せるもクセがつかめず、信号待ちからスタートするのに1500回転ぐらいに上げておかないとエンスト気味になり、1速から2速、2速から3速に上げる時に4000回転ぐらいに引っ張ると、隣で「そこまで上げる?」と長男は言っていましたが、「NAは低速でトルクが出ないから少しは上げないと。」と答えました。
ランエボはほとんど運転した事がなくて、ほとんど長男が乗っていましたが、中古車でクラッチがややすべり気味だったのでスルッという感じでチェンジが出来たので、新車でクラッチがガッツリ繋がるというのを体感した事が無いのでした。
自分は以前NSXタイプRに乗っていた事があるのですが、それも2004年までで、それいこうMT車は乗っていないので、知識はあっても体が付いてこない感じでした。
それと全く防振を施工していない車を乗る事はあまりなくて、帰りは山口市を経由して帰ったので、「ドアとリアシート下は防振しないとロードノイズが入り過ぎ。」と、いつもは聞く事はない『ゴー!』という音に悩まされました。
そうは言っても身内が乗る車なので、お客様の作業の合間合間に少しづつ作業をして行きます。
追伸
ディーラーで車を受け取った時にディーラーの方から、「デモカーとして使われるんですか?」と聞かれたのですが、「デモカーとして使う事もあるかも知れませんが、基本的に店の飾りとして並べておきます。」と答えました。
トヨタ純正の9インチのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の作業を行いました。
現行型プリウスのスピーカーグリルはドットと網の二重の模様になっていて、デザインを重視しているので、ドアスピーカーの上限周波数付近のヌケが悪い状態です。
ダッシュの上に中高音を再生するスコーカーが付いていますが、ここは低音域が入らない様にしているフィルターの性能が悪いのと、高音域がグリルにひかかりガラスの反射の影響もあるので理想的とは言えません。
そこで最初から付いている黒いフィルターを取り外して、大型のフィルター2個を取り付けて、中音域の周波数レンジと音の艶を改善します。
ダッシュのスコーカーは中音のみの再生として、高音域はダッシュに取り付けたピュアディオブランドのATX-25で再生して、ドア低音⇒ダッシュ中音⇒後付けツイーター高音のフロント3WAY構成となり、ドアスピーカーの苦手な中音域の改善と、ダッシュのスコーカーの苦手な高音域の改善で、かなりの音質アップを行いました。
3つのスピーカーの周波数レンジとインピーダンスを調整するのはグローブボックス下に取り付けたピュアコンで行い、ここの値は50系プリウスを実車を買って時間をかけて調査を行なっているので、絶対的な自信があるところです。
リアドアに関してはエアバックの圧力センサーも付いていなくて、構造も普通のドアと同じなので、普通どおりの作業を行いました。
白い工場装着のマットの近くに防振メタルを貼って、下の方には丸と四角の防振マットを貼って、その前の方にも防振メタルが貼ってあります。
この施工は圧力センサーよりも後ろの部分になるので、影響は受けないという事で行なっていて、圧力センサーが付いているインナーパネル側には何の施工も行なっていないので、この状態でフル防振と考えています。
リアドアにもセメントコーティングを行なって、ドア4枚が余分な響きが無くなり音質が上がり、静粛性も上がり、この磁気には断熱性がアップしたのも実感出来ます。
実は冬だけでなく、夏の暑い時もエアコンの効きが良くなったっと実感出来ます。
全ての組み立てが終わって音が出る様になったら、トヨタ純正ナビの音調整を行います。
純正のかったるい状態だと効果があったバーチャルな音機能は全てオフにして素の状態にして・・
動かす周波数を選んだ後にレベルを上下させるパナメトリックイコライザーを調整しました。
この9インチナビはうちのデモカーで使っていたプリウスと全く同じ物ですが、製造時期により音質が微妙に違って、発売直ぐに買った物よりは製造時期が後の方が段々音が良くなって来ています。
それでもパターンをメモリーすれば音が抑圧されて、最後の方ではいくつかメモリーしたパターンを聴き比べて最も良いパターンを選びます。
お客様のお持ちのCDがベートーベンのピアノソナタだったので、少しでもピアノがヒステリックにならない様に、かなり注意をしてセッティングを行い、「このナビではここが限界!」という所まで素直な音に仕上げました。
納車前にお客様に音を聴いて頂きましたが、「予想以上に音が良かった!」と喜んで頂きました。
また「音が物凄く厚くなった気がする。」とも言われていて、ピュアコンの絶妙な値選びによって、ユニットの音の重なり過ぎを無くしてドンピシャに合わせる事によって、同じ周波数が違う方向から来てキャンセルされる事を防いでいるので、音質アップと効率アップを同時に行って、ナビの内蔵アンプでもスケール感の大きい音が体感出来る事をご説明しました。
そしてデモカーで使っていたプリウスとオプションを含めて同じ仕様にした事も、満足度が高かったのではないかと思います。
最初はプリウスのデモカーは鳴りが悪くて、実車を買ったにも関わらずなかなかパッケージを発売出来ずにきつい時期がありましたが、改善し難い部分を知り尽くしている事もあり、悪い条件を見事にクリアーしたパッケージに仕上がっています。
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