昨日は火曜日で定休日だったため、みんカラブログはお休みしておりました。
さて今日ご紹介するのは月曜日の宇部店の作業からトヨタのオーリスです。
一度ベーシックパッケージの取り付けでお預かりしておりましたが、納車前に一度
インナーでP560のミッドが聴ける様にしてデモいたしました。
ただ純正のスピーカーグリルがリスナーに対してやや前向きで、前向きという言葉は基本的にいい言葉ですが、ここでは指向性の向きが悪い方に向いているので、純正のドアスピーカーよりも確かにP560のミッドの方が音はいいのですが、ガツーンというほどの差が他の車種に比べて出せませんでした。
そこでもう一度お預かりする事になってアウタースラントのバッフルを製作した状態でJBLのP560のミッドを取り付けました。
これなら振り角はややリスナー向きで、やや仰角も上に向いているから大幅な音質アップです。
普通のショップだとこんなに簡単にミッドをポンポン変えて音を合わせる事は出来ませんが、サウンドピュアディオではネットワーク部分をパーツをはめ替えて自由に特性が変えられるピュアコンだから出来る技です。
ちなみにマルチアンプ駆動してもツイーターとミッドのシリーズ違いの取り付けが可能ですが、普通は4キロヘルツの次の周波数が5キロヘルツで、その間にちょうどいいつながりがあっても合わせられません。
ピュアコンは計算上で4キロと5キロの間に31のステップがあって、本当に微妙な音の表現も可能になります。
ちなみに計算上と書いたのはスピーカが完全に4オームで動作したというのが計算の前提なので、実際にはそれより上下している事が当たり前なので、計算上で数値を決めず、あれこれパーツを組み替えて音が合うまで変え続けるというのがピュアディオ流れです。
そして月曜日はもう一台アウターバッフルの製作がありました。
こちらのインサイトはのお客様は以前他店でトレードインスピーカーを取り付けられて音に不満があってサウンドピュアディオに来店されました。
サウンドピュアディオがスポンサーのコンサートを聴かれた事があって、その時に聴いた音に比べたらあまりに差があるからという事もあって来店されたのですが、トレードインスピーカーを外して純正のドアスピーカーに交換した上でベーシックパッケージの取り付けを行いました。
(写真は外した方のスピーカーです)
そして今回は2回目の入庫でアウタースラントバッフルを製作してJBLのP560のミッドに交換しました。
サウンドピュアディオが提供するコンサートはあまりPAに頼っていない本物の音色を重視した音造りを行うアーティストさんを選んで行っていますから、会場で聴かれた音色にかなり近づいたと思います。
またサウンドピュアディオがあまりスピーカーの取り扱い銘柄が多くないのは、音色にクセが少ない物を厳選して販売しているからです。
多くのユニットを扱って、「あなたの好きな音はどれですか?」という一般的なやり方とは180度違う方向でビジネスをしています。
Posted at 2013/07/31 09:53:09 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン