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ピュアディオいがわのブログ一覧

2016年01月31日 イイね!

トヨタ・50系プリウス スピーカーの音質アップ


金曜日の午前に宇部店を出発したニューデモカーの50系プリウスは、山陽道⇒中国道⇒九州道を通って、途中2回休憩をして福岡店に向かいました。



運が悪かったのか良かったのかその日は雨で、ロードノイズのテストでは雨水がドアの下部にかかると大きく響き、「他のデモカーだと防振してあるからこんなに響かないのに。」と思いながら移動していました。



2時間弱の走行でロードノイズの進入経路や響き方を確かめてプリウスは福岡店に到着して、よいよベーシックパッケージとベーシック防振の施工に入ります。





オーディオはトヨタ純正の9インチナビをベースにして、スピーカーはノーマルのフロント2WAYをそのまま使用して、ツイーターとピュアコンをプラスして音質アップを行います。





ドアスピーカーは縦に楕円の先代から16センチ丸型に変更になっています。



ネジではなくリベットで固定されていて、セールスマニュアルにはエアバックのドア内の圧力センサーに影響してはいけないからスピーカー交換やデッドニングは出来ないと書いてあるそうです。



ダッシュ上には先代と同様に5・5センチサイズのスコーカーが付いていて、ここから中高音を鳴らしています。



先代と違うのはフレームが鉄からプラスチックに変わっていて、コストダウンしてありますが・・



逆にハイパス用のフィルターは大きくなってコストがかかっています。



フィルターの下限周波数は30系の初期よりも広く、30系後期とプリウスアルファより狭いという微妙なセッティングでした。


ここのフィルターは撤去して別にピュアコン用のパーツで下限周波数を決めて、更に上限周波数もある所でカットして、中音域のみの再生にします。



スコーカーは純正位置に戻し、グリルの上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて高音を再生させて、ドア低音⇒ダッシュ中音⇒ATX-25で高音のフロント3WAY構成となりました。





ダッシュの傾斜は同じ様に見て、同じ仰角のスタンドを使うと片方がやや下を向いたりやや上を仰いだりするので、左右別々の角度でいい仰角を選びました。





純正ナビは一度取り外し、裏から音信号を取り出して、グローブボックス下のピュアコンに送ります。



ドアスピーカーとスコーカーとツイーターの音を聴きながら何度もパーツの組み合わせを変えて、一番生の音に近いポイントを見つけてベーシックパッケージは完成しました。



次にドアの内貼りを外して圧力センサーの位置を見つけて、ベーシック防振の施工にかかります。



『デッドニング不可』と言われている50系プリウスも圧力センサーと全く関係無い場所にベーシック防振だと問題無いだろうと作業を進めましたが、外板裏も圧力センサーの向かいは避けて防振メタルと防振マットを貼っています。



車に最初から貼ってある防振材はそのままに、圧力センサーと反対側にメタルを貼って、純正防振材の効果を更に上げています。






いつもより多くの時間をかけてメタルとマットの貼り位置を探して、ドアの内貼りを組み付けてフロントの作業は終わりました。





高速道路を走っていてリアドアからのロードノイズが気になったのでリアドアのベーシック防振も行いました。





こちらは圧力センサーが付いていないので大胆に防振して行きました。





当初は土曜日に完成と言っていた完成も日曜日の午前にやっと出来上がって、お客様にデモンストレーション出来る状態になりました。



今は福岡店にありますが、今日の夜に施工後のテスト走行を兼ねて宇部店まで移動して、しばらくは宇部店に置いてあります。


まだ一般道しか走っていませんが、特に高い周波数のロードノイズが減り静粛性はアップして、それ以上に大幅に改善しているのがスピーカーの音で、純正のフロントの4つのスピーカーに苦手な周波数を入れない事で音が滑らかになり、ATX-25の上質な高音をプラスして、「これが同じスピーカー?」と驚く様な音の変化になっています。
Posted at 2016/01/31 11:39:34 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年01月29日 イイね!

ZSP-LTD15のインナー使用について


宇部店と福岡店にはすでに店頭に並んでいて、札幌店には日曜日ぐらいに並ぶ予定のピュアディオブランドの新スピーカーZSP-LTD15ですが、以前発売していたZSP-LM1に似ているとか、LM1を名前を変えただけじゃないんですか?という疑問にお答えして、両方を並べて撮影してみました。



マグネットもフレームも全く違います。



エッジのゴムもケブラーもセンターキャップも全く別な紛れもない新設計です。





そんなZSP-LTD15ですが、今回のモデルの最も注目すべき点は、ZSP-MIDの『アウター専用でインナー使用不可!』という部分を改善して、これまで多くの方から「家内に内緒で付けたいので、アウターにすると分かってしまうので、そこを何とかならないですか?」というご要望にお応え出来ない状態が続いていました。


また「最初にZSPをインナーで取り付けてスピーカーを慣らして、それからお金が貯まってからアウターにしたい。」というご要望も多かったのに15年もお応え出来なかったという努力不足がありました。


途中でISP-130の2倍以上のコストをかけたブラックの試作品も作ってアウター・インナーの両方のテストも終わっていました。



ISP-130がセンターキャップが内向きに対して試作品は外ドームタイプですから完全に別物です。





その試作品のテストをこれまで日産ノートのデモカーで行っていましたが・・




本日ZSP-LTD15に交換しました。





もちろん純正グリルそのままのインナー取り付けです!





ツイーターはATX-25で・・





ナビオーディオはお客様がレクサスに替えて使われなくなった以前タイプを下取りした物を使って音楽を鳴らしたら・・



今までにインナー取り付けでは絶対に聴いた事の無い音がしました!



そうは言っても今までに無かったスピーカーなのでピュアコンのコイルもピッタリマッチングするまで何度も変えて・・





これだけストックが有るにも関わらず今までに無かった値の物を作ってマッチングさせています。




ブラックの試作品はISP-130よりはグレードが高いものの、これを聴いてしまってはちょっと値段が高くてもLTD15を誰もが選ぶ様な音の差でした。


本来はアウターでスラントのバッフルで組む事が理想ですが、とりあえずインナーで使いたいという方にはピッタリのスピーカーが誕生しました。
Posted at 2016/01/29 13:32:18 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年01月28日 イイね!

50系プリウスが納車されました


昨日宇部店に新型プリウスが納車されました。



今出回っている50系プリウスは白が多く、先日九州道でちらっと見かけただけですが、黒だと細いライトが更に細く感じます。


グレードはAのツーリングパッケージで、上から2番目になります。





自分はカロッツェリアのサイバーナビや楽ナビが好きなので、デモカーにはいつもはそのどちらかを付けていますが、今回はトヨタ純正の9インチナビを取り付けています。



クラウンの時もそうでしたが、この車では純正ナビを付けて来られるお客様が多いはずだからナビの販売は考えずに、ベーシックパッケージの装着のみに絞ったデモカーにします。



9インチのナビはクラウンよりやや画質が良くなったかな?というレベルで・・






ダッシュのスピーカー位置は先代よりもやや後ろに下がったものの、グリルはやや内側に下がっています。



長方形の窪みはヘッドアップディスプレイで先進の技術付きなのですが、スバルXVに付いていた運転席のパワーシートがプリウスでは付いていないので、出来ればそちらの方が欲しかったと思いました。



コンソール周りは白い塗装がしてあり、「先々汚れが目立たなければいいが。」とちょっと心配しています。





ナビのイコライザーはグラフィックではなくてパナメトリックで、かったるい純正スピーカーの状態に合わせて極端なイコライジングが最初からメモリーしてありました。





ハーモナイザーなどの音を強調する機能はセッティングが煮詰まれば入れない方が音がスムーズになりますが、まだ何も施工していないのでオンの方がくっきり聴こえます。





バーチャルシアターモードはオンにすると音は広がりますが、人の声が違って聴こえて、ここはノーマルでもオフにしました。



そういえば以前ベーシックパッケージのデモカーを聴いた人で、「これは人の声が普通に聞えるからつまらない。」と言った人がいましたが、人の声を普通に聞える様にするのは物凄い技術と鍛錬が必要で、人の声を変えて広がりを付けたり、目の前に声が浮かぶ様にする技術の方が簡単なのに、とその時の事を思い出しました。



現在はまだ無加工でノーマルで音を聴いていますが、明日高速道路を通って福岡店まで移動して、走行中のノイズの進入を確かめた後にベーシックパッケージとベーシック防振の施工に入ります。



事前にディーラーと打ち合わせて、ベーシック防振までは施工しても問題ないと言われていて、人気のWパッケージを装着したデモカーとして土曜日にはデモ出来る予定です。
Posted at 2016/01/28 11:34:58 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年01月27日 イイね!

ZSP15周年記念モデルが完成


2001年に発売を開始したピュアディオブランドのZSPですが、今年は誕生から15周年となるために記念モデルを発売します。


その13センチミッドが今日工場から宇部店へ届きました。





以前限定発売したZSP-LM1のレモンイエローミッドに似ていますが、マグネット・ボイスコイル・フレームなど全て別設計で、黄色いケブラーも含めてかなりコストのかかっているモデルです。



名前はZSP-LTD15で、リミテッド15と読んで下さい。



従来のZSP-MIDとの違いはプラス面ではケブラーのセンターからエッジまでの長さが21ミリから26ミリに伸ばした所で、逆に足りなくなった部分はセンターキャップのでこぼこです。



従来品はスタジオモニターの音にややPA的なエッセンスを加えているのに対して、LTD15でスタジオモニターのシャキッとした感じに仕上がっています。


もう一つでこぼこのセンターを使用しなかった理由は、まだテストはしていませんが、インナーで使用出来れば・・という淡い期待も込めて仕様変更しています。


インナー使用のテストは明日以降行なって、もし可能であればブログなどでお知らせいたします。



現在は8個入りの箱が25個届いていて、これから検品やエージングなどで時間がかかるので、じわじわ販売して行きます。




それとピュアコンのコイルも今までの巻き数とは違い、そちらもこれからかなりの数を準備して行かないといけなくて、当面はP560やISP-130を現状でアウターバッフルでお使いの方にそのまま交換でグレードアップ出来るユニットという位置づけで、マッチングを合わせてながら少しづつ販売して行きたいと思っています。


Posted at 2016/01/27 17:44:28 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
2016年01月27日 イイね!

ホンダ・Nボックス スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からホンダのNボックス・カスタムです。




ケンウッドのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行ないました。






まずはドアの内張りを外して防振作業にかかります。





防水シートを外して外板裏に手を入れて、防振メタルと防振マットを組み合わせて貼ります。





低い響きの部分にはマットを貼って・・





高い響きの部分にメタルを貼ると、共振点の違いからあまり多くの面積に貼りものをしなくても振動が良く取れます。



共振点の同じ材質をただベタベタ量を貼るだけではドアが重たくなるだけで、低音の量は出るものの、小気味良い音にはなりません。



内張りを閉じたらドアの作業は終わりですが、このNボックスのスピーカー位置やグリルの向きなどは中高音から高音にかけての再生は向いていません。




Nワンに比べるとスピーカー位置が低いのに何故かベーシックパッケージのピュアコンは全く同じ値が使えて、普通は黒いコーンのホンダ純正スピーカーがNボックスに限り白い半透明の物で、材質の違いで中高音から上の音を伸ばして、リスナーに届く時に同じ様に聴こえる様にしてあります。





そうはいっても高音域の再生はスムーズとは言えず、ダッシュ上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて高音域を再生して、純正スピーカーはピュアコンで高域をカッとして中低音のみの再生にして、トータルでフルレンジで再生させています。





またNボックスのダッシュ上は左右で形状が違っていて、発売された当初はお客様から「左右の形状の違いで音はどうなるんですかね?」というご質問にきちんと答えられなくて・・





結局実車を買って実験して、「こんな風に鳴ります。」というデモカーを作っているので、安心して作業に預けて頂けます。





スピーカーもケーブルもピュアコンも全く同じ物を使っていますから、デモカーと同じ音でお客様は音楽を聴く事が出来ます。



今回はオプションのSSFを装着して純正スピーカーの音のレスポンスを更に上げています。


今の純正スピーカーは低音が出すぎるぐらい出ているので、SSFを使用しない場合はイコライザーなどで低音を絞っていて、全般的に高音が不足気味の車が多いので、ツイーターとピュアコンプラスのベーシックパッケージは今の時流に合った商品と言えるでしょう。

Posted at 2016/01/27 10:55:50 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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