今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から日産のノート・ニスモです。
更に普通のノートには設定が無いMT車です!
内装も普通のノートとは違っていて、日産純正のオレンジのボタンのナビがデザイン的にピッタリとマッチしています。
今回は純正ナビをベースに、ベーシックパッケージの取り付けとフロントスピーカーの交換と、ドアにベーシック防振の施工を行ないました。
以前に乗られていたお車からベーシックパッケージは移設して来て、ダッシュにはJBLの25ミリ外ドームタイプの物を取り付けました。
グローブボックス下に仕込むピュアコンへは純正ナビを一度取り外して、真裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルで伝送します。
一般的なトレードインスピーカーのドアスピーカーの末端のコードから信号を取り出してネットワークにつなぐ方法よりはかなり手間がかかりますが、この手間が高音質への第一歩です。
次にドアの内張りを外して外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せたベーシック防振の施工を行ないます。
デモカーのノートのデーターを元に手順書が作ってありますが、もし差異があってはいけないので、響きを確かめながら貼り位置のマーキングを行いました。
響きはピュアディオのデモカーのノートと同じだったので手順書通りの位置に貼ります。
貼る前にはドアの中を脱脂してはがれない様にしています。
またエアコン付きのピットで温度・湿度が管理してあるので、季節や天候による密着の良い悪いがありません。
そして今回はドアスピーカーを交換するので、ドアの純正配線とは別にピュアディオブランドのPSTケーブルをひきます。
スピーカーコードを引いた後にはインナーバッフルを製作してJBLのGX502の13センチスピーカーを取り付けました。
GXシリーズの13センチはミッドレンジのみの設定が無いために、コアキシャルの2WAYスピーカーのツイター配線をカッとしてミッドとして使用していて、低コストでJBLの小気味良いサウンドが再生出来る様に工夫しています。
内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
うちのノートには無いスピーカーグリルの周りのシルバーのリングがキラリと光っていて、「これいいな。」と見とれていました。
グローブボックス下に設置したピュアコンはブラックボックスは以前に乗られていた時の物をそのまま移設して、外付けのコイル部分はノートにGX502をインナーで取り付けた状態に合う物を探って取り付けました。
そしてよいよ日産純正ナビの音調整画面を出してセッティングです!
色々な機能が沢山ありますが、バーチャルな音にする機能がたくさんで、よりリアルな音を再生するためにそのほとんどをオフにして使いました。
6バンドのイコライザーをあれこれと操作して、その組み合わせで最も生演奏や生の声に近い組み合わせを選んでセッティングは終了しました。
ノート・ニスモのコンプリートカーのイメージにふさわしい、シンプルながら本物志向のサウンドシステムが完成しました。
Posted at 2016/05/30 11:27:19 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン