今日宇部店にいたら、メルセデスベンツのディーラーの方が新型のAクラスの試乗車を持って来られました。
自分は「ドアの上の方に9センチスピーカーが付いている車ならもうあるから興味が無い。」と言ったのですが、「新型のAクラスはドアの下の方にスピーカーが付いています!」と自信を持って言われたので、「本当か? ウーファーじゃないの?」と思いながら試乗車を見に外に出ました。
そしてドアを開けたら、先代のモデルと同じサイズのスピーカーが付いているではありませんか!
ツイーターはAピラー根元で、フォルクスワーゲンのゴルフⅦと同じレイアウトでした。
ほんの数分前まで全く興味が無かったのに、オーディオの音とディーゼルエンジンの性能が知りたくて試乗に出かけました。
CDが付いていないのでスマートフォンの音を聴きながら近くをドライブして、オーディオの音は先代と同じかややいい感じで、3トーンは左からバス・ミッド・トレブルの並びなので調整しやすいです。
走行性能はかなり低い回転数から最大トルクが出て、ほぼターボラグを感じないぐらいのスムーズな走りでした。
後からヤナセのホームページで見たら、最大トルクが1400回転からで・・
あれっ?320回転までって、これはミスプリか?
メーターパネルはスイッチの切り替えで正面が地図画面に出来て・・
左の画面は切り替えでエンジン出力とバッテリー電圧が表示されます。
アラウンドビュー的な上から見下ろした様な表示も出来て・・
更に切り替えでタイヤの両サイドがアップで映し出されます。
パーキングアシストが付いていますが、この機能は怖くてこれまで試乗車で使った事はありません。
ここまでは良い事づくめですが、残念な部分はCD・DVDプレイヤーが付いていなくて、グローブボックス内の2個のUSB端子と・・
シフト前のUSB端子の合わせて3個で、確か画像入力に対応していなかった様な気がします。
CD・DVDプレイヤーが使えないのは残念ですが、ドア下に13センチスピーカーが付きそうなので、そこは最近のベンツには無い部分なので、少し引かれている所です。
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、ダイハツのコペンです。
カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
ベーシックパッケージなので純正の16センチスピーカーはそのまま使用します。
ドアの外板裏には防振マットと防振メタルを貼り合わせて、スピーカーの残響音を防いで、外からのロードノイズの進入を防いでいます。
外した内張には粗目を付ける下処理を行った後に、意図的に厚い薄いをランダムに作った塗り方をしたセメントコーティングを行って、ドアが重たくならない割に振動を吸収する様に工夫しています。
ベーシックパッケージは通常ATX-25ツイーターを使用していますが、今回は追加金プラスでATX-30を使用したベーシックパッケージとなっていて、ピュアコンの値は今回はワンオフで出しました。
純正のツイーター位置がリスナーの耳に近く、ドアスピーカーとのギャップが出てしまうので、耳から適度に離れたダッシュ上からの外ドームで広がるサウンドは、かなり聴きやすくなります。
ただコペンのドアスピーカーは通常よりもリスナーの耳に近いので、ツイーターの下限周波数とドアの上限周波数が重なって聴こえて、そのためドアの上限周波数を抑えてセッティングしていたのですが、それも限界があるので、ツイーターの加減周波数を通常よりも上げてバランスを取りました。
グローブボックス下の合計6ピースのピュアコンのパーツをあれこれと交換して、どの組み合わせが一番生音に近くなるか探りました。
調整用の音源は自分のCDの他にお客様のSDカードとFMラジオなどあれこれ変えて聴き比べて、トータルで生音に近いポイントを探りました。
最後の最後に13バンドのイコライザーを調整して、コペンならではの通常とは違うパターンでメモリーして作業は終了しました。
ドアスピーカーは純正ながら、ATX-30のレンジの広いツイーターの音と、方ドア2面の防振で、音質と静粛性の両方をアップする事が出来ました。
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