今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からホンダのS660です。
純正の異型パネルのオーディオにベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行ないました。
まずはインパネをマスキングして純正オーディオを取り外して裏から音信号を取り出します。
ベーシックパッケージは作業の手順書がありますが、取り付け難易度が10段階の9番目になっており、軽自動車ながらレクサスやアウディ並みの難しさです。
トレードインスピーカーみたいに純正スピーカーの根元で信号を取れば簡単ですが、細かい音の表現のために時間や手間がかかってもロスの少ない所から音信号を取り出しています。
取り出した信号はピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下まで引いて行き、S660用のピュアコンに送って、周波数幅とインピーダンスとレベルを制御した後に純正のドアスピーカーと後付けのツイーターに送ります。
ダッシュにはピュアディオブランドのATX-25をスタンドを使って角度を付けて取り付けていますが・・
ダッシュの形状が左右で違うので、別々な角度のスタンドを使用して左右の音を合わせています。
ドアスピーカーはホンダ純正をそのまま使用していて、ドア内は外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せるベーシック防振の施工を行ないました。
このS660のドアは縦に短い割りに横に長くて、独特の響きがあるのでかなり凝った貼り合わせをしています。
最初の1台の時の調査の時に、10年以上お付き合いのあるお客様が長期に預けて頂いたので、時間をかけて響きを調べて手順書を作る事が出来ました。
そのため難易度が高いながらも、比較的短時間でツボを押さえた作業が出来ます。
ドアの内張りを組み付けたら取り付け作業は終わりです。
S660はCDプレイヤーが付いていないので、アイフォンをつないで音を鳴らして、色んなジャンルの楽曲を鳴らして、スピーカーを慣らしてから音調整に入ります。
今回はベーシックパッケージにオプションのパーツをプラスと、ベーシック防振を加えているので、ほぼフラットの状態が一番生の音に近い状態にする事が出来ました。
純正オーディオと純正ドアスピーカーをベースにしたシンプルなシステムですが、車とその響きを熟知しているからこそ出来る小気味良いサウンドに仕上がりました。
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