2018年05月23日
房作りが続く・蜜源植物
・朝、猫に真夜中に起こされて眠いというかダルい。やっぱり猫はもう隔離して寝ないとダメだな。二度寝したら、気持ちいいアクションで暗殺しまくる夢を見た。きっと刀使ノ巫女を見たからだ。昼から雨よけの被覆上げて、水田の水入れて、蜂の働きを見て、房作り。水田は少し田面が出てしまったが、他の場所はチェーン除草でいい具合に沈んでくれたようで、同じ時に見えていた瀬が見えない。ポリチューブは便利なのだが、中に時々とんでもない物が流れ込んでいるのが見えるのがネック、大抵は無視するが、大きなカエルさんが入っているとさすがにかわいそうなので出してやる。そして日光が燦々と照って背中が暑い。通路の雑草も大分伸びたので、いい所で中耕しないとな。農協で加工の農薬を注文しようとしたら小袋が無かったり品切れだったり、前の注文分も来てなかったりと相変わらずだったが、午後にほとんど解決したのは良かった。というか課長が使えない分、平の資材係が最近活躍している。ベテラン抜けたから古参になったというのもあるのだろうけど。
蜂は温度が高いからか蜜源が満開になっているのか、滅茶苦茶通勤ラッシュ状態で、知り合いが見に来て同じ事を言っていた。その人も待ち箱かけていたので最初声かけたのだが、知人からの預かり箱で、その知人はオオスズメバチに巣を崩壊させられるので全部別の養蜂家に譲ってしまったとの事。そりゃ山の中なので仕方ないな。というかオオスズメバチはここらへんでも来る事があるので注意とかないといけない。
午前も午後もシャインやピオーネに浮気しつつも巨峰の房作りを頑張ったがあまり進まなかった。浮気側で結構頑張った(ピオーネは半分終わった)というのもあるし、巨峰は枝の絡まり具合でやる気が結構そげてる。昨日も書いたかも知れないが、クシの適期の短さや新梢の出る方向のまずさ、基部の欠けやすさなども巨峰はすでに終わった品種になりつつあると思う。パープルは巨峰よりは基部が欠けづらく、少しだけ枝が柔らかく出るので横に広げやすい。ピオーネは巨峰よりゴン太で出るのだが、少しだけ横気味に出てくれてる気がする。巨峰とスチューベンは垂直に出る度合いが強すぎてダメ。
・すっごい天才だと思った事。制御スイッチはノーマルオープンかノーマルクローズか用途で選ぶ必要がある。で、ポンプの空回し防止にはフロートスイッチが必要なので、アマゾンで調べて居たら中国製の商品説明に「フロートスイッチをひっくり返せばノーマルオープンかノーマルクローズが選べます」と書いてあって「おお天才だな」とびっくりした。普通に頭の中で反転リレー考えてたわ。もう一つ、ダイソーの300円USB扇風機の小さい方が何かに使えないかと買ってみたのだが、予想外に強力だった。これをばらしてモバイルバッテリー繋げば普通に空調服に使えるよね。
・カプレーゼ天国がそろそろ終わる。やっぱり採れ立て新鮮バジルの香りの食欲増進効果はすごい。一方で、やや食いでがないというか、美味しいんだけど物足りない感じも覚えた。フレッシュさを重視しているのは分かるが、もっとコッテリとしたのもいいよなぁ、焼いた加工トマトにチェダーとかゴルゴンゾーラと、バジルをペーストにしたぐらい濃厚なのかけて・・・って考えたら、それピザのトッピングだったわ。まあイタリアのよくある食材ではあるんだが。とりあえずチーズとソーセージーは準備したので、明日はこれでカプレーゼもどきを作ってみようかと思う。
・ミツバチが来て蜜源植物を注意するようになったのだが、色々と時代の変化などを感じる話だった。まず日本ミツバチは西洋ミツバチより色々な蜜源から採蜜するらしく、西洋ミツバチだと蜜源にしない物もあるかも知れない。また西洋ミツバチは単一の蜜源から集中して一気に集める能力が高いようで、商業ベースでやってる養蜂で蜜源が書いてあるのは恐らく西洋ミツバチだけだろう。で、そういうハチミツで一番有名なのは「ニセアカシア」の物だと思う。普通はアカシアと書かれているだろうけど、あれは確かに花がとても多いし、蜜源としては優秀と言われている。また味の評価も高い。しかし、ニセアカシアの開花時期は長くても一週間ぐらいだろうか?集中的に全部採蜜出来ればすごい量だろうが、日本ミツバチの蜜源として見ると集中しすぎる気がする。
次、レンゲのハチミツ。これも有名だとは思うが、昨今レンゲの畑なんて見ないし、ハチミツでもあまり見ない気がする。私はハチミツ=レンゲぐらいに思っていた時期もあったのだが・・・同様に蜜源として昔はとても栽培が多かった物に菜の花がある。蜜源の後は菜種油になったのだが、輸入油が増えて栽培が激減した作物だそうだ。無論、そんな昔の事は私は知らない。他にはヒマワリも長期の蜜源になるらしく、近所で作っている人がいることから、それが日本ミツバチ増加の原因なんじゃないかと思ったり。他には赤クローバーなどもそうで、いわば昔の農業は蜜源植物が元から多かった訳だ。そうやって自然に貢献してきていたと思うのだが。現在は商業ベース作物としては利用は見られないが、緑肥作物の中に蜜源作物として有望視されている物はあるみたい。例えばキカラシ(菜の花の一種みたい、景観作物)、アンジェラ(良く分からん緑肥)、ヘアリーベッチ(カラスノエンドウ改良品種)。
特にヘアリーベッチはカラスノエンドウと似ている上、野生化して増えて若干困る位なのだが、蜜源としてはかなり蜂がよってくる。カラスノエンドウで検索すると、こっちは蜜源としてはあまり有望ではなく、花に蜜がなくて葉っぱの付け根あたりで分泌するとあり、「ヘアリーベッチだと花にミツバチが入っていたが勘違いか?」と思ったら、やっぱり別物だった。
しかし、景観作物や後作をあまり考えない緑肥なら関係ないが、鋤き込み等を考えるとこの手の植物の蜜源利用は結構難しい。たとえばレンゲやベッチは水田緑肥として使われるが、開花時期に鋤き込みを行うため、蜜源として使えない。まあ6月まで田植えを遅らせられる(自分で苗から起こす)んなら可能だけどな。あとは畦畔で繁茂させるかカバープランツとして畑で使うかだが、畑とて刈り込みは行う。またキカラシは結実させると増えすぎるので刈り取るともあり、なかなかミツバチのために出来る事は少ないようだ。蜜源の前に消毒の方が結構問題だけどな。特に次ノスプラサイド水和剤はミツバチにかけるな蜜源にもかけるなと注意書きがされており、一方で駆除害虫がブドウネアブラムシとかスリップス程度なので、いっそG園は抜いてしまおうかなとも。
・明日の予定 B園消毒、G園などで房作り、H園除草剤と中古車屋に顔出す、パイプ接続、畝間耕起と播種、
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Posted at
2018/05/24 21:26:22
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