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さんちゃん?のブログ一覧

2025年08月15日 イイね!

終戦の日──悲惨さだけで終わらせないために

今日8月15日、ニュースや式典では戦争の是非や「二度と戦争を起こさない」という言葉、”蛍の墓”のような映像が流れます。

でも、本当に大事なのは「あの時代、日本国民が一致団結していた」という事実を知ることだと思います。

それは精神論ではなく、資源や技術、情報を全国で共有し、有事に向かって動いたという現実。
今こそ、この“構造”を学び、現代の危機対応や社会の団結に活かすべきではないでしょうか。

真の歴史の記憶を失った表向きだけの反省はこりごりだ!

Posted at 2025/08/15 20:51:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月13日 イイね!

“異音”に気づく人、気づかない人──文化の違いがクルマを壊す?

アメブロの転載です・・・

皆さんは、クルマからの「違和感のサイン」に、どれくらい早く気づけますか?
私がAir Repairとして、国内外からiQのご相談を受ける中で強く感じるのは、“異常に気づく感性”には個人差があるということ─そしてそれは、単なる性格や経験の差ではなく、文化的・民族的な“感受性の違い”が関わっているのではないかという点です。



■ 虫の音は「騒音」か、「風情」か
たとえば、よく知られている話ですが、日本人は秋の虫の音に風情を感じます。
鈴虫やコオロギの声を「音楽」や「自然の声」として受け取り、季節の移ろいを感じる文化が根付いています。

ところが欧米では、これらの虫の声を「ノイズ」として捉える人が圧倒的に多いそうです。
聴覚に物理的な差があるわけではなく、「その音にどんな意味を感じるか」という文化的フィルターの違いです。



■ クルマの異音も同じことが起きている
この違いは、車両における“異常音”の捉え方にも直結していると私は感じています。実際、欧米のiQオーナーからのご相談の多くが「かなり深刻になってから」届くのです。

私から見れば「もっと早い段階で異常に気づけたはず」「その前に振動や音の違いがあったはず」と感じることばかりです。
しかし、オーナー本人は「気づかなかった」と言います。

でも、おそらく“感じなかった”のではなく、“意味を見出さなかった”のだと思います。

■ 感性は優劣ではなく「構造の違い」
これは決して、どちらが優れている・劣っているという話ではありません。
文化的な背景によって、“何を重要視するか”が違っているというだけのことです。

ただし、機械──特にクルマのような高速・高応答の乗り物においては、この違いがトラブルの深刻化や修理費用の増大に直結することがある、というのが現実です。


■ 日本人の感性は「整備力」になる
日本人は「音」や「振動」に非常に敏感で、それを“意味ある兆候”として拾い上げる文化を持っています。
その感性を活かせば、ほんのわずかな異音や微振動の段階で不調の兆しを察知することができる。

Air Repairが行っている整備やチューニングも、そうした“感性に裏打ちされたメカニズム”の上に成り立っています。


◆ おわりに
クルマの声は、小さな異音から始まります。
それを“ただのノイズ”とするか、“サイン”として受け取るか。

その差が、10年先の車両コンディションを大きく左右する・・・
Air Repairは、そんな感性と技術の橋渡しをする存在でありたいと願っています。



Posted at 2025/08/13 21:18:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月08日 イイね!

交換断念が救ったセッティング──RN1ステラのスタビリンクと潤滑の話

■ 交換作業スタート


※タイヤホイールを外した状態のタイヤハウス全景(スタビリンクが微妙に曲がった方

今日の午後はRN1ステラカスタムRSのスタビリンク交換に挑戦。
今回用意したのは、Air Repairオリジナル仕様の調整式ショートスタビリンクです。
車高ダウン量を前提にリンク長を仮定し、専用設計で製作しました。

■ 想定外の固着トラブル
作業を始めてみると、スタビ側のナットが強烈に固着。
ベルハンマーを吹き、バーナーで加熱し、エクステンションバーを使ってもびくともしません。
最後はナットをナメかけ、なめたナット緩め用ソケットでも全く動かず…。

ここで無理をすれば、リンクだけでなくスタビ本体や周辺部品にもダメージが及ぶ危険があります。
苦渋の決断ですが、交換作業は断念しました。

■ 交換しなかったことで気づいたこと




※RN1純正スタビリンクとAir Repairオリジナルリンクの比較

作業を中止したあとで取付状態を観察すると、ショックアブソーバー側の締結ネジ位置が、曲がりのある方も正常な方もナチュラルに合っていることが判明。
微妙な差はありましたが、ショック側のネジ穴の遊びで十分に調整できる範囲でした。

ここでハッとしました──。
今回製作したリンクは、車高ダウン量から“仮定”してリンク長を決めていました。
もしそのまま交換していたら、実測値と設計値のズレから、セッティングミスを起こしていた可能性が高かったのです。

つまり、固着で交換できなかったことが、結果的にミス回避につながったわけです。

■ ブッシュ潤滑だけで改善



交換は諦めたものの、スタビライザーブッシュにはベルハンマーを塗布。
ナイショにしていましたが、実はこのスタビブッシュ潤滑は、JAF公式戦ジムカーナのトップ選手たちがやっていた“裏技”なんです(明かして良いのかな…(;^_^A) もちろん私もやっていました→当時私はCRCやWD40を使用)。

施工後に試乗してみると、細かい雑音が消え、トルクステアもほとんど目立たなくなりました。
おそらく、ブッシュ摩擦の低減で左右のスタビ反応が揃い、片効き感が解消されたためだと思われます。

■ まとめ
今回は交換を断念したことでセッティングミスを回避し、潤滑だけで十分な改善効果を得られました。
作ったリンクは無駄になったようでいて、今回の経験が次の仕様作りに生きます。

この車高に合わせたリンク長を見直した仕様の是非も併せて、検討を続けたいと思います。
それまでは、静かになった足回りと素直なステアフィールを楽しもうと思います。

Posted at 2025/08/08 18:05:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月04日 イイね!

Rally1の空力進化と“タービュレーター思想”

──2025年フィンランドWRCを観て思ったこと

2025年のWRC・ラリーフィンランドを観ていて、まず強く感じたのは、
「クルマが滑空している」という印象でした。

スロットル全開で飛び込んでいく林道、リズムよく連続するジャンプ──
そのどれもで、Rally1車両は飛び姿勢が異様なまでに安定しているのです。

もちろん、ドライバーの腕もセッティングも最高峰。
けれどそれ以上に──
“空力的に整った車体”でなければ実現しない動きだと、私は確信しています。




■ 2025 Rally1車両の空力的進化

昨年までのマシンでも空力の進化は感じていましたが、
今年のマシンはまるで次元がひとつ上がったような印象を受けました。

特に目を惹いたのが、以下のような部位です:

・ルーフ後端とCピラーの整流形状
 → 車体後方の浮き上がりを抑え、空中姿勢を安定化

・バンパー下のアウトレット処理と床下整流板
 → 跳ね上げた土や空気を効率的に排出し、姿勢変化を抑制

・サイドスカートとディフューザーの連携設計
 → 車体全体を“整流された帯域”に乗せている感覚

着地時のトラクション回復も早く、無駄なリバウンドやテールスライドが非常に少ない──
これは単なる“押さえつけるダウンフォース”ではなく、
車体と流体との整合性を高め、「滑らせない」ための設計にシフトした証拠だと思います。


■ 「翼型エアロ」との決定的な違い

かつてのGr.BやGr.Aの時代。
そこではウィングやカナードによって「空気を押しつける」ことでグリップを得るという考え方が主流でした。



※トラクションを翼型理論をベースとした空力パーツで得ていたGr-Bの時代
(※当時の車両には、まるで“抑え込んでいる”ような力感が見て取れましたよね)


しかし、2025年のWRCは明らかに違います。
空気を押しつけるのではなく、「空気が車体に沿って自然に流れるように設計されている」のです。

つまり、“翼を車にくっつける”から、“車体全体を翼にする”へ。
この思想の転換こそが、
2025年のマシンにおける最大の進化だと感じています。


■ Air Repair iQの“タービュレーター思想”と重なる点

そして2025年のRally1車両を見る限り──
私の装着位置は、間違っていなかった。
そう確信しています。
誰にも理解されなくても、ずっとそう信じてきました。








私がAir Repair iQで独自に取り組んできた「タービュレーター」は、まさにこのの“流れを整える”思想”から生まれたものです。

・単体でダウンフォースを生むものではない

・空気の“層流と剥離”を制御し、無駄な乱流を防ぐ

・最終的に車両の運動バランスと姿勢制御を助ける

さらに、過去の空力理論では軽視されがちだった
「走行中の空気の遅れ」や「渦の後処理」といった部分に、私は実走と経験から踏み込んできました。

そして2025年のRally1車両を見る限り──
私の装着位置は、間違っていなかった。

誰にも理解されなくても、ずっとそう信じてきました。
それが、少しだけ報われたような気がしています。


■ 「空力」とは、整えること
空力とは、速さを競うためのパーツではなく、
車体の“姿勢”を整え、“信頼できる挙動”を支える根本の技術です。

Air Repairはこれからも、派手さのためでなく、データのためでなく、「走りそのものが穏やかに、確かに整う」ことを目的に空力開発を続けていきます。

Rally1の滑空姿勢に憧れを抱いたあなたに、
“整える空気”という感覚が少しでも伝われば幸いです。

Posted at 2025/08/04 14:12:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月03日 イイね!

S202のMINICON-PRO最終セッティング

朝早い時間から、先週作業を行ったS202のMINICON-PROの実走行セッティングをオーナー様同乗で行っていました。元々の仮セッティング状態でもオーナー様は満足の状態でしたが、セッティングが決まり始めると変化に助手席のオーナー様も凄い凄いの連発(⌒∇⌒)
嬉しいですよね♪

セッティングが終った後、オーナー様の運転でお勧めの喫茶店によりモーニングサービスを頂きました。ボリュームもあるのですが、美味しい💛












帰りのオーナー様の感想はまさにべた褒めオンリーでして・・・
そのお言葉が私の最高の喜びなんですよ!
本当にありがとうございました
Posted at 2025/08/03 11:41:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「【終戦記念日】謝罪はもう必要ありません!必要なのは…【最新講演会は10月12日開催】|西鋭夫の講演会
https://youtu.be/pXVVhuiCycM?si=JiJDbZZUeePwX_pE
何シテル?   08/15 20:55
さんちゃん?です。よろしくお願いします。車好きが高じてサラリーマンをやめてしまいました。プロジェクトμさん、KYO-EIさん、TOMMYKAIRAさんの商品を上...
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