3a Cronoscalate in Hachikita Giaponeで優勝を果たしたAir Repair iQの昨年と比較してのポイントは・・・
変更箇所と変化した特徴についてご紹介いたしましょう。
1:ボディのリヤセクションの補強/Air Repair ボディ補強システム ステージ3の採用
適度な硬さと後輪の追従レスポンスの向上で、ステアリング操作に対する後輪の追従性が向上しています。また、リヤサスペンションが仕事をより正確にできる下地ができました(リヤサスのセッティングが生きる)。
2:リヤトーションビームの動きを向上させる実験的チューニング
これはかなり画期的な考え方ですがこれによりリヤの動きが格段に手の内に入るようになりました(ショックアブソーバのセッティングを変える必用があります)。
3:タイヤの変更
TOYOTIRES R888R(セミレーシングタイヤ) 205/45-16 から NANGKANG NS2R (レースにも使える?スポーツラジアル) 205/45-16に変更。ローパワーなiQにグリップ力が勝ちすぎていてパワーがロスしている?という仮定から、恐らく限界能力は低いと予測される(操作特性&性格を重要視)アジアンタイヤをぶっつけ本番ですが投入しました。
グリップが減った分、転がりが軽くなったように感じました。また、規格の違いから高圧で使うのでヨレが少なくて、インフォメーションが正確だったと思います。トレッド面の発熱が早く、走行直後から本来のグリップ能力を出すのも好印象です。ただし、軽量車での使用には合っているだけで、重量&ハイパワーな車には不向きかもしれません。また、連続高負荷の状況では熱ダレが早いかも・・・
耐久性に不安が残るのですが、価格がかなり安いので、ガンガンスポーツ走行をするタイヤとしてはお勧め♪
4:Lubross製作 Air Repair 試験中トランスミッションOil 75W90
LSDを投入して暫くはCUSCO純正のトランスミッションオイルを使用していました。しかし、耐久性とフィーリング、特にLSDの差動レスポンスとその過渡特性に疑問が残っていたのです。その部分を考えてLubross様にご協力を頂きオリジナルを製作して頂いています。
LSDの効き方がかなり良くて、効いていない状態から効くまでの遷移がドライバーにわからないくらいスムーズです。また、フリクションロスが減り、車の転がりが軽くなっています。
ひょっとしたら2回目アタック時のミスシフトをしたのにも関わらず影響がなかったのはこのおかげか?
以上です。
これからも挑戦は続きます。暖かく見守ってやってくださいm(_ _)m
Posted at 2019/04/25 08:28:04 | |
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ヒルクライムレース用スペシャル iQ考 | 日記