さんちゃん？のブログ一覧

Gr-B時代もですがラリーの真髄は何があっても走り切る、という精神を持っているということ。

公道で数日間争うわけで予期せぬ事が次々と降り注いできます。
そこをコドライバーやメカニックと共に走り切る。
まさに人生そのものなんですね。

今はスプリント化されてしまいなかなかこのような光景は見られませんが、Gr-A初期の頃までは見られたシーンです。

コロナの影響で苦難が多いのですが、この間亡くなったハンヌ・ミッコラ氏のこの動画をみて勇気を頂きました。

昨日のハンヌ・ミッコラ氏の訃報は、開催中のラリーフィンランドの現場はもとより世界中を流れ、皆を悲しみに包みました。



Gr-4～Gr-B～初期頃のGr-Aで活躍した名選手。安らかに・・・

まずはフライングフィンの代表格ともいえるハンヌ・ミッコラ氏の訃報を・・・
安らかに眠ってください・・・
日本のメーカーもお世話になりました。
TE27、RA20、323・・・














さて、GRヤリスをいち早く全日本ラリーに登場させた福永選手が着々と開発を進めていますよね。ファビアR5が日本の道路運送車両法に合わないために苦労をされているのですがやはり№取得ができないようで・・・

そんな中、登場してきたのがGRヤリスでかなりテストをされてきているようです。ECUはMOTECに換装にしてラウンチコントロール（ローンチコントロール）、アンチラグシステムを投入しています。恐らくチューンドECUプログラムとは次元が違うはず・・・乗り手側も理解していなければいけない仕様

LSDの事、車両の持つ特性の事などなど大まかに私の感じたところと同じ（私もひと安心ε-(´∀｀*)）でした。

Air Repair iQで真剣に走った時に感じるのが”リヤに駆動があればな～”という感覚。車両センターに重心があってフロントが引っ張ってノーズが入るのですがほんの僅かでも良いからクリッピングあたりでリヤに駆動がかかりながら外に出てくれたら最高なのに～という気持ち。それを実現させてくれるような素性を持っているのがGRヤリスなんですよ。



FIA公認登録をトヨタが止めたと聞いた時、一気にアンチに心が動いたけれど、乗ってみて気持ちは一転。GRヤリスで競技車両を造りたいな～

故コリンマクレー選手のドラテク紹介動画♪
GC8：C1型RA-STIを実戦で乗った人間として・・・
おそらく一番参考にまた勉強したWRCドライバーでした。



この左足ブレーキとクラッチ操作のリズミカルな動きに憧れ練習した・・・
マックラッシュとかいろいろ言われているけれど、私からみたらすごく自然に
荷重移動を与えているように思うんですよね・・・

左足ブレーキはトラクションコントロール、荷重移動、ギャップ走破時のFr足回りの保護のためには覚えておきたい技術です。

一昨日のブログで、ランチャデルタS4を駆り、ヘンリ・トイボネン選手が１９８６年５月２日にツール・ド・コルスで事故死した命日と書きました。

実はその一年前のツール・ド・コルスで同日アッテリオ・ベッテガ選手が亡くなった日でもあるんです。







同じくマルティーニチーム、マシンはランチャラリー037・・・
ストラトス、アバルト131、130TCと名車と言われるマシンを乗り継いできたベッテガ選手・・・





二人共、当時の最新のマシンで逝ってしまいました(つд⊂)




Gr-Bは公道で競技を行うスペックにしては速すぎるということで廃止、Gr-Aに変わったんですよね・・・
それでも技術革新で速さはより速く、安全性はそれ以上に高くなり今のWRカーに引き継がれています。

決して彼らの死は無駄じゃ無かったんですよね。

日本のマスコミはラリーを含めて自動車競技を薄っぺらな見方しかしません。
ヨーロッパの人たちは、相撲や柔道に近い見方をするのが自動車競技なんです。

情熱と命を注いだマシンが戦う世界、そのノスタルジックにも近い感覚を持っていないからメーカーも含めて、イマイチなのかもしれません。