2021年03月05日
GC8に乗り始めた頃、Lさんのところでマシン製作もドラテク指南も受けていた私(GC8を降りてからは疎遠になってしまいました)・・・
私のGC8の製作は当時ノリさんが工場長で、色々とドラテクも含めて相談しながら作って頂きました。乗り方の指導は当時の全ジチャンピオンのK選手とのお二人のお世話で♪
この乗り方は基本的に当時お聞きした内容そのもの。
もう15年以上前かな?
4WDの操り方の基本ですよね、スロットルふみっぱは(笑)・・・だから左足ブレーキ、もしくはそれに準ずる感じのオーバーラップさせるブレーキリリースとスロットルオンタイミング→iQも同じです。
そしてステアリング操作の正確さが重要。
Posted at 2021/03/05 19:28:16 | |
トラックバック(0) |
ドラテク | 日記
2021年02月06日
TGRのRally Finland Test動画を上げてきましたがトリはオジェ選手。
やっぱ何回も世界チャンピオンになっているので観ていてもつまらない(笑)
パーフェクトな走り┐(´∀`)┌
見た目に遅く思えてくるようなスムーズな走りですよね。
恐らくもっと限界が高いはず。
安定して速く走らせる操作要素を的確に行っています。
・ステアリング舵角は最小で加速体制に入る時は既に進行方向に向いている
・そのためにタイヤの斜め引きずり方向の路面抵抗が少ない
・その操作のおかげで不慮な車体の動きがなくリスクが少ない
・車体の向きを変えるのは車体全体のヨ―変化
・ヨー変化を与える為にパワーの掛け方、空力、脚の特性などを全てシンクロさせながら微妙に的確なタイミングで短時間で操作している
・減速も無理をしないで車の持つ性能を最大限に活かしながら次の動作の予備動作を含める余裕
等々・・・
以上のポイントは全てのカテゴリーすべてのレベル、全ての車両に共通している事なんですね。
無理のない操作ができない車両(頑張って乗っても今一つみたいな)というのはチューニングの方向性、セッティング、ドラポジのどれかが王道から外れている事が殆どなんですよね(全部かも?)。
私がGC8に乗っていた時もCT9Aに乗っていた時も、無論いまのiQに乗っている時も触る時も、車両の仕上げ作業と共に常に念頭に置いている事です。
あと、二輪(モーターサイクル&下り系MTB)に乗っていた時から共通している事は車両の動きに抗わないということです。限界時に破綻をきたす直前の時に車両から伝わる車両の動こうとする動きに抗わない(→マシンと意思疎通)のも大切なんですね。ラインが外れても無理して修正せずにマシンが行きたい方向に逆らわずに。
マシンと優しく接していたら無駄なタイヤの使い方は少なくなりますよ(⌒∇⌒)
Posted at 2021/02/06 09:21:24 | |
トラックバック(0) |
ドラテク | 日記
2021年02月01日
昨晩ヒュンダイのオンボード動画コンピレーションがUPされました。これで3ファクトリー揃いましたね。
まずはフォードMスポーツから
TGRから(個人的に勝田選手が出ているのが嬉しい、これはFIAからファクトリーチーム員として認められたと同じ)
オジェ選手のコースコンディション変化に対する変化のメリハリが流石!これは凄いレベルです!
ヒュンダイ
動画のSSが違うのでなんともなのですが、ヒュンダイのマシンの方がきっちり脱出方向への車速が乗りやすい特性のように思えるんですよね・・・(-ω-;)
(選手目線で見て乗りたいな?と思うのはヒュンダイなんだよな・・・)
そして~勝田選手のSS13の足さばき付きオンボード動画♪
いや、もう日本の代表でしょ!この走りは!まだまだ慎重さの方が勝っているけれど、経験を積んで動物的勘が身についたらかなりのところまで行くと思いますよ!勝田選手が居る限りTGRを応援しますよ♪
Posted at 2021/02/01 10:31:54 | |
トラックバック(0) |
ドラテク | 日記
2021年01月30日
YAMAHA EUのオフィシャルチャンネルで一昨日公開されていたライディングスクールの動画。
原付スクールから始まったすべてのスクール。海外でもしっかり根付いているようですね。私も在籍当時は何回も時間外スペシャルで教えて頂きました。
この動画を観る限りかなり実戦的カリキュラムが組まれているように思います。中速域スラロームの練習はかなり応用が利かせられますよね(日本ではこの練習方法はないかも)。上手い人のタンデムも良い経験になると思います。
車もだけどモーターサイクルも練習したいな~
Posted at 2021/01/30 13:52:06 | |
トラックバック(0) |
ドラテク | 日記
2020年12月20日
ドラテクの話で左足ブレーキというのが良く出てきます。私もAT車、CVT車の時は絶対に使いますし,ジムカーナでも低温でウェットの時なんかにフェイントと併用して使っていました(逆方向にハンドル切って車体を揺するモドキじゃないですヨ)。雪道でも多用しますよね。
これは主に荷重移動とトラクションコントロールのためです。トラクションに切れ目を作らないようにするのもあります。
あとは…
縦の動きをコントロールするのにも使うのです。ラリーではギャップ通過時にブレーキングしながら入ったらダメージを受ける確率がかなりあります。コーナーなら吹っ飛びますよね。
そこで、前輪がギャップに差し掛かる直前に一瞬スロットルを抜き、左足で強めにブレーキングしてフロントを沈ませ、ギャップ直前でスパッとブレーキを離し同時にスロットルオン!そうやってフロントサスを伸ばして荷重を抜いてやるんです。
直線ギャップならこれで大体大丈夫かな?
あとは勾配変化のあるコーナーとかで使いますね。旋回中の荷重変化を抑えるためです。iQを仕上げていって攻められる仕様になったら必要なシュチエーションが増えます。アバルト595も左足ブレーキが使えると面白さ倍増ですヨ(^ー^)
クレストとコーナーの組み合わせの時はフェイント(この場合はモドキでok)と左足ブレーキの組み合わせで飛ぶ時(トラクションが抜けている時)に、既に車体が着地した時の向きに向く状態を作ってやる。
車で三次元な運動を作るためには左足ブレーキは必須(ダブルクラッチやヒール&トウより重要)なのですが、旋回しながらとかスロットルコントロールしながら行いますよね?
だから、身体を足だけで踏ん張りホールドするのにも限界があるので、腹筋や背筋や腕やお尻の筋力も鍛える必要があるんですね。
ラリードライバーは自転車をトレーニングに取り入れています。古くはロードバイク(ピエロ.リアッティ選手他)乗りですし、ケンブロック選手、パストラーナ選手はMTBダウンヒルを楽しんだり…
私は今サブワークでタクシーに乗っていますが、左足ブレーキのおかげでかなり得をしているかな?
姿勢変化時のGの切れ目がなく四輪のサス全体を使えたり、踏み切りでの縦揺れを少なくできたりでお客様が機嫌良く乗って下さります。
業務が終わるとヘトヘトですが…
今までの説明がわかる極端なラリーが1000湖でしょうね。
Posted at 2020/12/20 19:21:56 | |
トラックバック(0) |
ドラテク