2017年06月06日
公道競技について思っていること
公道競技というのはモータースポーツの発祥の元祖であり基本だと思うのです。
日本では、法律や開催規定の絡みを含めて開催のハードルはかなり高いです。
けれども草の根モータースポーツというものを考えてみたとき、ヒルクライムレースはある意味シンプルで良いと思うんですよね。
日本の場合(どこの国でもそうですが日本の感覚は少し違う)、安全性を最優先に考えなければいけないので、ジムカーナやダートラを草の根モータースポーツと位置づけしています。
それはそれで良いんですが、少し離れてみて距離を置いて見てみると、なんか違和感を感じるんです。
純粋に、意地とプライドがぶつけ合うのが競争というもので、その中に紳士としてや大人としての立ち振る舞い(走り方や携わり方など)が自分から行うのが本来の姿ではないかと・・・
JAF公認競技というものは、素晴らしいし格式もあります。
けれども、その中で色々と絡み合うややこしい事柄(表にはだせませんが・・・)
安全性と公平性というものを、表向きに追求しすぎて純粋な「ライバルと戦う」という事柄が忘れ去られてている感覚・・・
又、レース(混走競技)を競技として捉える人が多いのですが、レースは他者とのせめぎ合いなので単走競技(タイムアタック)よりも速く走る事柄以外の危険があります。
ですから、世界を見た場合に、草の根モータースポーツにはタイムアタック競技が多いです。
パイクスピークも偉大なる草の根モータースポーツですもんね。
公道を使う以上、クローズドコースにないようなトラップが存在していて、危険が多く潜みます。
だからこそ、自制心を含めた人間力と言いますか、機械と人間が融合して総合的な評価をされるのが公道競技のあるべき姿だと思うんです。
また、そこに全てを注ぎ込む姿に観客は共感し、エールを送る。
まさに、人と人とが機械を使った意地とプライドのぶつかり合いですね・・・
僕のiQは、メジャーなモータースポーツのカテゴリーには不向きな造りの車。
そして唯一走れる場がヒルクライムレース。
それも、ある団体の主催するもののみです。
チューニングも、設計上エンジンを大幅に手を加えられないiQ。
参戦してみて、色々な部分で気づいた事が多い競技です。
ジムカーナではありえない高速域の勝負なので空力的な考えも必要ですし・・・
今後も、それを目指したモディファイを続けたいと思っています。
(前提に職質されない、ディーラーに入れるという事がありますよ)
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Posted at
2017/06/06 15:41:48
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