映画の素晴らしさ…
久しぶりにこの映画を観てきました…
痛快でスカッとするエンターテインメント。
ジーン・ハックマンが亡くなったんですね(享年95歳)。大好きな俳優でした。好きな作品はたくさんありますが、強烈な印象を持ったのは…
戦地に取り残された兵士を救うために命をかけた『地獄の七人』、空母艦長の職を賭して一人の兵士を救った『エネミー・ライン』、人種差別事件捜査に挑んだFBI捜査官を描いた『ミシシッピー・バーニング』。
謹んで御冥福をお祈り申し上げます。
台風が迫りくるときに…
超大型台風が筆者の住む九州に近づいている頃、国際卓球大会WTTコンテンダーアルマトイ(カザフスタン)が行われていました(9月15~18日)。
今回日本から出場する選手は、早田ひなと平野美宇です(女子に限って話を進めます⟨敬称略⟩)。当サイトでは、日頃より応援している早田ひなの活躍を以前から時折伝えています。
第一シードで出場した早田ひなは、第1試合では事実上の決勝戦とも言われていた中国の銭天一を3-0のストレート勝利、第2、3試合もそれぞれ3-0でストレート勝利、第四試合(準決勝)は平野美宇との日本人対決になり4-1で勝利、第五試合の決勝ではフ・ユ(ポルトガル籍ですが中国人)と対戦し、4-1で見事優勝しました。尚、平野美宇も中国選手二人を撃破するなどの活躍がありました。
シングルスで優勝した早田ひな
早田ひなの優勝までの試合をずっと見た筆者の素人ながらの感想は、彼女のメンタルの強さとより鋭くなったバックハンド・ドライブがとても印象的でした。
さて、もう一つのハイライトは、平野美宇と組んだダブルスです。平野美宇との相性も抜群、また相互コミュニケーションも良くとれており、二人の微笑ましい姿が試合中の随所で見られました。決勝では韓国ペアを撃破し優勝しました。
優勝した瞬間の早田ひなと平野美宇
世界ランキング1~4位の中国人選手は出場していない大会ではありましたが、早田ひなは「シングルス&ダブルス」優勝という二冠を達成しました。日頃からの練習の成果が見事に発揮されたものと思われます。9月30日から始まる世界卓球(団体戦)でも活躍してくれるような予感がします。
それにしても、応援するということは素晴らしいことなんだとつくづく感じています。
✴︎ ✴︎ ✴︎
台風による悪天候の中、ロイヤル・ホストのテイクアウトで昼食… 筆者は大好きな「ハム・チキンのクラブサンドイッチ」、家族は「アンガスサーロインステーキ重」に舌鼓を打ちました。
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映画『乱れる』(1964年公開)
松山善三の脚本と成瀬巳喜男の監督とくれば… 映画ファンであれば想像のつく内容が思い浮かぶのではないでしょうか…。そう、義理の姉高峰秀子に思いを寄せる弟加山雄三の「メロドラマ」なんですが…。白黒映画ならではの当時の時代背景が感じられます。
高峰秀子の表情と彼女の発する言葉にこの映画のすべてが凝縮されているようです。その辺を意識しながら視聴すると、映画のタイトルの「乱れる」の意味が分かってくるかと思います。全編を通して、戦争未亡人を演じている高峰秀子の憂いを秘めた美しさが漂っており、その義姉に一途な思いを持ち続けている純朴な青年加山雄三が絡んでいきます。ラストシーンには驚きますが… 筆者には極上の恋愛ドラマを見た思いがします。こういう加山雄三もいいですね。
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本の世界…
『アヴェンジャー 上下』フレデリック・フォーサイス著 角川文庫
この小説も面白かった… 上巻は登場人物に関する説明やその背景が主で、やゃ退屈になりかけているところを過ぎると… 下巻からは一気に物語が進んでいきます。悪事を働いた犯人を徹底的に追跡し、追い詰めてゆく ”アヴェンジャー”というコードネームの男の凄まじい戦いが始まる…。フォーサイスの鋭い筆致が冴え渡ります。
「1995年。ボスニアで一人のアメリカ人青年が消息を絶ったことが、全ての始まりだった…。2001年。ベトナム帰還兵のデクスターは、退役後、弁護士をしながら、“アヴェンジャー”というコードネームで「人狩り」の仕事を請け負っていた。今回の依頼は、ボスニアで孫を殺害した犯人を捜してほしい、という財界の大物エドモンドからのもの。そしてこの依頼こそが、世界を“9.11”へ向かわせる引き金だった…」(本帯より)
この小説もフォーサイスの才能が光る軍事スリラー小説の傑作と言えるのではないかと思います。
written by Seikoh-Udoku
ご縁を大切に…
メルセデス・ベンツ(ヤナセ)の担当者は勤続30年の方であり、MBを乗るようになって以来のお付き合いということになります。
クルマ自体を気に入ることは勿論ですが、担当者とのコミュニケーションに『温かさ』を感じられることが大きいと思います。これもひとえにご縁だと思い、MBを長く乗り続けてきた理由の一つでもあります。
しばしばご案内を頂きますのでショウルームを訪問します。光り輝くクルマを間近に見ることはとても気持ちの良いものです。
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本の世界…
「彷徨う警官3 総監特命 上下」森 詠著 角川文庫
このシリーズが面白くてNo.3 まで読んでしまいました。この作家の警察小説はその分野の中でも異彩を放っているというのが筆者の感想です。「面白い」という言葉が小説のキーファクターだとすると、この作家の作品はずばりそのものと言えます。
「未解決事案を洗い直す、特命捜査対策室7係。係長代理の北郷は、警視総監特命で、赤衛隊による東洋新聞襲撃事件を再捜査することになった。犯行声明を分析し、犯人の目的が金銭だと考えた北郷は、新聞社内に恐喝された痕跡を探す。テロを生き残った元記者から、最近事件を調べていたフリー記者の存在を聞いた北郷は男の行方を追うが、自殺と見せかけ殺されていたことがわかり―。国家を揺るがす闇との戦いが、遂に始まる」(本帯より)
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映画の世界…
この一ヶ月の間に鑑賞した映画の中で、良かったものを紹介しようと思います(いずれもアマゾン・プライム・ビデオで観たものです)。
先ず、邦画では…『ふるさと』は1983年公開の加藤 嘉主演の映画で、痴呆症の老人と少年の親交を描きながら、消え行く徳山村の美しい自然を表現しています。『ポプラの秋』は湯本香樹実の同名小説を映画化したもの。本田望結と中村玉緒のダブル主演で心に沁みる秀作でした。
洋画では… 『新しい人生のはじめかた』(原題: Last Chance Harvey)は2008年公開されたアメリカ映画で、大人のしっとりとした恋愛ストーリーが共感を呼びます。ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンがいい味を出しています。『裏切りのサーカス』は2012年の公開時に劇場で観ていますが、その時はあまり印象に残っていませんでした。今回改めて観てみますと、ジョン・ル・カレ原作の冷戦時代のスパイとして鋭く光るものがありました。秀作だと思います。
written by Seikoh-Udoku
毎日1~2時間ほどフルートを吹いている。教則本を復習してゆくのがとても楽しいし、予習もまた楽しい。
時々、CDから流れる伴奏にのって馴染みのある曲などを吹くのも楽しい。フルートを吹いていると、あっという間に時間が経ってしまう。
☆ ☆ ☆
全日本卓球選手権で早田ひな選手が優勝。準決勝で伊藤美誠選手、決勝で石川佳純選手を破り見事優勝した。応援していたのでたいへん嬉しい。
☆ ☆ ☆
このところ、ガソリン代が高騰している。筆者の乗っているC220dはディーゼル燃料で、ガソリンに比べて価格が安い(今日現在のコストコ会員価格108円)。たいへん有難いことでもあるし、燃費の良さにも満足している。
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本の世界…
「暁天の星」葉室 麟著 PHP研究所 kindle版
病と闘いながら、66歳で亡くなった葉室 麟さんの最後の作品(未完)であり、陸奥宗光を描いた貴重な作品。この本を知ったときには、迷わず読もうと思った。しかも、テーマが 「陸奥宗光」なのでその思いは強くさえあった。
「明治新政府で外務大臣として欧米列強と対峙し、不平等条約の改正に尽力した陸奥宗光――。日本の尊厳を賭けて強国に挑んだ陸奥の気概は、どこで育まれたものなのだろう。陸奥が生まれたのは幕末の紀州。坂本龍馬に愛され、海援隊で頭角を現し、明治新政府では県知事などを務めたが、政府転覆を企てたとして投獄されてしまう。そんな不遇の時代を経て、伊藤博文内閣のもとで外交官として、その才能を花開かせる。外務大臣となった陸奥は、日本を欧米に伍する国家にすべく奔走するのだが……」(本帯より)
未完ながら葉室麟さんの溢れる思いが感じられる作品であった。巻末の「刊行に寄せて」の中で、病に苦しみながら陸奥宗光を書いていた葉室 麟さんの様子などを長女の葉室涼子さんが綴っている。
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映画「リチャード・ジュエル」…
クリント・イーストウッドが監督したこの映画を公開初日に観てきた。『ハドソン川の奇跡』及び『運び屋』は今でも印象に残っているが、今回の映画も実話に基づいて製作されている。
1996年のアトランタ・オリンピックで起こった爆破テロ事件の「真実」を描く内容となっている。一人の純朴な主人公が、FBIから罪を着せられてゆく過程に恐怖 ・戦慄が走る。実話が故に、半端ではない迫力が伝わってくる。マスコミの集中砲火とFBIの執拗な捜査・取調により、本人及び家族(母)は精神的・肉体的に追い詰められゆく… 冤罪はこうして作られてゆくのか…
考えさせられる内容の映画だった。取調に際し、弁護士が立ち会い、被疑者を防御・弁護している姿は欧米では普通の光景になっているが… 。一方、日本の刑事司法制度では、捜査機関の取調に際し、弁護士が立ち会うことが許されていない現状をどう考えるべきなのだろうか…。様々な思いを巡らしながらエンドロールを見ていた。
written by Seikoh-Udoku
あと数日で2020年へ…
毎日綴っている日記帳のページがそろそろ終わりに… 年末になる実感が押し寄せてくる。元旦から書き記してきたページを捲ると、様々なことが思い出される。
楽しいことも、怒ったことも、愛しく思ったことも、悲しいことも…。
感動した本に出会えた… 涙した映画を観た… 念願だったスポットを訪れた… 歴史上の傑出した人物所縁の地へ足を運べた… 聴く音楽ばかりでなく、自ら演奏する音楽に踏み出した… そして、みんカラを続けることが出来た… 全てに感謝しようと思います。
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本、読書…
「狼の義 新 犬養木堂伝」林 新、堀川惠子著
KADOKAWA kindle版
犬養 毅(木堂)といえば、内閣総理大臣任期中に、統帥権独立を叫んだ軍部の兇弾に倒れたことで広く知られている(五・一五事件)。最後の言葉として「話せば分かる…」はあまりにも有名であるが…。
この本を読みたいと思った理由は、ひとつには犬養 毅という人物に関心があったことと、もう一つは著者に惹かれたからだ。この本は執筆中に亡くなった林 新氏の後を継いで、妻の堀川惠子が書き上げたものなのだが。堀川惠子氏といえば、優れたノンフィクション作品を書いており、その中で「原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年 」(文春文庫)には、筆者はたいへん感銘を受けている(当ブログで紹介)。
「5・15事件の実態はじめ、驚愕の事実に基づく新評伝。政界を駆け抜けた孤狼の生涯を圧倒的筆力で描く!!..」(本帯より」
厳密な意味でのノンフィクションというよりは、林 新氏は小説的な手法で書き始めた経緯もあって、気骨のある信念を貫き通した政治家 犬養 毅を見事に描いていると思う。歴史の一断面が分かる本だと思う。
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今年最後の映画は…
このシリーズもこれで完結となった。第一作から劇場で観てきたスターウォーズ。エンドロールが終わるまでシートに座っていた… 感慨深かった。色々な意味において、この映画と共に一つの節目を迎えたようだ。筆者にとっては、今年最後の最も相応しい映画になったようだ…
どうぞ良いお年をお迎えください…
written by Seikoh-Udoku
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