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晴耕雨読のブログ一覧

2016年05月11日 イイね!

映画鑑賞と英語の世界...

映画鑑賞と英語の世界...


映画鑑賞と英語の世界… 

  劇場公開の新作映画を鑑賞した。最近は、自宅でのApple TVでの鑑賞が多かったので、久し振りの劇場での映画鑑賞を存分に楽しませていただいた。


 Apple TVでは、自宅にてゆっくり自分のペースで映画を観られるので重宝しているが、封切直後の映画が観られないことが惜しまれるところ。大画面、ドルビーサラウンド音響設備を持つ劇場では、素晴らしい映画の世界を堪能出来る。


 さて、今日のブログでは『映画紹介』と久し振りに綴る『英語の世界』の話です…


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映画「64 前編」鑑賞…


 映画「64 前編」を観てきた。横山秀夫さんの原作本「64」(当ブログ上で紹介させていただいた)は既に読了していたので映画を楽しみにしていた。


       


 期待を裏切らず十分楽しめる作品に仕上がっていると思う。当然ながら、ストーリーは本あるいはTVドラマで知ってはいるが、何回観てもその面白さが楽しめる内容だ。映画並びに本でも「横山秀夫作品の最高傑作(警察小説)」と謳われているが、最高傑作かどうかの判断は筆者にはできかねるが、作品としては上質のものであると言えるのではないかと思う。後編が楽しみになると言えば、筆者の気持ちがお分かりいただけるのではないだろうか。



⁂ ⁂ ⁂

 映画鑑賞後は、(以前も紹介させていただいたが)いつものランチ・コースとなった。サブウェイの「ロースト・ビーフ入りのサンドイッチ」。映画も良かったし、サンドイッチも美味しかった。





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 ここからは「英語の世界」の話ですので、興味のある方はご覧いただければと思います。そうでない方は遠慮なくスキップしていただければと思います。


久し振りに「英語の世界」…



 当ブログを始めてから半年位経った頃からであろうか、筆者の好きな「英語の世界」のことを10回前後書かせていただいた(辞書の話から始まって、英作文の話まで…  特に「前置詞 + 関係代名詞」を使ったコーナーでは力を入れたつもりだが)。

 英語は今でも興味を持っているが、既に英語環境から離れて幾久しい。今では、洋画(字幕版)を観たときなどは、ネイティブの英語が聴ける、また英語を書くのは海外の方々とたまにメール交換をする程度。

 当ブログをご覧いただいていた方であればお分かりだと思うが、筆者にとって英語の魅力とは… 「美しい英語 - 英語表現といっても良い - を綴る」ことにある。



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 ある書店に行ったとき、たまたま目に留まった本(写真左)がこれである


「英文法の魅力 日本人の知っておきたい105のコツ」里中哲彦著  中公新書



本はこう書き始めている…

 この節、「英会話」の人気に押され、英文法は不当に軽視されています。それどころか文法をやるから英語ができないのだと言うという声さえ聞こえてきます。

 果たしてそうでしょうか。私(著者)の経験をいえば、文法をやったことが英語の基礎をつくるうえでもっとも役立ちました。文法を学んだからこそ、読み書きだけではなく、話すことや聞くことにつなげることができたのだと確信しています。( 「はじめに」1頁より)


 筆者は、この考え方に共感を持っているので、本自体たいへん面白く読ませていただいた。久し振りに「英語の世界」に触れた1時間の読書だった。



 ついでの話だが、筆者は類語辞典(写真右)は好きで、数冊は所有しているが、文章を書くときなどは参考になる。例えば…


hard / difficult, regard / consider / deem, right / correct etc


これらの単語の正しい使い方や意味は、またそのニュアンスは…

 〔分かっているようで分かっていない。ネイティブの感覚をもっていない筆者にとっては、このような地味な学習を続けないといけないと曾て思っていた…〕


⁂ ⁂ ⁂



 類語辞典(シソーラス)は読んでいるだけで楽しくなる。ついでながら上記の辞書(以前ちらっと紹介させていただいたが)は筆者の宝物というべき存在。ある時期にはこの辞書には相当助けて貰った。いまでは使うこともなくなったが、静かに書棚で筆者を見守っていてくれている。

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Regarding the earthquake in the Kumamoto and Oita region,

一日も早い復旧・復興を願っております。


written by Seikoh-Udoku

Posted at 2016/05/11 06:03:25 | トラックバック(0) | 本、映画 | 趣味
2016年05月05日 イイね!

ひとりごと... 本、読書... 思い出の映画...

ひとりごと... 本、読書... 思い出の映画...

ひとりごと…

 BMW X3のパーツ・レビューでも紹介したが、このドライビング・シューズを履いて運転するのが楽しくて堪らない… 

 子供のように嬉しい。この靴に合うソックスを履き、コックピットに座り、ドライブする歓びが今まで以上に楽しくなった気がする。年甲斐もなくはしゃいでいることが恥ずかしくなってしまうが、このようなささやかな歓びを感じながらドライブする...
 これこそ、まさに筆者のひとりごと…




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 夕方6時近くに、BMW X3に乗り「海」に向かった…

この日は暴風警戒注意報が発令されていたせいか強く海風が吹いていた。荒波が人影のない砂浜に波音と共に打ち寄せている。まもなく暮れるであろう夕陽が、雲の切れ目から遙か彼方の水平線上に輝いていた。








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本、読書…

歴史の重み…

 このところ、歴史の本に気持ちが傾いている… 何故だろうかと考えてみると、フィクションではない現実が存在した重みを考えさせてくれるからなのだと思う。

 あの時こうであったなら、違う歴史が生まれていた…  ということは考えても仕方がないことだが、考える事自体にある種の歓びを感じるというのが率直な心境だろうか。

 前月(4月)のブログでは、下記の歴史に関する書籍を紹介させていただいた。

「昭和史 上下」 中村隆英著 東洋経済新報社

「明治大正史 上下」 同著 東京大学出版会

「歴史認識とは何か」 細谷雄一著 新潮選書




 それぞれの書籍のコメント等はブログ上で示させていただいたが、いずれもたいへん興味深かかった。他方、これらの本を読む傍ら下記の二冊も読んでみた。中々面白かったし、歴史を考える上でたいへん参考になった。




「永田鉄山 昭和陸軍『運命の男』早坂 隆著 文春新書

 本帯のこのフレーズ「東条ではなく、この男だったら太平洋戦争は止められた」にある種の衝撃を覚え一気に読んでみた。これは著者なりの研究に基づく考え方だが、中々興味深い内容。元々「永田鉄山」という人物には関心を持っていたので、筆者の歴史への欲求を満足させてくれる内容ではあった。



「浜口雄幸と永田鉄山」川田 稔著 講談社選書メチエ

  この二人を対比したこの本の存在を知ったので、これも読んでみた。これも充実した内容で良かった。「国際協調か最終戦争か…  国家の運命を賭けた二つの路線の相克」(本帯)のフレーズも刺激的だったが、当時複雑に絡み合っていた政治状況が、この本を通して瞥見できた。

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イギリスを代表する冒険小説家ヒギンズの愛した作品…

「死にゆく者への祈り」ジャック・ヒギンズ著 早川書房





 冒険小説の名作と評価が高い「鷲は舞い降りた」に続くジャック・ヒギンズの小説を紹介させていただく。それにしてもこの作家はこの上なく「ロマンチスト」であると思わずにはいられない。この小説を読んで頂ければ、筆者が感じたことに共感して頂けるのではないだろうか。特に、この作品からは「男のロマン」を強烈に感じてしまう…  素晴らしい作品の一つだと思う。

この作品…  (本帯より)

 天才的な銃の使い手、元IRA中尉のマーチン・ファロン。警察と昔の仲間から追われる彼は、逃亡用パスポートと切符を得るために、イングランド北部を支配する暗黒街の帝王ミーアンから殺しを請け負った。だが、犯行を敬虔な神父とその姪に知られたことから事態は一変する。あくまで二人をかばうファロンに、ミーアン一味は死の銃口を向けてきたのだ!地と暴力の世界をさすらう孤高の男の姿を描く、ヒギンズ最愛の作品。



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思い出の映画…

 今日は『こどもの日』なので、筆者の子供時代に観た映画を記憶の奥から引き出してみた…

東宝映画「電送人間」(1960年度作品)





 映画館で観たこの映画は、子供心ながら衝撃的だったことを覚えている。今、観てみると何ともないが、当時としてはこの映画の時代の先を読んだ発想力の凄さに強い印象を持ったのだろうと思う。特撮は円谷英二さんで、出演陣も凄い。鶴田浩二、白川由美、中丸忠男、土屋嘉夫、平田明彦等。

 1960年にこの映画を製作した東宝映画の先見性を褒めるべきかもしれない。


内容は…

 物質電送機を使って完全犯罪を行い、敗戦時の犯罪をめぐる復讐を果たそうとする電送人間と、彼を追う記者の戦いを描く犯罪スリラー。公開当時は珍しい、SF的な物質電送を犯罪の道具として登場させたSFミステリー。



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---熊本、大分地震について---

復旧の願いと応援の気持ちを込めて…

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written by Seikoh-Udoku

Posted at 2016/05/05 05:08:34 | トラックバック(0) | 本、映画 | 趣味
2016年05月03日 イイね!

思い出のフォト… GWの映画鑑賞... 本、読書...

思い出のフォト… GWの映画鑑賞... 本、読書...


思い出のフォト…

  この写真は、昨年の正月に雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)を訪問した時に撮影した写真… 晴れ上がった青空と雲仙普賢岳。 

 ここで起こった「雲仙岳大噴火災害」をしっかり記憶にとどめて、歴史を考える時間を与えてくれた場所。もう一度訪れようと思っている。



Below was posted to my blog one year ago.



雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)とは…  (長崎県島原市平成町1-1)

 1990年11月に始まった平成噴火・1996年の噴火終息宣言まで、この地で何が起き、そして、何が残ったのか。自然の脅威と、災害の教訓を、風化させることなく正確に後世へ残すために建設された博物館です。

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GWの映画鑑賞…

 劇場公開時、鑑賞を逃した映画を自宅のApple TVでゆっくりと観た。

       

「スターウーズ フォースの覚醒」

 このシリーズはずっと観ているので、期待を裏切らない出来映えに大満足。ハリソン・フォードが久々に出演してくれているのは嬉しい。次の作品も既に撮影に入っているとのこと… 楽しみだ。

「エベレスト3D」

 小説の世界でいう所謂「山岳小説」はたいへん好きなジャンルでもあり、国内外問わず多数の作品を読んでいる。この映画は実話に基づきに製作されているだけにストーリー自体に迫真の説得力もあり、映像も圧倒的な迫力があった。素晴らしい作品だった。

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本、読書…

 今日は憲法記念日… 偶然ながら、下記の本を読み終えたばかりだったので私なりの感想などを入れながら書いてみた。ご興味のある方には参考になれば幸いに思います。 

この本を紹介するに当たって確認しておきたいこと…

《憲法に関するこの本の立場及び柄谷行人氏の考え方に、同じくする方々や、あるいはそうでない方々がおれるかと思います。ここでは、あくまで筆者のこの本の紹介及び感想、並びに柄谷行人氏への思いを述べているに過ぎません。念のため申し添えておきます》

最新刊「憲法の無意識」柄谷行人著 岩波新書



 

 朝刊を読むとこの本が出版されたことを知り早速読んでみた。柄谷行人※さんのこれまでの著作の中で綴られている思想・哲学、及びその温厚な風貌を脳裏に浮かべながらゆっくり本の中に入っていった。

※註:柄谷行人氏は、思想家、哲学者、文藝評論家。最近では「世界史の構造」、「哲学の起源」、「定本 柄谷行人  文学論集」(岩波書店)等々の著書がある。

「私(柄谷行人)は憲法九条が日本から消えてしまうとは決してないと思います。たとえ策動によって日本が戦争に突入するようなことがあっても、そのあげくに憲法九条をとりもどすことになるだけです。高い代償を払って、ですが。 …. 九条を実行することは、おそらく日本人ができる唯一の普遍的かつ『強力』な行為です」(前掲書 あとがき 198頁)

この書籍自体は最新刊だが、その内容はこれまでなされてきた柄谷氏の講演を再構成したもの。

  1. 憲法の意識から無意識へ(2015年)
  2. 憲法の先行形態(2015年)
  3. カントの平和論(2006年)
  4. 歴史的段階としての新自由主義(2014年)



 この書籍を通して、静かに「憲法」に触れる機会を得ることが出来たし、この本を通して柄谷行人氏にお会いしたような感覚を持った。

 学生の頃から、柄谷行人氏という方を存じているが(名前と氏の考え方及びその著作を知っているという意味)、5年前頃からであろうか、今の年齢に差し掛かって、やっと柄谷行人氏の考え方が少し分かってきたように思う。

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---熊本、大分地震について---

復旧の願いと応援の気持ちを込めて…

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written by Seikoh-Udoku

Posted at 2016/05/03 06:25:34 | トラックバック(0) | 本、映画 | 日記
2016年04月21日 イイね!

希望という「海」を求めて... 本、読書... 忘れられない映画...

希望という「海」を求めて... 本、読書... 忘れられない映画...


希望という「海」を求めて…

— 祈りと応援という気持ちを込めて —


 気持ちの何処かに「希望の灯をこの手に…」という思いが擡げていた。

走りぬけた先は、マリンブルーの海だった。「希望」という海が一面に広がっている。



「希望」という海が、すぐそこで見られるように…








The above photos were taken through RX100 by Seikoh-Udoku.



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本、読書…


歴史を振り返る…

〈世界の中の日本現代史〉



【戦後史の解放Ⅰ】「歴史認識とは何か  日露戦争からアジア太平洋戦争まで

細谷雄一著 新潮選書


 この本でカバーされている範囲は、日露戦争からアジア太平洋戦争までとなっている。筆者はこの期間の歴史にはたいへん関心を持っているので、正に一気読みの現代史という感じを抱いた。そして、この本の特徴は、国内の歴史を世界の事象と同時に論じていることが興味深いし、論ずる視点が左右にぶれることなく、絶妙なバランスをもっていることに「フェア」な感覚を読み取れる。尚、著者は慶應義塾大学法学部教授で、著書も多数出している。


本帯より…

 なぜ今も昔も日本の「正義」は世界で通用しないのか―世界史と日本史を融合させた視点から、日本と国際社会の「ずれ」の根源に迫る歴史シリーズ第一弾。日露戦争、第一次世界大戦の勝利によって、世界の五大国となった日本。しかし、国際社会に生じた新たな潮流を読み違え、敗戦国へと転落していく。日本人の歴史認識を書き換える、タブーなき現代史。




⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂



静かな、そして心落ちつく物語…

---この職業についている方に敬意を表して---


「調律師」熊谷 達也著 文藝春秋


 直木賞作家でもある熊谷 達也さんは仙台在住。3.11を描く小説で、7編の連作短編集で構成されている。この作品の新聞連載中に3.11が起き、作家の心中に変化が起こってゆくことが短編小説の中に感じ取ることが出来る。心静かな作品。

本帯には…

 ある出来事がきっかけでピアノの音を聴くと「香り」を感じるという「共感覚」を獲得した調律師、鳴瀬の喪失と再生を描く連作短編。







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忘れられない映画…


「ある日どこかで Somewhere in Time(1980年米映画)



 ご覧になった方はおられるだろうか…  美しい映画の一つとして、筆者の記憶の中で生き続けている… 大ヒットした作品ではないがこの上なく美しさを感じる…


ストーリー…

 母校で初演を迎えていた新進の劇作家リチャードのもとへ現れた老婦人は、金時計を手渡すと“帰ってきて”という言葉を残し去っていく。数年後、再び母校を訪れたリチャードはその町のホテルで一枚の肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女エリーズは、かつての老婦人の若き日の姿だった。日増しに膨れ上がる“彼女”への想いに苦しむリチャードは、ついに時間の壁を越えエリーズと出会う……。




 全編で流れているピアノがこの映画を静かに、美しく引き立てている。その音楽は「ラフマニノフ パガニーニの主題によるラプソディー Op 43より 第18変奏」。この曲を聴かれると懐かしい思いを持たれる方が多いのではないだろうか… 





 主演はクリストファー・リーヴ、共演はジェーン・シーモア。この映画には、この女優の存在が重要で、筆者は「ジェーン・シーモア」に心を奪われほどに酔いしれ、大人の香りを漂わせている美しさに、今も尚魅了されている。忘れられない映画とは、こういう映画のことを言うのではないだろうか…


written by Seikoh-Udoku


Posted at 2016/04/21 07:27:37 | トラックバック(0) | 本、映画 | その他
2016年04月03日 イイね!

桜、満開... 本、読書... ひとりごと…

桜、満開... 本、読書... ひとりごと…


桜、満開…

Kokura Castle is one of the places famous for beautiful cherry blossoms.


 小倉城は、桜の名所として知られており、満開の桜が美しい… 


 このところ、曇りや雨の日が続いていたので、この日の天候は絶好のチャンスなので、急遽小倉城に向かった。花見をする人達が続々と足を運んでいる。外国人の観光客が目立つ。



⁂ ⁂ ⁂


 いつものように、フォトを通して、咲き誇っている「桜」を満喫していただければと思います。
















The above photos were taken through RX100 by Seikoh-Udoku.



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本、読書…


「昭和史」を読みたいと思う方に…



「昭和史
上下」中村隆英著 東洋経済新報社


 昭和史を体系的に読んでみたいと思い、この本を選んだ。著者(故人)は東京大学名誉教授で専門は経済学。政治上の動きは当然ながら詳述されているが、身近な人々の暮らしの話(社会)や文化、特に経済面の記述が詳しく、昭和史を複合的に、しかも分かり易く書かれているのが特徴かと思う。


 バランスのとれた内容と書かれている視点が「フェアー」なところに好感が持てる。この上下二冊の「昭和史」を読み終えてみると、「昭和の時代」の全体像が見えてきたように思う。お薦めの歴史書である。


(本帯より)

 日本の現代はここから始まった。デモクラシー思想が浸透する半面で、拡大していく軍事費。戦争と計画化と破壊の道を歩んだ昭和前半期。波瀾と起伏に満ちた現代史の決定版。第20回大佛次郎賞受賞、英訳版が日本学士院賞受賞(2004年)


◆ 主な目次

(上下)

序章 第一次世界大戦の衝撃

第1章 ひよわなデモクラシー

第2章 「非常時」から「準戦時」へ

第3章 軍服と軍刀の時代

第4章 「大東亜共栄圏」の夢

第5章 占領・民主化・復興

第6章 「もはや戦後ではない」

第7章 成長を通じての変貌

第8章 「大国化」と「国際化」

むすび 昭和の時代



⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂



国際政治のフィールドから…


「ヒラリー・クリントン 本当の彼女」
カレン・ブルーメンタール著  汐文社

Hillary Rodham Clinton  A Woman Living History by Karen Bluemanthal

 書店を訪れたとき、偶然目についた本がこれである。ペーパーバック版なので読み易そうで、ぱらぱらと頁を捲ってみると、自分自身の中で興味が擡(もた)げるのが分かった。ヒラリー・クリントン氏という人物には、ここ数年ほど関心を持っている。


 少女時代から、上院議員及び国務長官までのヒラリー・クリントン氏が主人公の小説を読んでいるかのように小気味よい作品だった。ヒラリー氏の人なり、考え方、そして夫であるビル・クリントンとの信頼性のある関係(時に失望もあったようだが)等々について詳述されており、誠に興味深い。

 この人物に関心をお持ちの方には、目下のところ格好の読み物と言えるのではないだろうか。尚、著者はアメリカ在住のジャーナリストであり、ノンフィクション作家。


 


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ひとりごと…


 これを綴っている時点は4月1日。午前中に一冊の本を読み終えた。今年になってちょうど100冊を読み終えたことになる。筆者のささやかなゴールは「1日一冊の本を読む」というものだが、敢えて自分自身に課している。


 これまで過ごしてきた中で、ここ2 ~ 3年が最も「本、読書」に歓びを感じる時期と言えるかも知れない(それは、物理的・精神衛生的にという意味であるが)。


 クルマを運転し、美しい景観を見に行く歓びも素晴らしいが、「本、読書」にはそれに優とも劣らない魅力がある。市井の人として、日々過ごしている筆者にとっては、「本、読書」の歓びを充たすには、筆者の僅かな蓄えで実現出来ることがこの上なく嬉しい。


 一方、クルマにも興味が尽きない… ブカッティ・ヴェイロンやアストン・マーチンのオーナーになるのは叶わぬ夢だが、その気持ちを持っていることに自分なりの歓びを見いだしている。


 健康を維持出来ている今この時に、もっともっと多くの素晴らしい「本」に出会たいと思う。いつまでも ”Aggressive” でありたい…


written by Seikoh-Udoku

Posted at 2016/04/03 13:39:30 | トラックバック(0) | 本、映画 | 趣味

プロフィール

晴耕雨読と申します。 趣味を楽しみながら、日々暮らしております。 ブログは自動車に限らず、様々なことに関して書いてありますので、ご興味のある方はご覧頂け...
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