
静かな感動を味わえた….
その映画とは… 『ハドソン川の奇跡』
2009年に起こり、奇跡的な生還劇として知られるUSエアウェイズ1549便不時着水事故、通称 “ ハドソン川の奇跡 ”と、その後の知られざる真実の映画化。クリント・イーストウッド監督・製作でトム・ハンクス主演。
この映画の公開を待ち望んでいた… 通常、期待が大きければ大きいほど、期待外れになってしまうことがありがちだが、この映画は筆者の期待を上回る内容だった。
ラスト・シーンに近づくにつれてのストーリー展開がたいへん秀逸で、映画としての価値を飛躍的に押し上げている。とても丁寧に実話を語り継ぐというクリント・イーストウッド監督の姿勢と、トム・ハンクスの演技が一層この映画自体を盛り上げている。また、副操縦士役のアーロン・エッカートの最後の言葉がとても印象的… (映画をご覧頂ければ…) 流石、アメリカ映画のエンターテインメントの粋な部分が素晴らしい…
The above photos were posted from the Internet.
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映画の帰りに寄ったこの場所…
この場所で写真を撮るのは二度目… ここでの海と空が澄み切っていて素晴らしい。今日はアングルを少し変えて撮影。映画の感動をこの景色でより爽やかなものにしてくれた。今日のMy X3は心もち軽快な走りのように感じさせてくれ、「駆けぬける歓び」を満喫した。
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もう一つの感動がある…
24年ぶりにこの本と再会…
「井上成美」阿川弘之著 新潮文庫

1992年に出版されたこの本(当時は単行本)を読んで以来、「井上成美」という人物を忘れることはなかった。その理由はこの人物の考え方およびその行動姿勢にあった。
「昭和五十年暮、最後の元海軍大将が逝った。帝国海軍きっての知性といわれた井上成美である。彼は、終始無謀な対米戦争に批判的で、兵学校校長時代は英語教育廃止論をしりぞけ、敗戦前夜は一億玉砕を避けるべく終戦工作に身命を賭し、戦後は近所の子供たちに英語を教えながら清貧の生活を貫いた」(本帯より)
今回、24年ぶりにこの本を読もうと思ったのも、この人物に深い敬意を表したいがためである。この人物に関しては当然ながら、積極あるいは消極の評価が存するが、それはそれでいいと思う。但し、間違いなく言えることは、このような人物が歴史上に存し、現実に行動したという事実は残っていることだ。特に、晩年の井上成美氏の清貧な生活態度は深く胸を打つものがあり、筆者もかく在りたいと思っている。
今回、24年ぶりにこの本を読み終え、「井上成美」という人物を再認識したことは本当に良かったと思っている。筆者の心の中では永遠に生き続けるであろう… 孤高のそして最後の海軍大将「井上成美」として。
尚、この「井上成美」は「山本五十六」「米内光政」に続く、(故人)阿川弘之氏のライフワーク海軍提督三部作完結編であることを明記しておく。
written by Seikoh-Udoku
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