
本州最西北端に位置する川尻岬
向津具(むかつく)半島の最北端、本州最西北端に位置する小さな岬(山口県長門市油谷向津具下)は、コバルトブルーの日本海をパノラマビューで満喫できる絶景スポット。ここを訪れたのは2016年3月1日10時過ぎのことです。
嘉永二年(1849年)、明治維新の先駆者ともいわれている吉田松陰が、藩の命令で萩から下関まで北浦沿岸を巡視した際、川尻岬に立ち寄り景観を楽しんだことが「廻浦紀略(かいほきりゃく)」(注)に記録として残っているといいます。
(注)廻浦紀略とは吉田松陰が綴った海防視察日記のことを指します。
この景観が素晴らしい… そして、歴史の鼓動を感じさせてくれる場所でもあります。もう一度訪れてみたいと思っています。
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本の世界
「 死刑台の微笑」麻野 涼著 文芸社文庫 Kindle版
実際にあった事件を土台に描かれたフィクション。 少年法で保護されている少年加害者及び被害者遺族という両方の視点から、様々な問題にフォーカスしています。
「三人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らすため、会社を辞して、地裁での意見陳述に全てを賭けた。地裁で、三人の裁判を傍聴し続けた母親は、娘を殺害した三人の凶行を知るにつけ、憎悪を増した。死刑判決を望む被害者の母に立ちはだかる、少年法。判決を有利へと導く加害者の弁護士たち…」(本帯より)
少年たちが犯した犯罪が、(ページから目を背けたくなるような)いかに残酷であったかがリアルに示されています。少年法がこの加害者少年たちをどのように取扱・処遇しているのか… 考えさせられる問題を提起しています。 少年法は罪を犯した少年を更生することに主眼を置いて作られた法律ですが… 一方、被害者の人権は…。
〖参考〗刑法学上の議論で言えば、刑罰の目的は応報であるか、あるいは教育であるかについて学説が分かれています。応報か教育かという二律背反の議論ではなく、両派の議論を「止揚」する方向が正しいのではないかと考えられます。畢竟、「刑罰の本質は応報であり、刑罰の機能は教育である(注)」と。
(注)筆者が最も影響を受けた刑法学者の考えです。
written by Seikou-Udoku
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