晴耕雨読のブログ一覧

ひまわり…

コロナ感染が爆発的急拡大の様相を示しています。一体いつになったら、コロナ感染という言葉が日常生活から遠のいていくのでしょうか…。

一方、国内もさることながら、世界の至るところで様々な事が起こっています。日々のニュースに敏感に反応する今日この頃でしょうか…。

さて、筆者の好きな市内のドライブコースは幾つかあります。その日の気分によりコースを決めることにしています。ある日のこと、あるドライブコースを走っていると、見事に咲き誇っている「ひまわり」に遭遇しました…  別世界に来たようです。

たまたまマクロレンズも持っていましたので、いつも装着しているレンズと交換しながら撮ってみました（以下はマクロレンズ）。

調べてみますと、ひまわり（向日葵）は素敵な花言葉を持っています…  「あなただけを見つめる」「情熱」「憧れ」「光輝」等。どれもポジティブな意味ばかりで、気持ちが燃え上がるような雰囲気を創ってくれるんですね。日々日常では、様々なことが起こりますが、向日葵のような気持ちを持ち続けていきたいものです。

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歴史がまた一つ消えた…

こんなニュースが飛び込んできました…  「岩波ホール、54年の歴史に幕」。ミニシアターの先駆けとして親しまれてきた神保町の「岩波ホール」が、7月29日に54年の歴史に幕を下ろしたというものです。一度は行かれた方も多いかと思いますが、このような映画館がなくなるのはとても寂しいですね。

筆者の思い出として強く印象に残っているのは、ある学問を研究していた頃のことです。学友から映画を見に行こうと誘われて行ったのが岩波ホールでした。遠い記憶を辿ってゆくと…  その映画は「第三の男 ⟨The Third Man⟩」（出演 ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・バリ）だったかと思います（ひょっとすると視聴したのは違う映画だったかもしれませんが）。筆者の記憶の中では、「岩波ホール」と「第三の男」が妙に結びついているんですね。

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本の世界…

今年になり読破した本は、7月30日で70冊になりました。筆者にとっての本の魅力とは、「楽しさ＆歓び」あるいは「好奇心」の源泉であり、良き相棒だと思っています。こうしている間にも、筆者の読書の順番を待っている本たちがいます。本を読むときには必ずブックカバーを付けますが、それを選ぶのも楽しいことなんですね。

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7月6日付の当サイトで取り上げたフレデリック・フォーサイスの小説『ザ・フォックス』は、たいへん面白かったと述べました。その興奮が冷めやらぬ時に、フォーサイスの次の作品を読みました。もっとも、出版されたのはこの作品のほうが早かったようですが…。

『キル・リスト上下』フレデリック・フォーサイス著 角川文庫

フォーサイス自身の小説に対する情熱は全く衰えていないばかりか、今でも週六日は執筆されていると言います、しかも、タイプライターを使って…。翻訳者（黒原敏行）「あとがき」によれば、本書を書くためにアメリカ政府の秘密機関がたくさんあるヴァージニア州にも取材に行ったとあります。高齢になった今でも積極的に執筆されているフォーサイスには敬意しかありません。フォーサイスの作品を愛する筆者には嬉しい限りです。

「ホワイトハウスの暗い内懐に存在する、超危険人物が記された極秘名簿〈暗殺名簿キル・リスト〉。そこに、ネットでテロを扇動する狂信的イスラム主義者〈説教師〉が新たに加えられた。サイバースペースに潜む扇動者を抹殺すべく、米秘密軍事組織『TOSA』のテロリスト・ハンターで海兵隊中佐〈追跡者〉に、プレジデンシヤル・エグゼクテイヴ・オーダー（大統領行政命令）が下る!」（本帯より）

国際政治を学んでいる筆者には、こういう小説は国際政治の裏面史のような感じがして興味深いし、痛快に読めるのが嬉しい。

written by Seikoh-Udoku