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2022年09月07日 イイね!

リニューアルされた小倉城... 新幹線パニック映画の最高峰

リニューアルされた小倉城... 新幹線パニック映画の最高峰


リニューアルされた小倉城


20193月にニューアルされた小倉城ですが、やっと今回訪れました。展示内容と内装が一新し、「体験型観光スポット」へと生まれ変わりました。一階部分から天守閣の展望スペース(45階)まではエレベーターが設置されたこともあり(リニューアル前は急な階段を登るのはかなりハードでした)、人に優しい造りになりました。


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城内の写真は撮影が許可されている部分のみとなりますが、綺麗になった小倉城を気持ち良く見物できます。一階部分では、小倉城の歴史を分かりやすく説明してくれるシアターがあり、二階部分では、小倉城ゆかりの細川家と小笠原家を紹介しています、三階部分には宮本武蔵と佐々木小次郎が紹介されています。


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最上階にある展望フロアでは、小倉城周辺の眺望が楽しめます…  


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眼下にみえるのは「小倉城庭園」です


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展望フロアーで眺望を満喫した後は、エレベーターで一階まで降りました(これはとても便利)。


小倉城の入り口周辺には、宮本武蔵の碑文と「武蔵と小次郎」の銅像が建っています。


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リニューアルされた小倉城を見物して思ったことは、少なくとも筆者にはより興味の増す歴史建造物になったという印象でした。訪れて見る価値は十分かと思います。


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参考までに、元々小倉城天守閣は天保8年(1837年)の火災で消失しましたが、昭和34年に再建されたものです(参考 小倉城HP)。




————————————————




新幹線パニック映画の最高峰新幹線大爆破


この映画は好きで、十数回以上は視聴しています(当サイトでも数回取り上げています)。1975年に公開され(1976年には海外でも公開)、国内ではヒットとはならなかったようですが(ただ専門家の間では高い評価を得ている)、フランスでは大ヒットしたと記録されています。


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このところ、高倉 健主演の映画(「鉄道員ぽっぽや」、「あなたへ」)を取り上げていましたので、その延長線上にこの映画に行き着きました。


あらすじは

「新幹線ひかり109号に、爆弾が仕掛けられた!特殊装置を施した爆弾は、スピードが80km以下に減速すると自動的に爆発するという。 止まることのできないひかり号は、 東京から博多までの1,176.5kmをノンストップで疾走する。緻密な計画のもと、着々と計画を実行する犯人と捜査当局との息もつかせぬ駆け引き。そして運転司令室の脳操作 逃げ場のない極限状態の中、犯行ループ、警察、国鉄職員、乗客1500人それぞれ人間模様が、ドラマチックに展開していく」(DVDの解説より)


出演者が豪華なんですね。犯人は、高倉 山本圭織田あきらの三人で、「人を傷つけることなく完全犯罪を実行する」という計画を練り、実行に移します。この場面が印象に残っています。計画が成功し、多額のお金を奪取したらどうするのかという夢を語るシーンですが…  「ブラジルに行ってみたい」(高倉 健)、「バイクで世界一周をしたい」(織田あきら)、「革命が成功した国に行ってみたい」(山本 圭)。山本 圭は過激派の学生を演じていますが、この言葉を語る山本 圭が妙にしっくりくるんですね。実にいい味を出しています。


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新幹線側の出演者では宇津井健が新幹線総合指令所の司令長ですが、真面目で実直な性格の宇津井健にははまり役、ひかり109号の運転手には千葉真一、新幹線総局長には永井智雄、国鉄総裁には志村喬等々。特に、浜松駅での上り線への切り替えシーンは圧巻です。司令長宇津井健の指揮ぶりが見事なんですね。さらに興味深いことに、この映画のタイトルがあまりにも過激だったので、当時の国鉄の協力が得られず、そのため「新幹線指令所」のセットを作っています。実によく出来ているんですね。


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警察の捜査側出演者は…  警視庁捜査一課長には鈴木瑞穂、この俳優の声というか語り口が存在感があります。国鉄公安本部長には渡辺文雄、極め付きは、警察庁刑事部長の丹波哲郎の登場でこの映画の格が上がったような感じがします…  丹波哲郎の存在感なんですね。


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とにかくよく出来たストーリーで、観る人を飽きさせないのは凄いと思います。今回久しぶりに鑑賞しましたが、未だに新鮮な感覚を持って観られます。最後のシーンまで惹きつけられる傑作ムービーだと思っています。


最後になりますが...  誠に不見識ながら、高倉 健には逃げてもらいたかった…  と思ってしまいました(映画の中のことなのでご容赦を


written by Seikoh-Udoku

Posted at 2022/09/07 05:49:04 | トラックバック(0) | 歴史を訪ねる、本、読書、映画 | 趣味

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晴耕雨読と申します。 趣味を楽しみながら、日々暮らしております。 ブログは自動車に限らず、様々なことに関して書いてありますので、ご興味のある方はご覧頂け...
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