応援する素晴らしさ
昨年12月26日に、卓球Tリーグの試合が北九州市立総合体育館で開催されることを知り、思い切って行くことにしました。もうご存知かと思いますが、早田ひな選手を応援するのが目的です。
試合開始の1時間半前に到着。卓球試合を観戦するのは初めてなので期待が高まります。
その日の試合は…
試合会場に入ると、木下アビエル神奈川の選手たちの練習風景が目に入ってきました… 平野美宇、木原美悠、張本美和という人気選手たちの姿があります。このあと、日本生命レッドエルフの選手たちの練習が始まりました。黄色いユニフォームを来ているのが早田ひな選手… 感激です。
いよいよ試合が始まります …
組み合わせは…
第一及び第二試合は木下アビエル神奈川の勝利、第三試合に待望の早田ひな選手の登場です。実際の試合はやはり迫力があります。尚、写真撮影は「試合本番」を除いて許可されています。タイムアウト時の写真が撮れました。
早田ひな選手の勝利。チーム自体は1-3で負けましたが、応援している早田ひな選手の生の姿を見られたことで大満足。筆者にとっては初めての卓球観戦、この上なく楽しい時間であり、良き思い出となりました。
応援している早田ひな選手
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新春に寄せて… 本
はじめに、今回は学術書の紹介ですので、興味をお持ちでない方は遠慮なくスキップして頂ければと思います。
昨年12月に、購入した三冊の新刊本(学術書/ノンフィクション/小説)の内、二作品(「教誨」柚月裕子著、「天路の旅人」沢木耕太郎著)は既に紹介しました。三冊目は学術書なのでじっくり読もうと思っていますので、年末から読み始め、今も読んでいる最中です。その本とは…
『力と交換様式』柄谷行人著 岩波書店
この本は学術書ということもあり、読まれる人は限られるかと思いますので、本の詳しい内容は控えようと思います。ただ簡略に言えば、この本は柄谷行人氏が主張している「交換様式論」の最終形になります(本帯より)。柄谷氏の著作をある程度読み続けている方にだけ行きつく本かと思います。
そこで、敢えてこの本を読む筆者の姿勢を説明しますと… あたかも暗闇の中を僅かな明かりを頼りに奥に一歩一歩進んでゆき、壁の模様、構造などが少しづつ浮かび上がってくる… そんな感覚で読んでいます。
そもそも柄谷行人氏の著作を読み始めたのは今から12年ほど前で、「世界史の構造」(岩波書店)が最初の作品です。柄谷行人氏の思考の深さ及び独創性に大きな衝撃を受けたと言うのが率直なところです。それ以降、「哲学の起源」(岩波書店)、そして「トランスクリティーク—カントとマルクス」(岩波書店)へと読み進めていきました。こういう哲学的著作に触れられること自体にささやかな歓びを感じています。
既に読み終えた著作
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昨年の12月9日のニュース(新聞を含む)になりますが、柄谷行人氏(81歳)は、2022年の『バーグルエン哲学・文化賞』の受賞が決まったとのことです。筆者には嬉しいニュースでした。尚、この賞は「哲学のノーベル賞」ともいわれています。
〖参考〗米カルフォルニア州ロサンゼルスのシンクタンクの「バーグルエン研究所』は、「哲学のノーベル賞」を目指して2016年に創設し、これまで六人が受賞されています。中でも筆者が注目するのは、2019年に男女平等の先駆者であり法の支配を強化したライフワークが評価された、ギンズバーグ元米国連邦最高裁判事に授与されたことです。当サイトでも数回「ギンズバーグ氏」を取り上げ、その業績を讃えてきました。
受賞理由として「現代哲学、哲学史、政治思想に対する極めて独創的な貢献」と説明しています。筆者が注目するのは、バーグルエン研究所所長 ニコラス・バーグルエン氏のこのコメントです…
「…略… 柄谷氏は現実から遊離した書斎の哲学者ではなく(下線は筆者)、彼が古代イオニア文化に見出したような互酬的なあり方の現代的な形態を、『アソシエーショニズム』と呼んで積極的に推進してきました」(バーグルエン研究所HPより)。
柄谷行人氏の著作を読んできた筆者には共感できる意味深いコメントだと思っています。
《下線部分について》筆者が大学院研究課程にいた頃、当時の学友から「学問は書斎の学問であってはならない…」を強調していたことを思い出し驚いています。貴重な助言などを多くもらった学友を、下線部分のコメントを通して思い出し、改めて学友の大切さ・尊さを感じているところです。
written by Seikou-Udoku
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