試練の後には、緑と絶景と歴史…
今回訪れたのは、城山緑地公園(北九州市八幡西区)。
緑深い憩いの公園でもあり、公園山頂からは副都心黒崎、洞海湾や皿倉山が一望でき、慶長9年に黒田長政が築造した黒崎城址があります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
公園駐車場から公園マップを参考に、徒歩で公園山頂を目指した。ところが、滅法厳しい試練が待ち構えていた。急な階段を上って行かなくてはならない…。筆者には厳しすぎて… 息がハーハー。
途中何度も休みながらやっと公園山頂に到着。緑と爽やかな眺望が、筆者を出迎えてくれた。
展望台に着くとそこには絶景が広がっていた…
少し歩くと、何と山頂駐車場があるのではないか… 。でもあの試練があったからこそ、この絶景に巡り会えたと思えば良しとしよう。何事もポジティブに考えようと…。
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読書は愉しく…
ヒューマニティ溢れる医学小説…
「精神外科医」山崎光夫著 中央公論社
この作家は「医学 / 医療」についての多くの著書を書いている。既に10冊前後は読んでいるだろうか… 読後感がいい。当ブログでも強く印象に残った作品はこれまでも紹介してきた(例えば、「北里柴三郎」(中公文庫)」等)。
視力を冒された医師が、「精神外科医」としてショックという精神外傷を『心』というメスで治すというもの。連作した五つの話からなり、それぞれが味わい深い。医師と患者との心のふれあいを丹念に描いている。筆者は、こういう作品に仄かな輝きを見た思いがする。
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ひとりごと…
前回のブログで「久し振りのロング・ドライブ」を綴りましたように、「走る歓び」を堪能してきました。一日で600キロを超えるドライブは、思う存分走った… という感覚です。
帰りの東九州道では対面通行の片側一車線ですので、安全性を高めドライバーの疲労を軽減する「ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付)」(クルーズ・コントロールのこと)を稼働させる。追越区間に入ると前の車を素早く追い越し(追越の時だけは「スポーツ・モード」に切り換え、この加速が快感)、走行車線に戻るという繰り返しになります。これが筆者には心地良い。それと、上下・左右に機能するアダプティブ・ハイビームアシスト・プラスが安全性を飛躍的に高めてくれ、大いに役に立っています。これらのテクノロジーの有難さを感じながら、今後共安全運転を心掛けたいと思っています。
written by Seikoh-Udoku
久し振りのロング・ドライブ…
ここ数ヶ月は体調が万全ではありませんでしたが、ほぼ復調したので念願のロング・ドライブに行ってきました。今回は、いつも素晴らしいリードをして頂けるyamapi1010さんと共に、宮崎県にフォーカスしたドライブを楽しんできました。
午前中は一時曇りもありましたが、ほぼ快晴の絶好のドライブ日和になりました。筆者が味わった雰囲気を少しでもシェア出来ればと思っております。尚、今回は「読書は愉しく…」は休ませて頂きます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
早朝6時に自宅を出発。都市高速⇨東九州道⇨大分道。C220dも快調な走りで出足は順調そのもの。大分道「九重IC」を降りて以降、集合場所までの風景は美しい...。
念願だった紅葉に出会う… 素晴らしい。
ここへは必ず立ち寄る… 三愛レストハウス。紅葉と阿蘇の山々が呼んでい
るようだ。
こういうファンタスティックな風景が広がっている…
yamapi1010さんとの集合場所に到着… 休暇村 南阿蘇(阿蘇郡高森町)。
そうしている間にyamapi1010さんが到着。久し振りの邂逅に握手。暫し歓談後早速ツーリングをスタート…
最初に向かった先は... 「八村杉」(宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良)
十根川神社にある国指定天然記念物で樹齢800年。
ここの至るまでの道が凄い…。道幅が狭い山道を2台のクルマが走っていく。落石もあったりしていて離合にはリスクを伴う道ではあったが、幸いながら対向車が来なかったのが救い。
さらに、もっと奥に行くこと1.5キロの先に… 「大久保のヒノキ」
いよいよ今回のハイライトへ… 椎葉村(宮崎県東臼杵郡椎葉村)
宮崎県の北西に位置し、3,100人程の人口があり、村の面積の96%は森林で占められている緑豊かな地域。この村は、壇ノ浦の合戦に敗れた平家残党の隠里椎葉は平家と源氏が唯一共存する村。
椎葉村平家まつりを見物…。
椎葉村に行き着くまでの道程は、それこそ山あり谷あり… 広い道路もあれば、急に一車線の狭い道路になってみたり、秘境に位置する村とも言える。
ロング・ドライブの最後は、東九州道の松岡PA。すっかり暗くなり寒くもなってきたので、再会を約束して散会。PENTAXのSDカードの容量を使い切ってしまっていたので、iPhone 7 Plusで撮影。
今日(11/11)は、快適で楽しいロング・ドライブでした。yamapi1010さん、有難うございました。
〖ドライブ・データ〗走行距離623キロ。燃費22.2㎞/㍑
written by Seikoh-Udoku
ターナー展を鑑賞…
北九州市立美術館がリニューアルされた記念行事として、ターナー展『 ターナー 風景の詩』が開催されているので訪れた。
英国が生んだ、そして英国に愛された偉大な画家であるターナーの風景画は、今日まで世界の多くのファンに親しまれている。風景画の巨匠といわれ、西洋美術史上において欠かせない存在と言われている。
そういうターナーの風景画を実際に見て、その繊細な描画の美しさに感動を覚えた。と同時に、こうした静かな雰囲気の中で「絵画」を鑑賞するのは久し振りであったのでその感激は一入であった。
〖館内の撮影はここまでで、展示室内での撮影は一切禁止〗
§ § §
ターナーの風景画…
Please note that the photos were posted through the Internet.
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
リニューアルされた北九州市立美術館も素晴らしかった。独創的な建築で形づくられているこの美術館は恵まれたロケーションの中に位置しています。つまり、小高い丘の上に立っている北九州市立美術館は、「芸術」に親しめる最適な環境にあります。
写真を通して、その雰囲気を感じとって頂ければ思います。
右端に見えるのは… 桜なのだろうか。この季節に…
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読書は愉しく…
登山家 田部井淳子さんの物語…
「淳子のてっぺん」唯川 恵著 幻冬舎
2016年10月に亡くなられた登山家 田部井淳子さんの生き方には、以前より深く共感していたので、この本が出版されると同時に買い求めた。
田部井さんの幼少の頃からエベレスト登頂までが描かれているのだが、田部井さんの人間的な優しさを再び感じさせてくれた。山を愛する、家族を愛する… 田部井淳子さんはその生き方を最後まで貫き通した。
男女差別が色濃く出ていた時代にあって、女性として初めてエベレスト登頂に成功した田部井さん。様々な経験をしながら田部井さんの”てっぺん”に登り詰めるまでを直木賞作家の唯川恵さんが美しく描いている。登山の描写も素晴らしく、一気に読めた田部井淳子物語。筆者の読後感は極めて良いものだった。
夜景を求めて…
今回は、北九州市の中で最も乗降客が多い小倉駅とその周辺を散策しました。ちょうど気持ちの良い外気温でもあったので、程良い散策を楽しめました。夜の小倉駅周辺は昼間とは別世界…。
それでは、夜の風景を味わって頂ければと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
小倉駅 小倉城口…
小倉駅 新幹線口…
駅を出ると、リーガロイヤルホテルが直ぐ目に入る。散策にはもってこいの場所が広がっている。
ジョギングをしている人もいる… 巡回中の二人の警察官がたまたま通り合わせて、「写真撮影ですね… 素晴らしい。カメラの前を横切って宜しいですか..」と心優しいコメントを…。
今年3月に オープンしたミクニワールドスタジアム北九州…
こういう夜景が気に入っている… WBを工夫してみると…
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読書は愉しく…
大久保利通の実像を…
「大久保利通」佐々木克監修 講談社学術文庫
この本は、そんな大久保利通の実像を伝えるもので、多くの証言から成り立っている。無口で寡黙、決断したことは翻さない、当時から欧米の文化、政治等に目を向けていた、極めて家族思い、囲碁が好きだった、西郷隆盛への思い等々の興味深い秘話を読むことが出来る。大久保利通に身近に接した人々から得られた貴重な証言により、大久保利通の実像がここに甦る。
★ ★ ★
今年に入って読んだ中で印象的だった長編歴史小説は…
❶「海は甦る」(江藤淳) 山本権兵衛の生涯を描く
❷「武揚伝」(佐々木譲) 榎本武揚の生涯を描く
❸「歳月」(司馬遼太郎) 江藤新平の生涯を描く
❹「花神」(同上) 大村益次郎の生涯を描く
❺「翔ぶが如く」(同上) 主として大久保利通と西郷隆盛の生涯を描く
いずれも当ブログで紹介したが、どれも強い印象が残っている。人の足跡を辿っていくと、歴史に繋がる… 歴史の深層へ迫っていく。日本という国を導いてきたリーダーを知る意味はここにある。
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偶然の出会い…
夕暮れ時、見上げてみればこの光景が広がっていた。持っていたiPhone7 Plusで… 自然の創る風景は無限の美しさを持っている…。
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Memories of T.Y.HARBOR in Tennoz Isle※
いつものようにブログ(みんカラ)を見ていたら、ある方のブログに目が止まった。たいへん懐かしいレストランの様子が書かれていた。写真も掲載されていたので筆者の中の「思い出」が甦ってきた。
週に1~2回は行っていただろうか、運河沿いに面しており最高のロケーション。外国の方々も多く、昼時はいつも満席だった。筆者が好んで注文していたのはサラダ・ランチ(日替わりでサラダの中味が替わる)。それにスモール・スープ(これも日替わりで替わる)も追加オーダーしていた。ランチにはパンがついてくるがこれが美味しい。飲み物は、いつもアイスティーだった。ここに来るのが楽しみのひとときでもあった(残念ながら写真が残っていない…)。
あれから何年が経過しただろうか... いつの日にかあのサラダ・ランチを…
〖T.Y.HARBOR、天王洲アイル〗
※Tennoz Isle(公式英語表示)、駅名表示はTennōzuとなっている。
written by Seikoh-Udoku
油山 片江展望台...
どうも最近は展望台巡りに嵌っている。その理由は極めてシンプルで、美しい景観が眺められるから。目の前に広がる風景を見ていると、気持ちが爽やかになる。遠くを見ていると、未来が見えているような錯覚を起こすことがある。どうゆう未来かは分からないが、とにかく絶景を眺めることは筆者にとっては、この上ない癒やしになる。これは理屈ではない…。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日は福岡市城南区油山にあるこの展望台。ここは夜景スポットとして有名なところだが、今回は午後3時すぎに訪れた。写真を通して、この景観を鑑賞して頂こうと思います。
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読書は愉しく…
EV革命をめぐる日中韓の激しい攻防…
「小説EV戦争」深井律夫著 潮出版社
EV(Electric Vehicle)とは電気自動車のことだが、これは日本、中国、韓国に跨がるEV化計画を描く壮大な国際経済小説。日本、中国、韓国の3人の女性の視点で物語が進んでゆくのが特徴。
中国のある都市、自動車メーカー、メガバンク、韓国の最大手メーカー、そして大阪の町工場が登場し、激しいビジネス戦争になってゆく。結構なボリュームもあり読み応えのある重厚な内容。この比喩が適切かどうか分からないが、池井戸潤著「下町ロケット」の国際版のような感覚を持った。
深井律夫さんの作品として、6年前に「黄土の疾風」(第3回城山三郎経済小説大賞受賞)を読み、この作家が描く国際ビジネス小説に強い印象を持ち続けていた。この本のテーマにも関心を持っていたので、この本の出版を知るや読みたい衝動にかられていた。リチウムイオン電池のことなど興味深い内容もあり、延べ3日間程かけて読み終えた。中々の力作。
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ある駅舎…
広大な畑の中を走る一直線の線路にぽつんとある駅舎。二両編成の電車が地域住民のサポートをしている。夜に佇むその駅舎が、何とも愛おしいものに思えてくる…
〔撮影は鉄道線路敷地の外から行っています〕
written by Seikoh-Udoku
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