
門司港レトロ散策 with PENTAX… 番外編
—-風師山(風頭山)登山 and “Fantastic View” —-
門司港レトロ地区の南側にそびえるのは風師山(364.3m)であり、ここからの眺望は感動的…。是非訪れて欲しいと思えるスポットです。山頂までの登山の楽しさ(苦しさ?)と山頂から見える景色は幻想的な美しさがあります。
途中の展望所までは車で行けます。展望所では、このような眺望が訪れる人を歓迎してくれます。
さらに、800〜900mを登っていきますと山頂に行くことができます。折角ここまで来たので山頂を目指しましたが…。かなりなハードワークが待っていました。顔が曲がるくらいの苦しさと息切れが続き、少なくとも5回以上は休憩をしました(汗びっしょり)。
やっとのことで到達した山頂は… “ Fantastic “ 関門海峡をはじめ、周防灘や玄界灘まで見渡せます。
筆者には極めて厳しい登山でしたが、この眺望を見るやいなや、天国にでも登ったような気分になります。登山を趣味とされている方にとっては、筆者が今回経験したものは登山と言えるような行程ではないのかもしれませんが、筆者にとってみれば、かなりの辛い・苦しいの登山でした。が、その甲斐あってか、山頂に到達の瞬間は清々しいしかも爽やかな最高の気分になれます。これが「登山の素晴らしさなんだ…」と感激しました。
美しい巌流島
参考までに、下記の写真は下関側の海峡ゆめタワーから撮ったものです。巌流島がはっきり見えます(撮影2018年2月20日)。宮本武蔵と佐々木小次郎がここで戦った歴史を実感できます。訪れてみる価値はあります。
関門橋
下関側
〖追記〗上記は2017年10月24日16時過ぎの風師山山頂までの登山の模様を再現したものです。体力が許せば、ふたたび登ってみたい絶景スポットです。
三回に亘って「門司港レトロ散策」を綴ってきましたが、いかがでしたでしょうか…。何度訪れても楽しいスポットですので、またいずれ訪れようと思っています。そうですね、「焼きカレー」をしばらく頂いていないので、次回はそれをターゲットにして… 楽しみにしておきます。
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最近鑑賞した二本の映画(邦画)…
一本目は6月17日公開された『峠 最後のサムライ』。司馬遼太郎の小説を原作として製作された映画で、演技派俳優の役所広司が主演しています。原作は既に読んでおり、この映画にはかなりの期待を胸に劇場へと足を運びました(敬称略)。
感想はといえば…. 「うーん…」という言葉しか出ませんでした。原作の良さが出し切れていなかったような気がします。筆者の期待が大きかったのかもしれませんが、内容にやゃ不満が残る結果になってしまいました。
ところで、役所広司といえば、筆者はこの映画を思い出します… 『蜩ノ記』。葉室麟の同名小説(直木賞受賞作品)を映画化したもので、これは秀逸という言葉がぴったりで、原作の良さがそのまま映像となっていました。良い印象しか残っていません。
素晴らしい原作であっても、それを映像に纏めるのは至極難しいということなのでしょう。ただ、役所広司という俳優は、邦画界にあって極めて貴重な俳優の一人であることに間違はないと思います。
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二本目は『燃えよ剣』であり、土方歳三をこよなく愛する筆者としては、昨年公開の映画を劇場で見ようとは思っていましたが… 土方歳三役の俳優が筆者のイメージに合わないという心の葛藤があり、映画は見てはいませんでした。が、つい最近アマゾンプライム・ビデオで配信されたので鑑賞しました。
この映画も「うーん…」と唸ってしまいました。司馬遼太郎の「燃えよ剣」の中の「土方歳三」のイメージが強烈過ぎるのでしょうか…。ただ、このシーン、つまり土方歳三が写真を撮るシーンがあります。これは印象的です。
さらに、映画最後のシーン、土方歳三が馬に乗り「新選組副長 土方歳三」と名乗り、官軍に突撃するシーンがあります… 。これには感動のあまり胸をつまらせてしまいました… 名シーンなんですね。筆者の脳裏の中では、司馬遼太郎が描く「土方歳三」が永遠の新選組副長なんですね。
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映画「今夜、ロマンス劇場で」…
昨夜(6/27)地上波で、この映画が放映されました。地上波では確か二度目かと思いますが…。
やはり、この映画の世界は筆者の中では今も生き続けているんですね。この映画に出会い、『綾瀬はるか』の魅力を知るようになりました。夢のような憧れのファンタジーの世界に、永遠に酔いしれようと思っています。
written by Seikou-Udoku

門司港レトロ散策 with PENTAX… その二
— 門司港レトロ展望室からの眺望 —
この界隈では、一際目立ち聳え立っている『門司港レトロ展望室』。故黒川紀章氏が設計した高層マンション「レトロハイマート」の31階にあり(高さ103m)、関門海峡や門司港レトロの街並みを見渡せる絶景ポイントです。門司港レトロにお越しの際には、是非訪れてもらいたいスポットです。有料ながら、その価値は十分過ぎるかと思います。
エレベーターで31階まで登りますと、ガラス張りの素敵な展望フロアが迎えしてくれます。それでは、海側とは反対の山側の景色からご覧に入れましょう… 背景には「風師山(風頭山)」が見えますが、街並みが壮観です…
左方向にカメラのファイダーを動かしていきますと「出光美術館」があります。何回か訪れていますが、折々に変わる企画展示の他に、創業者の出光佐三の様々な資料が常時展示されています。小説「海賊とよばれた男」(百田尚樹著)を読まれた方にはたいへん有意義な展示かと思います。
和布刈(めかり)公園第二展望台が見えます。そこからの眺望は素晴らしく、訪れる人は後を絶ちません。特に夜景スポットとして有名です。
美しい関門橋及び関門海峡が見えてきます。船舶が頻繁に行き交っています。
関門橋の向こう側(下関)には、火の山公園展望台及びロープウェイ駅が見えます。そこからの眺望も格別です。
海峡ゆめタワー(下関)が見えます…
門司港側の眺望に移動しますと… 先ずは関門海峡ミュージアムが視界に入ってきます。一度は行ってみたいスポットです。
関門海峡連絡船及び巌流島行き渡船乗り場が見えます…
門司港駅及び構内鉄道線路全景が見渡せます…
門司港レトロの街並みがこんなにも綺麗に見えます…
最後は山側に戻りました… そう、風師山の再登場です。
風師山へは登山をする人も多く、人気のスポットなんですね。途中にある展望台までは車でも行けます。風師山山頂からの眺望は ” Fantastic! “ …
〖撮影のポイント〗展望室は一面ガラス張りになっていますので、光の反射が映り込む場合があります。それを極力避けるために「C-PLフィルター」を装着しています。
to be continued…
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本の世界…
『排出権商人』黒木亮著 角川文庫
排出権ビジネスの仕組み及びその今後の課題がよく理解できます。こんなにも詳しく排出権取引の実情を描けるのは、黒木亮こそなんだと思いながら読みました。
序盤から中盤にかけては専門的な記述が多く、理解に時間が要する場面が多くはありますが、それを耐えながら読み進めてゆくと、終盤には登頂に成功したような快感が得られます。
「大手エンジニアリング会社の地球環境室長・松川冴子は、排出権市場開拓のため世界各地を飛び回る。そこは国連、各国政府、企業、金融機関が利害をかけて激突する温暖化ビジネスの戦場だった。一方、同社の次期社長の座を狙う専務の仙波は収益目標達成のため粉飾決算に手を染め、それを嗅ぎつけたニューヨークのカラ売り屋「パンゲア」の北川が、猛然と株を売り浴びせる」(本帯より)
とにかく、知られざる排出権ビジネスの実態を解明した秀作だと思いますし、経済社会小説の分野では、黒木亮の存在感を強く感じさせてくれた作品でした。
written by Seikou-Udoku

門司港レトロ散策 with PENTAX…
北九州の観光スポットはたくさんあります。先日、ある調査により、最も人気の高いスポットは「 門司港レトロ」ということを知りました。確かに門司港レトロにはたくさんの見所があります。筆者もこれまで幾度となく訪れていますが、いい機会ですので久々に「門司港レトロ」を訪れることにしました。
今回は、門司港レトロの良さというかその感覚をじっくり味わう散策になります。添付のフォトは歩いた順番に沿っています。
出発点はここからになります。たまたま「ブルーウィングもじ」(はね橋)が開橋していました。後ろに控える「門司港ホテル」に一度は泊まってみたいものです。
快晴の中、お馴染みの光景が目に入ってきました。
恋人同士あるいは家族連れがよくここで写真を撮っています。背景には「門司港レトロ展望室」が見えます。
ここも訪れてみる価値はあります… 心が洗われるようなオルゴールの音色に魅了されるかもしれません…
さらに、ゆっくり歩いていくと… 「門司港駅」が見えてきました… 改札口まで進んでみます。
駅前には、古くからこのビルがあります。
門司港駅を折り返し、ゆっくりスタート地点に向けてバックします…
門司港レトロ観光列車の駅… 乗ろうと思っていますが、なかなかその機会が巡ってきません。
心が和むシーン…
今回の散策で新たに発見した碑その他… 門司港レトロを訪れたときには探してみてください。
「バナナの叩き売りの発祥の地」
北九州水道100周年記念碑
今年4月2日(日曜日)に門司区役所と門司郵便局が連携して完成し、門司港レトロの新しいフォトスポットになった『黄色いバナナのポスト』
魅力満載の「門司港レトロ」を散策する楽しさは尽きません。
to be continued…
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ストラップの話…
散策しながら写真を撮っていく… という場合は、ストラップを使い分けています。おおよそ30分前後であれば「ハンドストラップ」を使い、1時間以上の撮影であれば「ショルダーストラップ」を使っています。
このハンドストラップは、金属の部分がないのでカメラを傷つける心配はありません、また価格も安かったのでコスパは最高。一方、ショルダーストラップ(「速写ストラップ」とも呼ばれている)は、長時間でも身体への負担はほとんどなく重宝しています。尚、ネックストラップは、筆者には合わないので使っていません。
ついでながら、「ハンドストラップ」「ショルダーストラップ」に加えて、新たにもう一つ加えようと思っています。ある程度使用した段階で感想などを述べようと思っています。
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本の世界…
『大好きな町に用がある』角田光代著 角川文庫
角田光代の旅エッセイを読みました。何気なく目についたこのエッセイ、ほのぼのとした旅を愛する人の心情が伝わってきます。ショートな話ばかりなので読みやすく、旅好きやそうでない人にとっても面白い。主として海外を訪れたときの話がメインですが、作家角田光代ならではの独特な考え方も興味深く、読み始めますと半日もかけないで読了してしまいました(敬称略)。
この作家の作品は「対岸の彼女」(直木賞受賞作)と「紙の月」ぐらいしか読んでいませんが、良い印象をもっていました。このエッセイを読み、筆者の中での作家角田光代の作品の見方が広がったように思います。
「ネパールでごはんをおごってくれ『年をとったら若い旅行者におごってあげなさい』と笑ったお坊さん、『この世で一番すばらしいところ』と勧められメキシコ・トゥルムへ行ってみると『すばらしい』とは『なんにもない』という意味だった… 旅好き作家・角田光代が行く先々で出会い、食べ、考えたあれこれが詰まった傑作旅エッセイ」(本帯より)
written by Seikou-Udoku

CLA200d…
ここ2年ぐらいはロングドライブには行っていませんが、市内の好きなスポットには天気の良い日を選んで走らせています。が、専ら日常生活に伴う走りがほとんどでしょうか… そのためか、CLA200dのフォトの登場回数が少なくなっています。
納車後2.3年が過ぎたCLA200dですが、幸いにも故障をすることもなく快調に走っています。担当者とのコミュニケーションも良好で、さらに手厚い点検サービスに安心感が得られています。
それでは、好きなスポットでアングルに変化をもたせてシャッターを切った写真をご覧ください…
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夜景撮影の楽しさ
日の入り時刻の前に現地に到着し、時間差で写真を撮ってゆく… この過程を目下のところ楽しんでいます。撮ろうとしている写真をイメージし、絞り(F値)/ シャッター速度 / ISO感度を決めていきます。
夕焼けを反映したこの光景(撮影時刻 18:52)。この日は大気が安定していたせいか、皿倉山展望台及びケーブルカー山麓駅がはっきり見えます。
日が暮れ、本格的な夜景に変貌しています…
撮影時刻 19:44
撮影時刻 19:46
〖夜景撮影に持っていくもの〗
三脚(360度回転できる自由雲台付き)、リモートレリーズ、防犯用のライト(首掛け用&その他)。
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映画『はい、泳げません』
長谷川博己と綾瀬はるかが出演しているこの映画、早速観てきました。やはり、このお二人の俳優の良さが際立っていました。存在感があるんですね… 長谷川博己は哲学を教える大学教員の役ですが、まさにぴったり。理詰めで押してくるような感じの話し方に特徴があります。一方、綾瀬はるかはその姿、笑顔、話し方全てに輝くような存在感、いつもながらうっとりします(敬称略)。
ストーリーは控えますが、「生きる」をテーマとしています。人それぞれ様々なことを経験し、それらを克服していきながら生きていく… そんな映画ではないかと思います。喜劇的な要素も含まれていますが、その根底に流れているものは「生きる」ということ。長谷川博己と綾瀬はるかのコンビネーションの良さが映像に表現されていると思います。
エンドロールに流れる主題歌のこの二曲「magic!」と「生きなくちゃ」(Little Glee Monster)がとてもいい。「magic!」はリズミカルなメロディに乗せた歌がいいし、「生きなくちゃ」はスローバラードに乗った歌詞とその歌唱が心に響きます。「magic!」の軽快なメロディを聴きながら車を走らせますと、ウキウキするような楽しい気分になります。
written by Seikou-Udoku

歴史と海が見える… 遠見ケ鼻
このスポットを取り上げるのは3回目でしょうか…。今回、このスポットの魅力に引き寄せられるかのように訪れました。
北九州市若松区の若松北海岸にある岬…「遠見ケ鼻」。風光明媚な場所で、すぐ近くには妙見埼灯台が建っています。玄海灘から響灘を通り、関門海峡に抜ける船を見守り続けています。
車を降り、遠見ケ鼻に向かって木々が生い茂っている少し傾斜した細い道を数分ほど登っていくと、木々に覆われた二つの出口には眩しいばかりの光が差し込んでいます…
手前にある出口の向こうには…
このような光景が現れます...
周辺(岩屋・遠見ケ鼻)に広がる岩場は、岩屋・芦屋層群と呼ばれる地層が広く分布しており、今から約2,500〜3,200万年前に日本列島が大陸から離れて形成されていった根拠になるものと言われています。ここにある化石は貝やエビ、カニの仲間の甲殻類など海の生物に変わっていることに大きな特徴があります(参考情報 北九州市HP)。
もう一つの光の向こうには… 妙見埼灯台※。
※(注)江戸時代初期の寛永17年(1640年)には、幕府の命で福岡藩の遠見番所が設けられ、異国船の密貿易船監視、難破船の救助に備えてた場所。
こういうスポット自体は私たちの大切な財産であり、しばし目を閉じてみると歴史が感じられます。そして、気持ちの良い時間が過ぎていきます。三度このスポットを訪れた意味は十分過ぎるものがありました。尚、このスポットは〖福岡県指定天然記念物〗に指定されています。
FYI, all the photos were taken through the lens of PENTAX K-70 18-135㎜.
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梅雨に入りましたので、写真撮影のための外出が少なくなっています。それでも、晴れた瞬間を捉えて市内散策をしています。
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ドライブにはビッグ・バンドジャズが合う…
以前「角田健一ビッグバンド結成30周年」CD(写真左)を取り上げました。筆者はとても気に入っており、それ以降は車に乗るときはほぼ毎回聴いています。ビッグバンドが演奏するスウイング・ジャズは、筆者を最高の気分にしてくれます。そこで、このサウンドをもっと聴くために、もう一枚入手しました。
for J.G. 「ジャズジャイアンツに捧ぐ」
KENICHI TSUNODA BIG BAND
1 Be Bop (Dizzy Gillespie) 5:28 ビバップ
2 My Favorite Things (Richard Rodgers) 6:44
3 for Takemitsu #2 [武満徹に捧ぐ] (K.Tsunoda) 6:06 #2
4 Memories of Duke [デューク・エリントンに捧ぐ] (K.Tsunoda) 3:55
5 for J.G. [ジャズ・ジャイアンツに捧ぐ]](K.Tsunoda) 9:49
6 The Single Petal of A Rose (Duke Ellington) 4:06 ひとひらのバラ
7 Shiny Stockings (Frank Foster) 5:34 シャイニー・ストッキングス
8 Donna Lee (Chalie Parker) 5:03 ドナ・リー
9 Night Train (Jimmy Forest) 6:14 ナイト・トレイン
10 Ballade [武満徹に捧ぐ] (K.Tsunoda) 3:29 バラード
ビッグバンドによる迫力ある演奏および軽快なリズムに支えらた音楽は、筆者の感覚によく合います。身体が “スウィング” してくるんですね…。
written by Seikou-Udoku
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