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晴耕雨読のブログ一覧

2022年08月15日 イイね!

歴史を訪ねる... 出光佐三 Softly 本の世界

歴史を訪ねる...  出光佐三 Softly 本の世界


歴史を訪ねる…  出光佐三


明治から戦後にかけて活躍した石油の実業家で、石油元売会社「出光興産」の創業者…   多くの方々がご存知かと思います


「出光佐三」という人物に関心を持つ切っ掛けは、この本「海賊とよばれた男 上下」(講談社)を読んでからでした(既に当サイトで取り上げています)。とても分かりやすく、しかも感動的だったこともあり、この人物にますます惹かれるようになりました。更に映画化もされています。


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「出光佐三」は、1885年(明治18年)に福岡県宗像市赤間に生まれ、1905年に神戸高商(現在の神戸大学経済学部)を卒業。卒論は「筑豊及び若松港」、興味深いテーマだったんですね。1911年に北九州市門司区に出光商会を設立します。これが出光興産へと発展していきます。1945年の終戦の二日後、多くの企業が人員を整理する中、出光佐三は約1千名の従業員の首を切らないことを宣言。1981年の3月、満95歳に亡くなるまで数々の活躍をされました。


今回、出光佐三を生んだ宗像市赤間にある「「出光佐三生家」(国の登録文化財)を訪れました。今は外観しか見ることは出来ませんが、歴史に触れたという静かな感動を得ることが出来ました。


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また、生家のすぐ近くにある「出光佐三展示室」にも足を運びました。地元らしい雰囲気が感じられます(室内は許可の上撮影)。


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「出光佐三展示室」で配布されていたパンフレット

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この人物をもっと知りたいのであれば、上記の本がたいへん参考になりますし、さらに以前も取り上げていますが、「出光美術館 門司」内の「出光佐三」の常時展示が詳しいかと思います。


最後になりますが、今回の「出光佐三生家」及び「「出光佐三展示室」への訪問を通して、歴史上の人物である「出光佐三」に、ほんの少しですが触れられたことは、筆者には極めて貴重だったと思っています。




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Softly…


もうお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、山下達郎のニューアルバムです(敬称略)。15曲が収録されており、ドライブをしながらこれらの曲を聴いていますと、日に日に自身の身体に沁み入るような感覚になっていきます。山下達郎の独特な歌唱とそのメロディが魅力なのかと思います。


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どれもゆったりとした雰囲気が漂い、聴きやすい曲ですが…  筆者は13番目に収録されている「ANGEL OF THE LIGHT」が気に入っています。




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本の世界


女三人のシベリア鉄道』森まゆみ著 集英社文庫


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この作家の描くノンフィクションが好きで、既にこのような作品を読んでいます…  「鷗外の坂」(中公文庫)、「子規の音」(新潮文庫)、「千駄木の漱石」(ちくま文庫)。文学者の周辺を訪ね、外堀を埋めてゆくような手法で人物を浮きぼりにしていく…  これらの三作品は、筆者にはとても興味深く読ませてもらいました。このような流れの中で、今回はこの作品を読んでみました。


本帯がその内容をうまく伝えています...

「与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子。明治末から昭和初めの動乱期に、シベリア鉄道で大陸を横断した逞しい女性作家たちの足跡を辿り、著者もウラジオストクから鉄道で旅に出た。愛と理想に生きた三人に思いを馳せながら、パリを目指す。車中での食事、乗客とのふれあい、歴史の爪跡が残る街世界で最も長い鉄道旅をめぐるエピソードの数々


与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子が、それぞれの目的を持ってシベリア鉄道で横断した旅を、この著者が時を超えて交錯しながら三人の旅を辿ってゆく評伝紀行です。森まゆみ自身が実際にシベリア鉄道に乗りながら、三人の作家が書いた日記や紀行文を随所に引用しながら自身の旅をしていきます(敬称略)。三人の作家の実際の様子などが分かり、とても興味深い内容になっています。


written by Seikou-Udoku

Posted at 2022/08/15 05:34:49 | トラックバック(0) | 歴史を訪ねる... | 趣味
2022年08月12日 イイね!

平和への祈りを込めて... オリビア・ニュートン=ジョンを偲んで

平和への祈りを込めて... オリビア・ニュートン=ジョンを偲んで


平和への祈りを込めて


『北九州市 平和のまちミュージアム』が、今年419日にオープンしたことをニュース等で知りました。訪れようと思いながら、本日やっと訪れることができました(北九州市小倉北区城内 勝山公園内)


第二次世界大戦において、北九州市八幡地区は米軍から四回に亘って大空襲を受け、多くの死傷者が出ました。さらに、原爆を投下された広島に続いて、小倉は原爆の候補地でありながら、天候の事情により長崎に原爆が投下されたという歴史的経緯があります。


館内では、多くの実物資料と最新の映像・音響技術を駆使し、記憶に残る展示がされています。「歴史を正しく知り、平和を祈る」という気持ちを持ちながら、これらの貴重な展示物等をじっくり見ることができます。中でも、360度スクリーンに映し出された映画(当時の方々の証言や歴史的資料に基づいて製作)は、戦争のよる悲惨な被災状況を克明に知ることができるようになっています。


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参考までに、このミュージアムは下記のコンセプトに基づいて設立されました

「戦後70年以上が経過し、全国的に戦争に伴う悲惨な体験や生活を知らない世代がほとんどとなる中、ここ北九州市でも八幡の大空襲をはじめ、様々な悲劇がもたらされました。また、このミュージアムの建つ地にあった小倉陸軍造兵廠は長崎に投下された原子爆弾の第一目標でした。私たちは、今日の平和と繁栄が、過去の戦争における多くの尊い犠牲の上に成り立っていることを忘れてはなりません。当ミュージアムを通して、戦争の悲惨さ、平和の大切さ、命の尊さについて、改めて考えるきっかけにしていただけると幸いです」(当ミュージアム配布のブロッシャーより)


たいへん貴重な時間でした…  歴史を知るということは大切なことだと。尚、館内の写真は撮影が許された箇所のものであることを記しておきます。



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有意義な時間を過ごした後は、好きな景色が見たくなります。小倉駅新幹線側出口方面にあるスポットへ向かいます。ここでは、工場群や船舶が見られます。


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これらの景色を見ていますと、日々活動している沢山の方々の姿が見えるようです




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オリビア・ニュートン=ジョンを偲んで


前回は、オリビア・ニュートン=ジョン死去のニュースが入ってきたので、急遽その記事をアップしました。オリビア✴︎からは、夢と希望、そして素晴らしい感動をもらったと思っています。


✴︎注)「オリビア」とまるで友達かのように気安く書いていますが、これはオリビア・ニュートン=ジョンに対するファンとしての筆者の思いが深いためです。


そこで、オリビア・ニュートン=ジョンを偲んで、筆者の大好きな映画二本をじっくり鑑賞しました。


『グリース』Grease 1978年作品)


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1950年代のアメリカの若者達の生活を、歌と踊りで綴るミュージカル映画。ジョン・トラボルタとの共演が話題となった映画です。正に青春という言葉がピッタリの映画で、気持ちが躍るミュージカルです。ストーリー後半のダンスコンテストでオリビアとトラボルタが踊るシーンは素晴らしく、最高です。ヒット曲を唄うオリビアに酔いしれてしまいます。


映画の中で歌われている筆者の好きな曲は…  ”Hopelessly Devoted To You” (愛すれど悲し)サンディ役のオリビアがダニー(トラボルタ)を想いながら歌うスローバラード、次は ”You’re The One That I want” (愛のデュエット)映画ラストの一つ前に歌われるオリビアとトラボルタの踊りながら歌うハイテンポのデュエット曲—-。この二つの曲は素晴らしく、まさしく永遠の名曲ですね。


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『ザナドゥ』Xanadu 1980年作品)


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世界中の音楽が集まる殿堂を作ろうという目標の下に人々が集まり繰り広げられるミュージカル・ファンタジー。全編のほとんどが音楽とダンスで構成されており、とても楽しい作品。特に、オリビア・ニュートン=ジョンが、ギリシャ神話で音楽や舞踏等を司る女神(ミューズ)として登場します…  Mysteriousなオリビアが素敵なんですね。また、凄いことに晩年のジーン・ケリーのダンスとタップが見られることでしょうか。この映画はミュージカル・スターとして映画史に輝くジーン・ケリーの遺作となった作品でもあります。ラストを飾る音楽の殿堂「XANADU」での歌と踊りは圧巻です。そして、洒落たシーンが出てきます…  そう、この映画をご覧になった方であれば、きっと気づかれるでしょう


個人的には、「ザナドゥ」の中のオリビアが最も魅力的だと思っています。また、オリビアをより知りたいと思われる方であれば、是非この映画をご覧ください


XANADU」サウンドトラックCD

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最後に、「オリビア・ニュートン=ジョン」から得られた素晴らしき感動は、決して消えることはないでしょう。


written by Seikou-Udoku

Posted at 2022/08/12 10:31:50 | トラックバック(0) | Favorite spot 音楽/映画 | 趣味
2022年08月09日 イイね!

小倉城庭園... オリビア・ニュートン=ジョン

小倉城庭園... オリビア・ニュートン=ジョン

小倉城庭園


これまで小倉城は訪れていましたが、ここ『北九州市立小倉城庭園』だけは行ってはいませんでした。今回知ったことですが、『小笠原会館』と言う別名が付いています。つまり、この庭園は小笠原氏の別邸であった下屋敷(御遊所)跡を復元したもの。小笠原家は、小倉城を改築した細川家のあとを継ぎ、城主をつとめた徳川幕府の有力大名であり、同時に全国の小笠原一族の総領家でもありました(参考 小倉城庭園パンフレット)。


小倉城庭園は、庭園  書院  常時/企画展示室  ライブラリー  礼席(お茶席)から構成されています。


勝山公園の市営地下駐車場から地上に出ると、すぐ前に北九州市役所があります。その横を歩いていくと目の前には小倉城の勇姿が現れます。

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小倉城を正面に見て右に曲がって少し行くと…  もうそこは「小倉城庭園」

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受付を通ると、そこは「別世界」と言いたいところですが….。その日は猛暑のため日差しが強いので、日陰以外は太陽の世界のような明るさが感じられました。恐らく、秋の季節にはしっとりとした「別世界」を感じられるのではないかと思います。


先ずは、「庭園」へ入ります

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四季の植物は見られますが、説明書によれば、夏には青葉を中心に、ガマ、あじさい、ユリ、スイレン、百日紅が見られるようです。百日紅(さるすべり)だけがはっきりと見ることが出来ました。

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小倉城が顔を出しています

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池の向こうには書院は見えます

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庭園内の雰囲気に浸ったところで、書院へと向かいます。

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書院から庭園を眺めながら、抹茶とお菓子をいただけます(有料)。和の空間と都市の中の静寂を楽しむことが出来ます。

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庭園を楽しんだ後は、常設/企画展示室及びライブラリーに行きます。ここは屋内の施設ですので冷房が効いた中で展示物を観賞できます(ここだけは撮影禁止)。ベンチもあるのでゆっくりと休憩もできます。

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庭園を出ますと…  道を挟んだ反対側に八坂神社、そして小倉城。9時半過ぎの散策となりました。小倉城及び八坂神社と併せて訪れると宜しいかと思います。

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ひとりごと


『オリビア・ニュートン=ジョンが88日に亡くなられた』というニュースが入ってきました(享年73歳)。筆者とはほぼ同年代で、オリビアから多くの美しい思い出をもらいました。当サイトでは数回取り上げましたように、筆者はオリビアの大ファンでした。それだけにとても悲しいですね。


手元に残っているのはこの二枚のDVD… 「ザナドゥ✴︎」は何度も繰り返し鑑賞したことか、オリビアが美しく登場します。白いコスチュームに身を包みローラースケートをしているオリビアがこの上なく美しい。


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✴︎(注)音楽の殿堂ともいうべきクラブ「ザナドゥ」実現を夢見る老人(ジーン・ケリー)と青年と彼らに力を貸すミューズ(音楽と踊りの女神 オリビア)の心の触れ合いを通じて40年代のスウィング・ジャズと現代のロックを融合させるファンタジックミュージカル。


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もう一つのDVDは、オリビアのヒット曲が収録されたもの…  美しいオリビアの姿がそこにあります。亡くなられたと思うと胸が締め付けられそうになります。

ここに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。


written by Seikou-Udoku

Posted at 2022/08/09 09:58:57 | トラックバック(0) | 趣味
2022年08月07日 イイね!

海を見に行く... 酷暑 ハンターキラー

海を見に行く... 酷暑 ハンターキラー


海を見に行く


気持ちが「海」を求めているときは、ここを訪れます。幾度となく訪れているこのスポットですが、来るときはいつも平日でした。が、今回は珍しく日曜日に来てみると…  こんなにも家族連れで賑わっているとは少し驚きでした。


考えてみれば、日曜に多くの人々が来るのは当然なんですね。特に、暑い季節はなおさらでしょう。同じ場所でも、誰もいない海と人々の笑顔や声が絶えない海とは全くの別世界なんですね。


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酷暑に絶えきれず


今年の暑さは、例年とは違った厳しさを感じています。クルマも同様で、自宅のパーキング・スペースには屋根がありますので猛暑は軽減されますが、外出先で屋根がない駐車場に30分以上駐車するときには大変なことになっています。そこで、CLA専用の純正のサンシェードを買い求めました。


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早速使ってみますと、その効果は抜群。サンシェード導入前と導入後では大きな差が感じられました。純正ですので価格もそれなりでしたが、費用対効果は十分。こういうところはケチってはいけないんですね(笑)。


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& 映画の世界


この映画『ハンターキラー 潜航せよ』(原題 Hunter Killer)が公開されたのは20194月で、公開初日に鑑賞しました。ついでながら、この映画の公開に先立ち、原作本を読んでからの映画鑑賞になりました(この映画と本は当サイトで既に取り上げています)。


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以前も述べましたように、この映画は原作を超える面白さがあると思っています。そのせいか劇場で鑑賞後、筆者はこれまで10回以上は視聴しています(アマゾンプライム・ビデオ)...。飽きさせない面白さがあるんですね。


この映画の魅力の第一は、バージニア級原子力潜水艦アーカンソー艦長ジェラルド・バトラーが適役であること(「エンド・オブ・ホワイトハウス」等で主演)、その第二はストーリーは痛快そのもので最後はハッピーエンド、その第三はネイビーシールズの存在 / 役割と活躍がこの映画をより魅力あるものに引き上げていることが挙げられます。原作の良いところだけを上手に選別し、映像にまとめ上げた作品だと思います。



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さて、今回取り上げる本は、上記「ハンターキラー 潜航せよ」のその後の物語です。月並みな言葉しか出ませんが、一気に読み終えた傑作でした。個人的には、前作を上回る内容になっているかと思います。ぜひ映画化して欲しい一押しの作品です。


ハンターキラー 上下 東京核攻撃』(原題 DANGEROUS GROUNDS

ジョージ・ウォーレス&ドン・キース著 早川書房


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「イスラム武装組織の首領ウリザムは、東南アジアにイスラム統一国家を建国するため、北朝鮮に一億ドルを支払い、ロシアから核魚雷2本を密輸さた。 一方、 北朝鮮の不穏な動きを察知した米国海軍情報部は、 SEALチームを北朝鮮に潜入させ、 核兵器を発見しだい破壊する極秘ミッションを発令。潜水艦部隊司令官のワード准将とSEAL 指揮官ビーマンを横須賀基地に派遣するが」(上巻本帯より)


なんと言っても、ストーリーがよく考えられていますし、ダイナミックな国際政治の動きがリアルに表現されています。また前回登場したネイビー・シールズも大活躍します。


翻って、現実の国際状況を直視しますと、ロシアのウクライナ侵略に対して、日本を含めた欧米各国はほぼ一致して経済制裁及び一部武器供与などで対抗していますが、ロシアの侵略・攻撃は依然続いています。一人の独裁者の侵略も止めることも出来ないのかとの思いを持たれている方が多いかと思います。そう、そのようなモヤモヤした思いを一気に晴らしてくれるのが「小説の世界」と言えるかもしれません。本小説では、「悪」の企てを見事に阻止し、成功させます。せめて「小説の世界」の中では、現実の矛盾した状況を打破する興奮を味わいたいものです。


written by Seikou-Udoku

Posted at 2022/08/07 05:54:39 | トラックバック(0) | 写真撮影、本&映画 | 趣味
2022年08月04日 イイね!

散策を楽しむ... 本の世界...

散策を楽しむ... 本の世界...

散策を楽しむ


散策がしたくなり、久しぶりにこのスポットを訪れました。これまで二度ほどこの場所に訪れており、自然を身体全体で感じられる場所なのでとても気に入っています。その名は『響灘ビオトープ』。


〖参考〗撮影は快晴で日差しも強い日に行いました。が、現在各地で起こっているような酷暑の前に撮影されたものであることを記しておきます。


長い年月をかけて廃棄物処分場跡地にできた「響灘ビオトープ」、日本最大級のビオトープとして、平成24年度106日に正式オープンしています。


「響灘ビオトープ」のHPによりますと…  廃棄物の埋め立て後にできたデコボコの地形が、湿地や淡水池、草原などの多様な環境を生み、さまざまな生物が生息するようになったといいます。これまで、237種におよぶ鳥類や、284種の植物などが確認されているそうです。



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気持ちの良い環境に恵まれ、市民の憩いのスポットでもあります。共にビオトープ内を散策しているような気分でご覧いただければと思います。


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ゆっくり歩いているだけで癒やされます


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筆者がここを訪れる目的は、鳥類や植物の観察というよりはむしろ、専らこの環境の中を自然を感じながらゆっくり散策することなんですね。とても気持ちが良いし、良い運動にもなります。


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その日は日差しが強かったので、一時間程の散策となりました。途中にある見晴台でひと休みするのが楽しいひとときになります。


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少し休んだところでゆっくり散策を続けます


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ちょうどよい散策となりました。一緒に散策した気分になりましたでしょうか。こういう自然環境の中に身を置くことは心の休息になります。




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本の世界


錆びる心』桐野夏生著 文春文庫


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切れ味の良い筆致が特徴だと思っているこの作家の短編集…  全六編収録されていますが、あっという間に読み終えました。短編小説の面白さが詰まっています。


「十年間堪え忍んだ夫との生活を捨て家政婦になった主婦。囚われた思いから抜け出して初めて見えた風景とは。表題作ほか、劇作家にファンレターを送り続ける生物教師のを描いた「虫卵の配列」、荒廃した庭に異常に魅かれる男を主人公にした「月下の楽園」など全六篇」(本帯より)


それぞれ違った話を楽しめます。「錆びる心」は最後に収録されています。「魂の渇きと孤独を鋭く抉り出した短篇集」というキャッチフレーズが付いていますが、正にその通りで期待を裏切らない短編ばかりでした。


written by Seikou-Udoku

Posted at 2022/08/04 08:40:39 | トラックバック(0) | 散策... 読書... | 趣味

プロフィール

晴耕雨読と申します。 趣味を楽しみながら、日々暮らしております。 ブログは自動車に限らず、様々なことに関して書いてありますので、ご興味のある方はご覧頂け...
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