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さんちゃん?のブログ一覧

2025年08月21日 イイね!

和をもって貴しと為す──私の座右の銘

聖徳太子の「十七条憲法」。
第一条には、こう書かれています。

「和を以て貴しと為し、忤ふこと無きを宗とせよ」

これは、1400年以上も前に書かれた言葉です。
意訳すれば、
「人と人との和を最も大切にし、無用な争いを避けなさい。
人は誰しも自分の考えや立場にこだわり、道理に通じた者は少ない。
だから、ときに上に背き、下と同調し、正しさを見失うこともある。
けれど、上に立つ者が和をもって治め、下の者が睦み合うとき、道理は自然と通じ合い、どんなことでも成し遂げられるのだ。」

この言葉は、いまの時代だからこそ大切だと感じます。

テレビやネットの情報があふれる中で、私たちはつい「自分の考えだけが正しい」と思いがちです。
でも、和というのは「みんな同じになれ」という意味ではありません。
違いを前提にしながら、調和を生み、共通の道理を見つけ出す力。
これこそが、日本人の本来の強さではないでしょうか。

私はこの条文を、今の 座右の銘 としています。

対立よりも、和を。
感情よりも、道理を。
今こそ、1400年前のこの精神に立ち返る時だと思うのです。

――ところで、政治家の皆さんはこの精神をちゃんと勉強しているのでしょうか…?
Posted at 2025/08/21 20:11:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月18日 イイね!

スタビライザー(アンチスウェイバー)は“太さ”だけでは決まらない──リンク長と作用角の重要性

アメブロからの転載・・・

スタビライザーのセッティングといえば、真っ先に「太さを変える」という話が出ます。
確かに太くすれば反力は上がりますが、その効果は リンク長と作用角が適正であることが前提 です。

下の図をご覧ください。


「リンク長ひとつで、スタビの性格は変わる」




横軸:リンクの取付角度(静止位置)
縦軸:スタビの反力(トーションバーのねじれ量に比例)
実線/長破線/短破線:車高変化による基準位置の違い(0mm=ノーマル、-10~30mm=ローダウン)



スタビライザーは「太さや硬さを変えれば効きが変わる」というイメージが強いですが、実際には “効き始めるタイミング”を整えることが同じくらい重要 です。
ただ太くするだけでは、効いていない時から効き始めた瞬間までの “タイムラグ” が大きくなりがち。
その結果、初期ロールを抑えられず、遅れてから強い反発が立ち上がり、かえって扱いにくい挙動になることもあります。


逆にリンク長を適正化しておけば、このタイムラグは小さくなり、スタビはより素直に効き始めます。
結果として、太さの違い以上に「自然に効いてくれるスタビ」に仕上がるのです。

本来、スタビライザーはリンクの取付位置が作用移動角に対してほぼ90度で、初期から効果を発揮するよう設計されています。
しかし、車高を落とすとリンク上部が開き、スタビが本格的に効き始める角度が遅れる場合があります。

この状態で太いスタビに交換すると、初期ロールは抑えられず、ある角度を超えた瞬間に急激な高反発が現れます。
結果として、コーナリング中盤で急に曲がりづらくなったり、逆に唐突に曲がりすぎるなど、安定感を損なうケースがあるのです。

さらに言えば、リンク長や取付角度のセットアップは、「効き方が変わる境目」をどう扱うかでも大きな差が出ます。
これは裏を返せば、“あえて境目を利用する” といった応用もできる、奥深いセッティングポイントも存在するのです。

ここはセッティングの勘所であり、具体的な方法は伏せますが適正化すれば、太さ変更以上にクルマの性格を変える領域 です。

現在、Air Repair 調整式ショートスタビリンクVer2.1を開発中で、間もなく実走試験に入ります。





Posted at 2025/08/18 20:54:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月15日 イイね!

終戦の日──悲惨さだけで終わらせないために

今日8月15日、ニュースや式典では戦争の是非や「二度と戦争を起こさない」という言葉、”蛍の墓”のような映像が流れます。

でも、本当に大事なのは「あの時代、日本国民が一致団結していた」という事実を知ることだと思います。

それは精神論ではなく、資源や技術、情報を全国で共有し、有事に向かって動いたという現実。
今こそ、この“構造”を学び、現代の危機対応や社会の団結に活かすべきではないでしょうか。

真の歴史の記憶を失った表向きだけの反省はこりごりだ!

Posted at 2025/08/15 20:51:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月13日 イイね!

“異音”に気づく人、気づかない人──文化の違いがクルマを壊す?

アメブロの転載です・・・

皆さんは、クルマからの「違和感のサイン」に、どれくらい早く気づけますか?
私がAir Repairとして、国内外からiQのご相談を受ける中で強く感じるのは、“異常に気づく感性”には個人差があるということ─そしてそれは、単なる性格や経験の差ではなく、文化的・民族的な“感受性の違い”が関わっているのではないかという点です。



■ 虫の音は「騒音」か、「風情」か
たとえば、よく知られている話ですが、日本人は秋の虫の音に風情を感じます。
鈴虫やコオロギの声を「音楽」や「自然の声」として受け取り、季節の移ろいを感じる文化が根付いています。

ところが欧米では、これらの虫の声を「ノイズ」として捉える人が圧倒的に多いそうです。
聴覚に物理的な差があるわけではなく、「その音にどんな意味を感じるか」という文化的フィルターの違いです。



■ クルマの異音も同じことが起きている
この違いは、車両における“異常音”の捉え方にも直結していると私は感じています。実際、欧米のiQオーナーからのご相談の多くが「かなり深刻になってから」届くのです。

私から見れば「もっと早い段階で異常に気づけたはず」「その前に振動や音の違いがあったはず」と感じることばかりです。
しかし、オーナー本人は「気づかなかった」と言います。

でも、おそらく“感じなかった”のではなく、“意味を見出さなかった”のだと思います。

■ 感性は優劣ではなく「構造の違い」
これは決して、どちらが優れている・劣っているという話ではありません。
文化的な背景によって、“何を重要視するか”が違っているというだけのことです。

ただし、機械──特にクルマのような高速・高応答の乗り物においては、この違いがトラブルの深刻化や修理費用の増大に直結することがある、というのが現実です。


■ 日本人の感性は「整備力」になる
日本人は「音」や「振動」に非常に敏感で、それを“意味ある兆候”として拾い上げる文化を持っています。
その感性を活かせば、ほんのわずかな異音や微振動の段階で不調の兆しを察知することができる。

Air Repairが行っている整備やチューニングも、そうした“感性に裏打ちされたメカニズム”の上に成り立っています。


◆ おわりに
クルマの声は、小さな異音から始まります。
それを“ただのノイズ”とするか、“サイン”として受け取るか。

その差が、10年先の車両コンディションを大きく左右する・・・
Air Repairは、そんな感性と技術の橋渡しをする存在でありたいと願っています。



Posted at 2025/08/13 21:18:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月08日 イイね!

交換断念が救ったセッティング──RN1ステラのスタビリンクと潤滑の話

■ 交換作業スタート


※タイヤホイールを外した状態のタイヤハウス全景(スタビリンクが微妙に曲がった方

今日の午後はRN1ステラカスタムRSのスタビリンク交換に挑戦。
今回用意したのは、Air Repairオリジナル仕様の調整式ショートスタビリンクです。
車高ダウン量を前提にリンク長を仮定し、専用設計で製作しました。

■ 想定外の固着トラブル
作業を始めてみると、スタビ側のナットが強烈に固着。
ベルハンマーを吹き、バーナーで加熱し、エクステンションバーを使ってもびくともしません。
最後はナットをナメかけ、なめたナット緩め用ソケットでも全く動かず…。

ここで無理をすれば、リンクだけでなくスタビ本体や周辺部品にもダメージが及ぶ危険があります。
苦渋の決断ですが、交換作業は断念しました。

■ 交換しなかったことで気づいたこと




※RN1純正スタビリンクとAir Repairオリジナルリンクの比較

作業を中止したあとで取付状態を観察すると、ショックアブソーバー側の締結ネジ位置が、曲がりのある方も正常な方もナチュラルに合っていることが判明。
微妙な差はありましたが、ショック側のネジ穴の遊びで十分に調整できる範囲でした。

ここでハッとしました──。
今回製作したリンクは、車高ダウン量から“仮定”してリンク長を決めていました。
もしそのまま交換していたら、実測値と設計値のズレから、セッティングミスを起こしていた可能性が高かったのです。

つまり、固着で交換できなかったことが、結果的にミス回避につながったわけです。

■ ブッシュ潤滑だけで改善



交換は諦めたものの、スタビライザーブッシュにはベルハンマーを塗布。
ナイショにしていましたが、実はこのスタビブッシュ潤滑は、JAF公式戦ジムカーナのトップ選手たちがやっていた“裏技”なんです(明かして良いのかな…(;^_^A) もちろん私もやっていました→当時私はCRCやWD40を使用)。

施工後に試乗してみると、細かい雑音が消え、トルクステアもほとんど目立たなくなりました。
おそらく、ブッシュ摩擦の低減で左右のスタビ反応が揃い、片効き感が解消されたためだと思われます。

■ まとめ
今回は交換を断念したことでセッティングミスを回避し、潤滑だけで十分な改善効果を得られました。
作ったリンクは無駄になったようでいて、今回の経験が次の仕様作りに生きます。

この車高に合わせたリンク長を見直した仕様の是非も併せて、検討を続けたいと思います。
それまでは、静かになった足回りと素直なステアフィールを楽しもうと思います。

Posted at 2025/08/08 18:05:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   08/21 20:45
さんちゃん?です。よろしくお願いします。車好きが高じてサラリーマンをやめてしまいました。プロジェクトμさん、KYO-EIさん、TOMMYKAIRAさんの商品を上...
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