車の重量をパワーで割った数字、すなわちパワーウェイトレシオ。
小さいと、当然加速がいいですよね~
2tのボディに400馬力でパワーウェイトレシオは5
1tのボディに200馬力も5
500Kgのボディに100馬力も5
でも・・・
内容は全く違います。
それは何か・・・
慣性という物理の法則。
重い車で、加速力を上げようとすると、パワーを上げればいいですよね?
でも、重いと動体エネルギーが大きくなります。
重い大きなエンジン、大きなブレーキ、太く大経なタイヤ&ホイルにそれらを支える構造体。
すべてが大きく重くなります。
それぞれの部分の運動にも慣性が存在するので結果的に鈍重な動きになってしまいます。
(これは単純論なのでセッティングや運転の仕方である程度までは解消できます)
じゃあ、車体重量が軽いとどうか?
慣性も小さくてレスポンスがいいので最高♪
・・・とは言えないんです┐(´ー`)┌
一番の問題は外乱の影響を受けやすいんです。
路面のギャップで跳ねる、風の影響を受けやすい、滑りやすい路面状況でグリップ変化での影響が激しいなんかですね。
それでも、ヨーロッパでのヒルクライムレースで多く走っているのが軽量専用シャーシに日本製市販バイク(600cc~1400cc)のエンジンを搭載した競技専用マシン達
旧500風・・・形だけです
以前のこのタイプは、リヤミッドシップでカートみたいな感じの操作性でしたが、速くても挙動が激しくて見ていてもハラハラドキドキでした。
でも、今は4WD化されて本当の速さを身につけているマシンも・・・
こちらは市販レースシャーシFORMULA GLORIA C8P
こちらは、純粋にレーシングカーですね。
どちらも2輪用エンジンを搭載しています。
BMW S1000やSUZUKI 隼などノーマルで200PS前後、チューニングすればもっと!
この動画をみて、感じたのがさきほど書いた、外乱を含めたリスクが最小限に抑えられていること。
空力や足回りの煮詰めが完璧な事を計り知ることができますね。
私がiQをベースにした選択理由の一つがこの軽さ(と小ささ)なんです。
この軽さを元に如何に小さいパワーで運動性能を上げていくか・・・
それをずっと考えているんです。
結果的に、アウトローじゃなくても、能力の高い車が生まれるというわけなんですね。
私が、単純に乗りたい最終的な形は純粋な競技専用車(どのカテゴリーであっても)です。
競技ドライバーとしてだと当然の欲求?
(公道を走れる車はどうやってもパフォーマンスに無理がありますから・・・、速くてもナーバスだったり、軽ければもう少し・・・、と思ったり)
レース専用競技専用車だと、JAF戦のジムカーナでも走る場所がありますもんね(´∀`)
ブログ一覧 |
競技車両 | 日記
Posted at
2017/10/11 11:43:15