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イイね!
2018年07月11日

昨日はアバルト595コンペティツォーネに試乗♪

私のチューナーとしての心の師である「カール・アバルト」氏。

正確な直系は途絶えたものの、その息吹は引き継がれて今に生きていますよね。
会社を興す際、Aセグメント車での自社開発車両をと考え、日本の代表Aセグメント車であるトヨタiQをテーマ車両として選択しました。

そのクルマ造りのお手本になったのが、当時のアバルト500でした。
私の場合、真似るのではなく師と同じ二輪レーサー上がりの競技ドライバーという感性で街乗りコンパクトカーを如何に刺激的な乗り物に変えて行くか、と言ったところです。

今回、新しくなったハイパフォーマンスモデルである595コンペティツォーネマニュアルモデルを味あわせて頂き、今後の方向性を考えようと思ったのです。

だから、いつもの試乗と違い正装?でいきましたよ。



試乗した場所はアバルト名東さんです。






書類を書きなが私の自己紹介も含めて試乗目的もお伝えさせて頂きました。
営業担当の女性は、イタリアのイベントに参加したりサーキット走行を楽しまれたり、本当にアバルトが好きでこの仕事に就いているような方。

試乗車の準備を行っている間、ショールームにある4Cをチェック。









ミッドシップスポーツカーの中ではロータスと共に私の理想である4C、良いですね〜

ほどなくして「準備ができました」との声。

「エアコンをかけて室内を冷やそうかと思ったのですが、エンジン始動瞬間の排気音を聞いて頂こうと思いエンジンは停止させています」と憎いお言葉♪

そういう心遣いは初めてですよ!
本当にアバルトに対して愛情と誇りを持っているのだろうと感じましたね(^-^)。





内装はハードなモデルにも関わらず、おしゃれで尚且つやる気にさせられるもの。
流石です〜


国産車スポーツにないのが、競技ドライバーである私の本気ポジションに近いドラポジが標準装備状態で作る事ができるというところ。
ポジションを合わせる事が出来なければ、本当のインフォメーションを感じることはできませんから。

エンジン始動!
「ヴォロン!ヴォヴォヴォ...」
ブリッピングする・・・パタパタという感じの音が混じる
「ヴォーン、ヴォーン...」



らしい音...

ただ,愛用されている方には申し訳ないのですがY社在籍の経験がある私には少し抵抗がある排気音。

多分、パイプの分岐やバッフルに排気が当たった際の干渉音が大きいんですよね。これは私的には造りを変えたいところ。



少し車両周りを確認



まとまりのある佇まい。
実力のある車は後ろ姿に塊感があるんでよね〜



ブレンボのブレーキに17-205\40 84W ピレリPゼロ。

車両チェックの後、走行開始。
営業さんの計らいで好きなルートを走って良いと言われて、時折私がインフォメーションチェックに使うコースを走る事に。

車両チューニングの方向性が同じでAセグメントということで、直ぐに馴染むことができましたよ( ゚ー゚)( 。_。)

ストレートはパワーフィーリングと出力の特性を知る為に,一段高目のギヤでスロットルを踏み込んでみてブースト変化とトルク変化を確かめる。
うん、180PSは刺激的💖

交差点をクリアする度に自分の感覚とリンクして行く...
うん、この感覚...
ブレーキング、シフトダウン、ステアリングを切り込みターンを始める、スロットルオン、加速...
一連の事が全て私の意思(予想通り、希望通り)通りに行える。
吊るしの状態でここまでの動きを示してくれたのは、十数年前に峠でテストしたランチャデルタインテグラーレEvo2くらいです。

登りと下りの混在するコークスクリューを三桁手前の速度域でクリアできた吊るしの車はコレが初めてかも?

車格にしては重い車重と脚全体のセッティングが上手く取れているからなのだと思います。
トラクション抜けも皆無で、狙ったラインに確実にスロットルオンで乗せていけました。

ブレーキング時やフル加速時に、シフト操作とクラッチ操作の速さとタイミングを合わす事が出来れば、ターボラグを感じる事も荷重の抜けを感じる事もありません。

595コンペティツォーネ、完成レベルはかなりのものですね!
400万手前の車両本体価格でこの出来、これは絶対に買いですね!

でも、完成度が高い故に気付いた事をいくつか...

1:シフトレバー位置やストロークは申し分無いのですが、節度感というかカッチリ感が不足気味


2:クラッチストロークがありすぎる。女性でも扱えるように考えているせいかと思うのですが、切る繋ぐの僅かな時間ロスは、減速加速動作時の車体の運動に悪影響を及ぼしやすいんです。


3:足裏にブレーキの効きのインフォメーションが伝わらない。ブレーキ性能、過渡特性は文句無しな のですが、なんというかローターとパットの食い付き感が伝わらないのです。


4:マフラーの音、排気音量を大きめにしてパワーバンド域での音質はそれなりにやる気を出させてくれるもの。でも、管壁?消音器のバッフル?分岐部分?いずれかに排気ガスが当たる干渉音がブリブリという音になり排気音に混じっているんです。これは個人的好みがあるでしょうが、Y社出身の私には抵抗があるんです。


5:ギヤ比の合わないコーナーでは左足ブレーキを使うのですが使った際にスロットルが強制閉になるような感覚を覚えました。ここは私がオーナーではない故の不慣れな部分ででた現象であって欲しいですね。

以上の五点が私的残念ポイント。
通常の車ならば、気にしないのですが、この部分を感じる、という事は逆にこの車の造りの良さを証明するという事なんですね。

もし、私が手直しをするとしたならば、この五点ですね。

試乗が終わった後、営業さんから「貴重な体験をさせて頂きありがとうございます😊。595コンペティツォーネの能力を堪能しました♪」とお声を頂きました。お世辞でも嬉しいですよね♪

私も試乗でここまで楽しかったのは初めてかも...
営業さんに感謝しています。

帰りに我がAir Repair iQに乗った際...
”勝った(パワーでは負けますが)”と思ったのはここだけの話( ̄▽ ̄)
(まあ、それだけ手間がかかってますもんね)

Air Repair Rspec 市販バージョンオイルを投入して、前以上にフィーリングがよくなっているせいもありますが。私が絶大な信頼を置いていた、M社の最高バージョンオイルよりも良いフィーリングなんです。

ともあれ、楽しい時間と新たな発見が得られた試乗でした。
次は124?
それともあえてVitz ハイブリッド?(トヨタHVの考えを再考するため)

ブログ一覧 | 試乗 | 日記
Posted at 2018/07/11 17:37:40

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