2021年01月24日
1980年代のAMAスーパーバイクレースに観るライポジ
1980年代のAMAスーパーバイクレース・・・
スズキのW・クーリー選手、若き日のホンダのF・スペンサー選手、カワサキのE・ローソン選手。
ラグナセカのこのレースレポートは懐かしさがいっぱい!
極端な例ですが、”あいつとララバイ”に出てくるようなクリップオンハンドル装着車はいません。
理由はマシンの仕様と共に人間の身体の動きに関係あるのです。アンジュレーションが多くてスライドしやすいコースの特徴、市販車改造の純レーサーとは違うモンスター。
当時のフレームジオメトリーにクリップオンハンドル装着のようにポジションがかなり低くて上体の自由度が少ないと、スライドした時にスロットルコントロールしながら体をインに入れてハンドル修正を行う事がきついんですよね。
ダートトラックのマシンコントロール方法が基本になっているのもありますが・・・
バックステップも同じで、やたら後で上に上げたようなステップだと腰下で包み込むような押さえが難しくなるんです(ハイサイド手前のような挙動時に足が外れやすいんです)
2TKのFZR400Rの前は1WGのFZR400を使っていました。この時はOverのエキゾースト、バックステップ、クリップオンハンドル(メーカーは忘れました)、デイトナのステアリングダンパー装着車。
ラジアルタイヤに慣れていない事もあってよくこけました。けれども、一番の原因はライディングポジションとステアリングダンパーだったんです。
後に2TKに乗り換えてからなんですが、ステアリングダンパーは非装着、もともとレースベース車なので最初から1WGよりはより実戦的なシート、ステップ位置になっていたし、足回りもセッティング可能なものになっていました。
また、サーキットレースではなく公道系レースに進もうとした時期なのでポジションはそのままにしていました。
これが調子よくてこけなくなったんですよね。練習の成果もあったんですが挙動が掴みやすくて腰下でのコントロールがしやすかったんです。
エキゾーストもRC-SUGOのKITものからKERKERに替えてリセッティング。音も良かったけれどパワー特性も変わって乗りやすくなったんですよね。
E・ローソンがFZ750で1986デイトナ200で優勝した時/フルなので長いです。辻本選手や若き日のK・シュワンツ選手も出てきますよ♪
この間、新型カタナが気になるとブログにUPしたのはこのポジションに共感したからなんですね。重心位置に対してシート、ステップ、ハンドルの位置が良い関係にあるんです。
旧カタナのハンス・ムートデザインは秀逸ですが、ライダーとして乗りこなすという意味合いからするとちょっと・・・となるんですね~
今、身体が動くかどうかわからないけれど時折乗りたくなるんですよね。MTBを降りたからかも知れないんですが・・・
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モーターサイクル | 日記
Posted at
2021/01/24 13:45:39
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