
水曜日の夜から木曜日の早朝まで名古屋市に雪が降りました。
どちらも、日のない時間の降雪です。
問題なのは、日中のお日様と低気温と路面温度。
木曜日の日中は日が差して日が差す場所の雪が溶けていました。
そして日が傾き始めた頃凍り始めて、未明から降雪。
金曜日の午前中には水曜日以上に積もっていました。
そして、金曜日の昼間も日はサンサンと照り、気温だけは低い状態でした。
そして溶けて、夕方からからは凍り始めました。
今朝の状態は?
私の自宅の近所の様子。
水曜日から降った雪が溶けて凍り、その上に木曜日夜の降雪。昼間溶けてそれがまた凍りついた状態です。
雪っぽい部分はまだ、歩いても滑ることはないですが、右の部分は完全なミラーバーンです。
時間は9:30頃、路面温度は想像していたよりは高いですが-3.6℃という確実に凍る温度。
日陰の部分にはこういった場所が多く存在していて、ドライ路面からいきなりこのような場所に遭遇したりします。
これはまさに自然の作り出す罠!
これに対処するには周囲の状況から予測するほかありません。
丁度、いま2018WRC第一戦ラリーモンテカルロが行われています。
有名なSisteronのナイトステージの様子。
世界トップレベルの運転技術を持つドライバーと、究極の4WDシステムと専用タイヤを持つWRカーでもこの有様・・・
我々市販車(それも実用車)で普通の運転技術だとどうなるのでしょうか。
無知&自然現象を甘くみる人のなんと多いことか・・・
というのをニュース映像や実際に目撃したりします。
昨日のブログにも書きましたが、如何にその状況をイメージすることができるか、そこにかかっています。
私のiQはセミレーシングタイヤが装着されていて雪&凍結路では普通ラジアル以上に危険です。
LSD(リミテッドスリップデフ)が装着されているので、完全な普通車よりは走破性は高いですが・・・
(走れても停止能力が極端に低くなります)
周囲の環境や天候も読むこと、本当の安全運転というのは、観察眼と応用力が必要になってくるんですよね。
そこがラリーと共通していることなんです。
モータースポーツには興味がないから関係ない・・・
そんな事はないんですよね。
自動車関連会社が、巨額の費用を投入して活動するにはPR効果以上に、様々な現場でしか収得できない経験&データーが存在するからなんです。

Posted at 2018/01/27 12:23:45 | |
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自然 | 日記