さんちゃん？のブログ一覧

昨日、上海から戻りました。1カ月おきに行っていますが主にこのお店への納品と今後の展開を店長と打ち合わせをするためです。上海にはこのようなプロショップ的なものが殆ど存在していないようです。顧客は上海での若く成功した人、社長レベルが多いようです。客の車は圧倒的に欧州車が多くて車に興味がある人間は日本車ではなくてブランド力のある車に乗る傾向が強いようです。BMWなら5シリーズより大きいモノ（もしくはM）、AudiならA5より大きいモノ（またはRSシリーズ）、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギニ、ベンツならAMGやEの排気量の大きいものAudi-R8も多いな。とにかくブランドと大きい（大パワ－）モノが好きなようです。残念ながら日本車は多いけれど働く車的な用途で乗られている事が多くてチューニングやドレスアップの対象から外れるようです（ただEvo7以降のモデル、インプ、R35、Z33～なんかはステイタスみたい）。ただしブランド知識とお金は豊富でもパーツ本来の用途や効果なんかのソフト部分は全くないに等しいのが現代の中国沿岸部のニューリッチ層です。今回店に着くとスタッフと話す間もなくAudi-A5スポーツバック（RSエンブレム、アルコンブレーキ付）の客の一人がいきなり僕にインプレッションして、と話しかけてきました（断る間もなDrシートに座らされ・・・）。どうやら僕のジムカーナ動画を見た人のようです。ドキドキの初めての上海市内へGO！です。高性能ブレーキの性能、タッチやパットの鳴きの事等々理由を説明しました。30分ほど適当に走り、店に戻りスタッフと話をすると、実はこのA5はチックチューンだそうです・・・。RSにしては？の部分が多かった訳が解りました。器用さだけは素晴らしい中国人だとあらためて見直し（？）ました(~_~;)。この写真に写っているカップル、彼は2008年C200コンプレッサー（バルドのエアロ付）彼女はスマートに乗っています。その彼からもいきなり部品注文（マフラー、ブレーキセット）です。この手の改造は若干苦手な僕ですがとりあえず頑張らなければ・・・。
いろいろ書きましたが信用さえ得られれば何とかなりそうな上海、しばらくジムカーナを続けながら上海人と付き合っていきます。