今スマホは、ほぼ生活必需品となっていますよね。
きっと近くで凝視しますよね~
当然ながら、目の色々な部分への影響もあるでしょうし、脳内で目からの情報を分析してアウトプットする能力にも影響があると聞いた事があります。
競技ドライバーとしてシーズンを戦っていたころ(スマホに移行する前の高機能ガラケーの時代・・・i-MODEとか)既に競技専門誌で問題視されていました。
1:まずは、視力低下。
これは、眼球内の筋肉が一点を凝視するために、凝り固まり視力の低下や老眼などと同じ症状を起こしてしまうということ。
要はものが見えづらくなることですね。
2:次に眼球を動かす筋肉が凝り固まって眼球移動がしにくくなる。
素早く対象物を目線で追うことができないので移動体に対してロストしやすくなる。
3:近くの平面しか見ていないので、脳内で目から入ってきた情報を元に3D化して手足など体に信号を送る能力が低下してしまう。
ドライバーは、目からの信号と車や外界から体全体に伝わる信号を、総合的に脳内で処理してアウトプット(手足の操作)させています。
我々競技ドライバーは(あ!今の僕は言えないか・・・)、それが成績はもとより、下手をすれば大きな痛手を被ることにもなりますから、日々その部分には気をつけています。
具体的なトレーニングやケア方法はあるのですが、それはまたの機会で・・・
無意識のうちに認知能力が低下し、操作速度が退化したらどうなるか・・・
無意識に危険運転をしたり、自分自身が気づくのが遅いのに相手が悪いと錯覚したり、となってきます。当然ながら、事故も起こしやすいですよね。
死亡事故は減っているけれど、物損事故は増えていると聞いたことがあります。
スマホの普及率と因果関係もあるとか・・・
とにかく、近場の距離感がないものへの長時間凝視は、運転者にとってよくありません。
休んで遠くを見る、目を動かして筋肉をほぐす等の簡単ケアだけは忘れないようにしたいですね。
2コーナー立ち上がりでオーバーラン気味からの振れ修正・・・
これは今の僕の全身全霊の能力を使いました。
LSDが装着されると、もっと旋回能力が高まるので、もっと的確な操作と反応速度の向上が必要でしょう・・・
速いマシンになればなるほど、チューニングのレベル(カスタムとは違います)が上がれば上がるほど乗り手にも能力が要求されます。
Posted at 2017/10/19 11:58:38 | |
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ドラテク | 日記