ご存知「るろうに剣心」の中で、奥義「天翔る龍の閃き」を師匠の比古清十郎が剣心に伝授したときの言葉の内容・・・
”死んでも良い”と思っている限りこの奥義を教えるわけにはいかない。またその気持ちがある限り出来ない。愛する人、仲間、大切なものの為に生きる(生きなければならないという)気持ちが心底なければ会得することは不可能
確かそんな感じで・・・
私の過去の経験で・・・気持ちの中でわかるようになって走りが変わったんですね。
二輪レースをやっていた時代・・・
死ぬ気で(気合で)いくぞ!みたいな心があった時に良く転びました。まあ、経験が浅かった時代でもあるんですが。
マカオを考える(夢はマン島)ようになってきて、公道ステージを考えるようになってきて(その頃はお世話になる人達が出てき始めた)、転倒しなくなったんですね。
限界の狭間の中で「意地でも走りきる。コケると・・・達が悲しむ。がっかりする。」という気持ちが頭の中で閃く感じでよぎるんですね・・・
これが、ある種の「領域」に入った事だと思うんです。
まあ、二輪は色々なゴタゴタや結婚とかがあって止める事になったんですが・・・
この動画の中のリカバリーはまさに「天翔る龍の閃き」のようなものだと思うのです。
”何がなんでも生き抜く”と心底思って(スキルがあった上で)はじめて身体が動き、マシンが言うことをきくんです。
四輪競技ではラリーを含めヒルクライムレースも危険な公道競技です。
これも同じですね。
目的は色々あるけれど「誰かの為に・・・、何かの為に・・・、~を喜ばせたい」これが一番の最終目的だと思うのです。
今の私の今のきもちは
「皆が何も知らずして馬鹿にしてきた車を輝かせたい。」
応援してくれた人達を裏切りたくない」
「壊すとAir Repair号には後がない」
「是が非でもコイツで走り続ける」
ですか・・・
だから、安直な「根性で・・・」「死ぬ気で・・・」という気持ちはありません。
絶対に生き抜く!何かしらの成果を持ち帰る!という気持ちのみ。
ただ、間違ったら死ぬ領域に入ることに対しては躊躇しませんが・・・
この間のMTBでの転倒骨折。
思い起こせば、寝不足疲れというのもありましたが、心根でこの気持ちが無くなっていたように思います。
真剣に、走る意義について意識をもっていれば、転倒しなかった筈・・・
唯一の反省点です・・・
今日は定休日なので休養をとります。
Posted at 2018/08/22 10:32:31 | |
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