今、イギリスで開催されているGoodwood Revival 2018。
クラッシックスポーツカーやレーシングカーによるお祭り的イベントレースで、引退したマシンたちがガチで争うイベントですね。
その模様が・・・クラスはRAC TT 。
いや、上手い!
一番速いとされているタイヤの引きずり抵抗の無い、0ステアコーナリングで走っています。
それで尚且つ、混走レース。
ほんとうに五感がフルに活動していてバランスが取れていなければ無理な走り方です。
旧いマシンで適度なグリップのタイヤ。
それを、高度なセッティングバランスとドライバースキルで融合させた走り方で、速く車に無理をかけないという理想型ですね
これは何のデバイスも無い、全体バランスが高い次元で取れているスポーツカー(スポーツするドライビングが必要ですから)でしか成し得ない技だと思うのです。
実は、非力な車でも軽い車体でバランスさえ取れていれば、このような走りは練習すれば可能なんです(^-^)
iQを私がテーマ車両に選んだ理由は、非力だけれど軽くて小さいから、振り回す楽しさが追求できるからなんですよ。
以前、JAF公式戦で乗っていたCT9Aランサーエボリューション フルN4規定車両よりも、乗っていて楽しくて、自然にムフフとなります。
この動画はLSDを組み込んだ直後のシェイクダウン映像です。
この時は、通常ラジアルのRE71R(5部山程度、後ろは2シーズン目)でした。FFのLSD付きなので前輪が引っ張るのですが、リヤも流れて行くんです。リヤが流れるとステアリング舵角を戻しながらアクセルを踏み込む。するとリヤの流れは止まります。
LSDが装着されていなくても、今組んでいる足回りでグリップレベルを落としたスポーツラジアル入門タイプを使えばブレーキングコントロールとステアリングの初期動作で0舵角に近い走りが可能になります。
グリップレベルの低いタイヤでの、0舵角ドライビングはタイヤにも優しくて、異常発熱が起こりにくく車への負担も少ないので自分が楽しむドライビングとしてはお勧めなんです。上手くなりますしね。
今、私はSタイヤ(セミレーシングタイヤ)を常に履かせた状態にしています。テスト走行に直ぐ行けるようにするためですが、やはり楽しさは少し落ちます。
(以前使っていたTOYOタイヤのT1Rがそういう面では良かったですね)
やはり、五感を使って若干低い速度域でコントロールを楽しむのが良いと思うのです。
ただ、パワーはそこそこでも、スロットルレスポンスやトルク特性、ステアリングインフォメーションやブレーキタッチはとても重要です。
私が車を触る上で重点にしているのがこの部分なんですね。
ちなみに私(Air Repair iQ/タイヤ、ブレーキ、足回りはCT9A時代からのサポートの流れです)が使っているメーカーさんは、エンジン本体関連で”Siecle”さん、オイルは私のオリジナルですが”Lubross”さんの協力製作、足回りは”ENNNEPETAL BILSTEIN”さん、ブレーキはProjectμさん、タイヤは”TOYOTIRES”さんです。
これらのメーカー様は、コアな私のiQに対して意見を取り入れてくれ、私の理想に協力してくれるなど本当に感謝しております。
足を向けて寝られないほど!
Posted at 2018/09/11 10:43:32 | |
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