もう定着した感のあるモバイルジャンプスターター。
それを見るたび4年くらい(?)前にあった出来事を思い出します。
当時、まだ日本では取り扱いするところが無いに等しかった頃、私は当時やり取りしていた上海の会社経由で少量ですが扱っていました。
中国は特定品目については持ち出し数量が決められている国。
その中にリチウム電池も含まれていました。
当然、持ち出しする際にその数量や容量は調べます。
そして、その規定を守ったパッキング(3台ほどだったかな?)を行い手荷物として出国審査ゲートに・・・
(他のバッテリーは別便で送付済み)
中国の保安ゲートの担当は公安です。
そこで荷物チェックで引っかかりました。場所は浦東空港。
バッテリーの持ち出しはダメだと・・・ナヌ!?
私「この個数までは良いとこのマニュアルには書いてあるじゃないか!」
公安娘「ダメ!没収!」
私「仕入れたものが何故没収だ!そしていつから運用ルールが変わった!?説明しろよ!」
公安娘「ダメ!没収!」
私「じゃあ置いていていってやるよ!その代わり代金を支払え!」
公安娘「・・・」
このやり取りが数回・・・
気が付くと、公安数十人に囲まれていた。
そして、そこの責任者らしい年配の公安が現れて日本語で・・・
年配公安「にこやかに・・・じゃあ、没収はしない。預かる。次に上海に来た時に事務所に来たら渡す。でも持ち出し禁止ね。」
私「なんだそれ!意味ないじゃないか!中国で使うもんじゃないんだから。わかった。さっきから言っているけど買い取れよ。勝手にルールが変わって代金を支払って最後に没収というのは筋が通らないだろ?それは泥棒、恐喝、詐欺とかわらないぞ。中国のレベルは未だ変わらずか?」
年配公安「にこやかに・・・中国共産党はお金は出さない。このままこの議論を続けるならば場所を変えるが良いか?」
私「( ̄◇ ̄;)」
・・・内心/数万の損で拘束されるのは逆に損だ。悔しい・・・ けれど逆らえない・・・」
私「わかったよ!くれてやる!ヤクザ国家が!」・・・捨て台詞・・・虚しい
年配公安「ε- (´ー`*)フッ 分かったならよろしい♪良い旅を♪」
私「( `皿´)キーッ!!」
約40分程度の話。
気がつくと周りに外国人はいず、公安だけとなっていたこの出国ゲート・・・
そのあと、ジャンプスターターの実績は芳しくなく、そこの会社ともやり取りがなくなったので消滅。
その後、市民権を得たようにあちこちで見るようになりました。
私のあの時のドキドキ体験はなんだったんだろ?
と、小型ジャンプスターターを見るたびにその出来事を思い出します。
(ほかにも3人組に追いかけられ拉致されそうになったり、因縁をつけられたり・・・上海定期訪問時代は色々ありました)
さて、iQのやることリストが増えてきています。
屋外なので今の時期は作業時間が短いので少しづつですね~
Posted at 2018/12/08 11:25:12 | |
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